この本には、仏教についてここが知りたいと思うことを、実にわかり易く、しかも正確な学問的裏づけをもって説明されている。特に「大乗仏教」と「仏教の習俗」について書かれたところは、これまでのどの本より読み易くて面白い。仏教への、親切で有能なガイドに出会ったような喜びが得られる。
人間にとって真の健康とは何か。近代西洋医学の限界を補い、心身をトータルに捉えた医療体系として、新たな脚光を浴びつつある「生命の科学」。その理論と実践を平易に解説する。
サイババに会いにいった二人がつきとめた「アガスティアの葉の予言」のからくり。数千年前、ヤシの葉に書かれ、読みに来た人の運命、死ぬ日時まで記されているという驚くべき予言の真相とは。
全人生をインドの貧困と病に苦しむ人びとを癒すために捧げるマザー・テレサ。その活動のエッセンスを、地球大の視野から考え、ヒューマンな映像で生きいきと伝える。
女装をし歌い舞う、ヒジュラと呼ばれる人々-男でもない、女でもない。半陰陽だからこそ、性にも悩み迷う。家族を断ち、カーストを断ち、肉欲を断ち、独自の社会を形成する。それがヒジュラだ。-「彼ら」の世界へ入り、共に生活しながら、ヒジュラの謎を追い続け、その宗教性、歴史、カースト制、風俗を考察・探求した衝撃のノンフィクション。
古代インドの宮廷占星術師の手になる占いの書。森羅万象の異変から、吉凶を判断する前兆占い。異変の集成である本書は、他ならぬ当時の文化、そして宇宙の貴重な記録でもある。
インドやチベットに対する固定的なイメージを打ち破るソフト・フォーカス写真紀行。人間の存在の基盤にある永遠なる時間を見事に活写。
世界中で訳され愛されている最上の物語。人生の知恵の宝庫。愚かな王子たちが半年で賢くなったといわれる古代インドの寓話28編。
本書は、アジア5カ国(インド、インドネシア、韓国、タイ、中国)の経済・社会システムの現状について、経済構造、政治・行政並びに教育及び人的ネットワークの視点から詳細な比較分析を行い、日本の経済・社会システムのあり方と21世紀における世界の経済・社会システムの展開方向を考える素材を提供する。
いまこそ人類が必要とするインド5000年の英知。ヨーガとヴェーダーンタ哲学が解く宇宙意識への目覚め。
世俗と離欲の生活を七たび往復したというバルトリハリの箴言詩集と、豊饒なインド・エロチシズムにあふれるビルハナ恋愛詩集を収め、二人のロマンにみちた伝説と生涯の謎を描く異色のインド考。
唯一無比の大地で、めくるめく複雑多様な魅力と出会って。北はヒマラヤ山脈から南はインド洋、アラビア海にわたる広大な空間。遙かインダス文明から現在までの数千年の時間。そのなかで混然となった多種多様な民族・文化・宗教。インド亜大陸ならではの醍醐味に迫る、好評写真集の第4弾。