知って考えようアジアのこと。祭礼と演劇、舞踊、人形劇、絵物語り…非日常を生み出す多様な民衆文化。本書は、国際交流基金の主催で二〇〇七年九月から十二月にかけて、一二回にわたっておこなわれた異文化理解講座「インド・神話と芸能ー神々を演じる人々」を再構成して編集した論集である。
インドを知りたい人のために。インド人とよいおつきあいをするために。インドでよいビジネスをするために。インドのマインドを知ること。心でわかるインド入門。
仏教美術とヒンドゥー美術を中心にイスラム美術まで、インド美術の変遷を克明に辿る。歴史的概括にとどまらず、インド美術の特質を視点に捉え、豊富な図版を用いてわかりやすく解説。
ガンジス川は氷河から生まれ最後は海に溶けていく。初めてインドに立ったときそんなことも知らなかった。もう7回目になったがインドは行くたびに発見をくれる。
激動のなかで、人々の生活はどのように変わったのか。衣や食、労働、結婚、出産などのあり方を分析し、その変化の要因と地域差、階層差を探る。
緑の革命は農村社会構造をどう変え、どのような地域的特徴と格差を生み出したのか。都市と農村の連動の中から、今後のインド農村の方向を見据える。
インドは複雑な国であり、多様性に富む国である。異なる宗教とカースト制度とによって縦横に分断された社会に生きる多彩なインドの人びとの姿。この国の一体性は何によってもたらされているのか。そのインド理解の核心に迫る。
19世紀の大数学者クラインの夢が実現!豊富なカラー図版をとおして、クラインの世界を丁寧にたどる、知的好奇心溢れる名著の完訳。
1962年以来、好評を博してきた初版・増補版を改訂し、引きやすく、読みやすい新組・新装丁で刊行。佛教の諸分野から厳選した解説項目3700、参照項目3500を収録。人名・寺名・地名・書名などの固有名詞のほかに佛教特有の器物・行事などを収録。思想一般の立場から問題とされる項目(例え版、愛・悪・死・聖など)を取り上げ、佛教の見解を整理して示す。