最高の音で楽しむために!
ブラジル産メタル・バンドのフルレングス・デビュー・アルバム。メロディックでドラマティックなそのサウンドは、ヨーロッパのパワー・メタル・バンドからの影響が顕著ながら、勇壮なる叙情味を乗せた抜群の疾走感は、同系バンドの中でも随一と言えよう。
2枚同時発売されたミニ・アルバムのうちの一つ。バンドの王道とも呼べるパンキッシュな攻めナンバーから、切ない響きを持つコード・ワークも印象的なナンバーまで収録。振り幅はでかいもののクレイズらしさをそこに凝縮。ある種の潔さも感じる。
96年にイギリスで結成されたメロディック・メタル・バンドによる、3枚からなる企画盤。いわゆるベスト選曲の[1]だけでなく、2004年のライヴ音源を[2]に、その模様を含めた映像をDVDとして[3]に収録。過去と今を総括できる内容だ。
鬼才キース・ジャレットとの熱気溢れる共演が聴ける作品で、ワシントンD.C.におけるライヴとスタジオ録音をカップリングした傑作アルバム。上から読んでも下から読んでもLIVE-EVILというタイトル・センスもさすが!
遍く周りの音を養土とするトゥールの旺盛な雑種性と、シベリウスの懐郷、ラフマニノフの懐旧を同居させ、自らの感性の出自を音の形として手繰り寄せようという、“中央”に依拠せぬ場所で才気を発揮する俊英ならではの、ユニークにして清新な選曲のアルバム。
アニメ『ガンソード』のサウンドトラック。和太鼓集団・鬼太鼓座とのコラボレーションOP(1)、Hitomi、ユキコ(CV:雪野五月)による挿入歌(6)(16)、沖野俊太郎をフィーチャーしたED(23)、そして多彩なBGMがアニメの世界観をダイレクトに伝えてくれる。