深い哲学を述べた経典の真理の世界と菩薩行を説く。
国際化と伝統復興。ガンダーラ仏教美術など国際色豊かな文化を創造したクシャーナ帝国。バラモン教の伝統を復興し、インド古典文化を完成の域に導いたダプタ王朝。
相応部(サンユッタ・ニカーヤ)から、第2集「因縁についての集(因縁篇)」全10篇を収録。パーリ語原典を親しみやすい訳文で綴る珠玉の全集。
原始仏典の中にはブッダの生涯はほとんど記されていない。だが彼の死は、信徒にとって永久に忘れえぬ出来事だった。パーリ語本『大パリニッバーナ経』の中に、ブッダの死とその前後の事件が詠歎をこめて語られている。本書はこのパーリ語本を底本とし、サンスクリット本、漢訳本を参照して邦訳。巻末に周到詳細な注を付した。
ギリシア人やペルシア人の勢力を一掃してインド亜大陸を統一したマウリヤ王朝。その成立から崩壊に至るまで。アショーカ王碑文の全訳を収録。
カエサル、ネロら多彩な人物像の魅力横溢。無類に面白い歴史読物。
東洋哲学の世界的権威が、古今東西の“論理的思考”の構造を究明し、人類全体に通ずる新しい論理学の体系化を構想した、畢生の大著。
ブッダの宗教を支えたのはどのような人々か。数多くの仏弟子のすがたを、原典を駆使して描く、仏弟子伝の画期的な集成。
「ブッダ最後の旅」とは。故郷を目指し遊行の旅に出たブッダが出会ったものとは。涅槃への道程を描く、感動の完結編。
南アフリカのインド人社会のために誕生し展開された非暴力不服従運動(サッティヤーグラハ)。苦痛を敵に与えるのではなく、自ら身に受けることで勝利する闘争の精神と実際とは。
ブッダは、どのような生涯をたどり、どのような思想を語ったのか。本巻では、その誕生から覚りに至るまでを描く。
原始仏典のなかでもっとも有名な「法句経(ダンマパダ)」をはじめ、ブッダの教えに救いを求めた僧・尼僧たちの告白「テーラガーター」「テーリーガーター」、在家信者の日常生活の心得を説いた「シンガーラへの教え」、仏教王アショーカの詔勅、ギリシア王と高僧の白熱した討論として名高い「ミリンダ王の問い」などを解説。仏教興隆期の清新な勢いを感じさせる、聖典の数々。
様々な神々や神話・伝説に彩られた、二大叙事詩『マハーバーラタ』『ラーマーヤナ』とヒンドゥー教。逞しい想像力が生み出した豊かな精神世界。
喜びいっぱいのはずの赤ちゃんとの生活を楽しめないことに苦しんでいませんか。身体にも生活にも大きな変化が続く妊娠・出産期、うつや不安が起こることは少なくありません。産後うつに苦しむ女性、パートナー、家族や友人、医療関係者、周産期の女性にかかわるすべての方へ。