不思議系CGアニメのサントラ。収録曲73曲というとんでもないアルバムで、HALCALIが歌う主題歌2曲以外は効果音的な10秒程度の音楽が続き、音楽を楽しむという感じではないが、なんだかちょっと楽しい気分にはなる。でもゲーム音楽のサントラみたい。
以前発売されていたテーマ集&BGM集からの抜粋に新発見のバリエーション・テイクを加えた編集盤。新しく聴くキカイダー・ファンでもマニアでも楽しめる選曲や曲順が見事。特撮音楽最高峰の宙明節、新作CGジャケ、詳しいブックレットなど、すべて完璧。凄い!★
なんとイスラエル録音! 現地フィルを起用した、地球の起源をテーマにしたようなクラシカルなBGMだが、これはOVAのサントラなのである。どこか悲壮感を漂わすヴォーカル曲とともに、映像を期待させるリリカルな旋律が美しい。アカペラの女声の(8)には感動。
高音の美声による抜群のスキャットで知られたダニエル・リカーリのベスト盤。その昔某ファッション・メーカーのTVCMにコピー“クラシカル・エレガンス”とともに名曲「ふたりの天使」が使われたことを懐かしく思い出す向きは、もう40代後半のオジサンかな。
『無限のリヴァイアス』のスタッフによる、テレビ東京系メガトンネットで放映中のアニメ『スクライド』のサントラ第1弾。井出泰彰と酒井ミキオのテーマ・ソングもちろん収録されている。
2003年新春公開の韓国映画『猟奇的な彼女』のサウンドトラック。音楽はK-POP界のヒットメーカー、キム・ヒョンソクが担当。主題歌はシン・スンフンの「I Believe」で、F.O.H.による日本語テーマ・ソングも収録。
千葉県松戸市にあるバンダイ・ミュージアムのみで上映されている短編映画『機動戦士ガンダム MS-IGLOO』のサウンドトラック。音楽は大橋恵。主題歌「時空のたもと」のフル・ヴァージョンも収録。
“グローバル・スタンダード”という現実が生活のあらゆる場面に顔を出す今日。ハワイNo.1アーティスト、ケアリイ・レイシェルのこのベスト・コンピレーションから流れ出す“ハワイの時間”に浸れる瞬間はなにものにも代え難い幸福。
デビュー10周年を迎えたスウェーデン産メタル・バンドの通算7作目。さらにパワー・メタル色を後退させ、古典的ハード・ロックの美学に根差した曲作りが光る今作では、骨太なシンガーの活躍ぶりが素晴らしい。マニア注目の多数のゲスト起用も話題だろう。
テレビ東京系アニメ『ARIA』のオリジナル・サウンドトラック。アコースティック・ストリングス・トリオのCHORO CLUBとピアニストの妹尾武によるユニットが癒しのメロディを奏でてくれる。
世界でパティ・オースティンの名をビッグにしたのは、いうまでもなくクインシー・ジョーンズの「愛のコリーダ」の大ヒットである。この76年の作品がソロ・デビュー作で、抜群の歌唱力と表現力、さらには殆どが自作曲であるという才能も既に輝いていた。
ヴァイオレンス・カー・アクションで大ヒットを記録している映画『ワイルド・スピード』のサントラ。R・ケリー、リンプなどをはじめ、大物が勢揃い。リミックス・ヴァージョンも多数収録。
69年ロンドン・レコーディング盤。初顔合わせのオーケストラと録音されたという本作、小柄なルックスからは想像できないパワフルなヴォーカルとオケの圧倒的なエネルギーが渾然一体となった名盤だ。