進出検討、事業拡張・経営管理高度化・人材マネジメント、M&A・PMI戦略、再建・撤退。アジア新興国に苦労している関係者必読!課題解決の視点やポイントを豊富なケースと経験をふまえて提示する。
“悟り”も“修行”も必要なかった!?縁起・空から唯識・密教まで、「大乗仏教の教え」があっという間によく分かる。インド仏教の誕生から滅亡までを丁寧に描いた仏教入門。
東は雲南(中国)、西はナガランド(インド)と国境を接するかつての「辺境」が今、空前の活況を呈しているー。気鋭のビルマ史家が二大文明に挟まれた小国の歴史をたどり、自ら旅して「アジア最後のフロンティア」の実像に迫る。アジアの「裏口」ミャンマー(ビルマ)を知るための必読書。
釈迦の誕生から教団・思想の成立、アジアに広がった仏教のようす、日本でのダイナミックに浸透した独特の発展過程など、釈迦の教えをベースに据えて、歴史・哲学・習俗との関係性にもふれながら、簡潔かつ丁寧に解説。
紀元前五世紀のインドで生まれた仏教。中国では布教に漢訳の経典が用いられたのに対し、日本は漢文のまま経典を輸入した。両国においてサンスクリットの原典は、ほとんど顧みられていない。中国は漢訳ならではの解釈を生み出し、日本では特権的知識階級である僧が、意図的に読み替えた例もある。ブッダの本来の教えをサンスクリット原典から読み解き、日中両国における仏教受容の思惑・計算・誤解を明らかにする。
インドの伝統が導く新しい幸せセラピー。
五世紀ごろにインドの学僧アサンガによって書かれた仏教の哲学文献ー『阿毘達磨集論』。サンスクリット語によって書かれたこの文献のほとんどは長いあいだ散逸し、断片が残っているに過ぎない状況であったが、近年の写本発見などにより、資料の全貌が明らかになりつつある。新たに発見された資料、そしてそれにもとづいて復元された原典はなにを物語るのか。インドからチベットへ、そして過去から現在に至るまでそれはいかに伝承されてきたのか。最新の研究成果にもとづき、『阿毘達磨集論』の原典・翻訳・註釈について多角的に論じる。
東京裁判でA級戦犯報告全員の無罪を説いたインド代表判事パル(一八八六〜一九六七)。その主張は東京裁判を「勝者の裁き」とする批判の拠り所とされ、現在も論争が続く。パルの主張をどうみるか。その背景に何があるのか。インド近現代史を研究する著者が、インドの激動する政治や思想状況の変遷を読み解きながら「パル神話」に挑む。
19世紀半ばのインドー英国は東インド会社と総督府を通じて植民地支配を強化し、インドの直接統治を進めていた。マラーター王国の高官の娘として生まれたラクシュミーは、インド北部ジャンシー王国のマハラジャと結婚し、王宮内に女性騎馬隊を組織して、政治手腕を発揮していた。夫の死後は幼い養子の摂政として国民の信望を集めていたが、マハラジャ不在のジャンシー王国を接収しようとする英国の圧力に次第に追いつめられていく。そして1857年、インド北部で起きた「インド大反乱(セポイの乱)」の波に、王妃ラクシュミーも巻き込まれていく…。
インド仏教には、自分ひとりで在家者の戒を受けたもつことを認める学派がある。諸学派の説を比較検討して実践面にも配慮した本書を使い、今からあなたも優婆塞・優婆夷!
古代インド哲学ヴァイシェーシカ学派の根本教典『ヴァイシェーシカ・スートラ』を、現存最古の註釈書をもとに読み解いた、はじめての現代語訳註。これまで難解とされてきた本教典を、チャンドラーナンダによる現存最古の註釈によって全篇を解釈。随所に訳者の補註・解説をちりばめ、今まで紹介される機会がなかったインドの実在論的多元論哲学の源泉が、その姿を顕にする。
居間は北か東に、夫婦の寝室は南西に、勉強部屋は南東に、最強の吉兆の植物はバジル。幸せになるためのインド5000年の智恵、風水環境学。
R.B.ボース。1915年、日本に亡命したインド独立の闘士。新宿・中村屋にその身を隠し、アジア主義のオピニオン・リーダーとして、極東の地からインドの独立を画策・指導する。アジア解放への熱い希求と日本帝国主義への止むなき依拠との狭間で引き裂かれた、懊悩の生涯。「大東亜」戦争とは何だったのか?ナショナリズムの功罪とは何か?を描く、渾身の力作。
ダルマーカラ(法蔵菩薩)の誓いが、南無阿弥陀仏という光の仏さまとなって、私へと届くいのちのものがたり。その光は、お坊さまたちの言葉を通して伝えられていきます。本著は、親鸞聖人が著された『正信偈』の中から、七高僧のうち龍樹菩薩、天親菩薩、曇鸞大師についてのご文を絵本にしたものです。