自然の音としか思えない森の小鳥たちのさえずり。小川のせせらぎの音。果てることなく浜辺に打ち寄せる波の音。それらの自然音に隠されている自然音によるメロディを聴かせるリラクゼーション・ミュージック。心を癒す自然の音を作り再構成している。
かれこれ15年以上も前に放映されていた作品だが、BGMは古さを感じることがあまりない。対して、ヴォーカル曲には如実に“時代”を感じさせられてしまう。そんなヴォーカル曲ではあるが、最近、ドラマでの活躍が目立つ戸田恵子の歌声がいい味を出している。
イメージ・アルバム(全曲、原作者である大島弓子の作詞)と、84年春に公開された劇場版の音楽集(初CD化)のカップリング。劇場版のメイン・テーマは当時人気絶頂だったリチャード・クレイダーマンがピアノを弾き、主題歌はちび猫役の冨永ミーナ。
本田雅人の3作目は、なんとPONTA BOXとの共演による、アコースティックなジャズ・アルバムだ。すべて彼のオリジナルだが、やはりジャズ・サックス奏者としてもずば抜けた実力の持ち主だということを見事に証明している。PONTA#BOXの柔軟なプレイもさすが。