1915年、日本に亡命したインド独立の闘士、ラース・ビハーリー・ボース。新宿・中村屋に身を隠し、西欧支配からアジアを奪還するため、オピニオン・リーダーとして活躍する。しかしアジア解放の名の下、日本軍部と皮肉な共闘関係に入っていく…。「大東亜」戦争とは何だったのか?ナショナリズムの功罪とは何か。
大航海時代とザビエルらの世界布教がまきおこした全地球的規模の波動。文明の背後に伏流するキリスト教普遍主義やディアスポラの軌跡をインドの地に生きるユダヤ人たちの歴史から照らし出す。西欧の思想と文学を研究してきた二人の日本人の、思索行の軌跡。
インド英語を制する者は世界を制す!インド英語の「音」の特徴を徹底解説。15のビジネスシーン別トークをリスニング。聞く力をつけながら、インドの文化も分かる。
インドの台頭が注目されて久しいが、その外交は何を目的とし、どこに向かおうとしているのか。独立以来の外交を解説しつつ、停滞する対米関係の改善、中国との新たな対立点、周辺諸国との確執と協調など、その現在と近未来を明らかにする。あわせて日印関係にも課題を提起する。「高度な入門書」として書かれた本書は、現代インドを理解しようとする者にとって必須の知識と視点を提供する。
世界規模の出来事が明確に意識されるようになった近世。オリエンタリズム論や構造論的アプローチを批判し、ムガルと西欧の交渉の現場で、人々の思惑と行動が絡み合い事件が展開してゆく「接続」の有り様を丹念に解きほぐす。現在最も注目される歴史家の仕事を凝縮した一冊。
集中できない時代に、仕事と人生のコンディションを整えるため、没入する。
辛みと酸みが絶妙に調和したカレーをはじめ、世界中のグルメが注目する「チキン65」やチェッティナードゥ料理、ハイダラーバードの豪華なビリヤーニ、軽食ドーサやワダなど、本書では南インドの絶品メニューをあますところなく紹介します。
サブプライム危機、ソブリン危機の衝撃によるグローバル成長連関の変容を、各国の実態調査をもとに解明する。
インドに伝わる故事・説話を通して語る仏教入門。そこには生活に生きる智慧が光る。