投資家に必要な資質って何?割安株はどうやって探す?魅力的な会社の見つけ方は?財務諸表はどこを読めばいい?市場の動きを読んで儲けるには?-インドの13歳少年が書いたバリュー投資のやさしい指南書。
旅行感覚で読む「仏教入門」!釈尊亡き後の権威主義化と平等主義復権の思想運動を振りかえり、仏教の原点「人間主義」を浮き彫りにする学びの旅をえがく。
インド都市部の市民運動を事例に、研究者の論争、活動家の主張、運動の展開を追うことで、「市民」であるとはどのようなことであり、そこではいかなる「政治」が展開されているのかを問う人類学。
本書は、『ディヴィヤ・アヴァダーナ』の説話群が、いかなる意図で形成され、どのように文献として編纂されていったのかを究明する。また、他の文献との比較を試みながら、説話の深層に秘められた情報を丹念に発掘することにより、一般民衆の仏教信仰の現実に光を当て、インド仏教の未解明であった部分に新たな輪郭を描く。
いまなぜ海外投資なのか、という理由にはじまり、さまざまな海外投資信託の種類や選び方、そして実際の売買方法や必要なコストにいたるまで、ていねいに解説。
探し物中毒の著者は、ある日、インドの謎の怪魚ウモッカの情報を入手、「捕獲すれば世紀の大発見!」と勇み立つ。ルール無し、時間制限無しの戦いが始まった。次々と立ちふさがる困難を砕き、著者は進む。地元漁民の協力を仰ぐための現地語学習、捕獲した時の移送ルートや鑑定できる学者の確保。ついに怪魚探しの秘密兵器を手にインドへ。しかしそこには予想を超えた展開が!奇想爆走ノンフィクション。
弁財天信仰、輪廻転生の思想などヒンドゥー教は、直接に、あるいは仏教を通して、意外にも古くからの日本人の暮らし、日常の信仰、思想に少なからぬ影響を与えてきた。本書は、世界四大宗教の一つでありながら、特定の開祖もなく、核となる聖典もない、いわばとらえどころのない宗教の世界観を日常の風景から丹念に追うことによって、インド社会の構造から、ガンディーの「非暴力」の行動原理までも考察する。
体が不自由なサミュエルは、12歳の中学1年生。なにをするにも車椅子が必要なサミュエルは、エマニュエルとガブリエルの小学生の弟の助けをかりて学校に通います。車椅子で通うのを受け入れてくれる学校は、サミュエルの住む地方では、1校しかありません。だから、片道4キロの道のりを車椅子で1時間15分もかけて通うのです。週日、車椅子を、前でエマニュエルが引き、うしろからガブリエルが押して通うという兄弟の学校への希望、将来の夢とは…。
インド洋からアジア太平洋までカバーする世界最大の統合作戦軍の実像に迫る。
秘めたる教えタントラの世界を鮮やかに描く。
七世紀のインドの僧侶は何を食べ、どんな生活をしていたのかー。唐の僧・義浄は、六七一年、戒律を学ぶために海路で天竺(インド)へ。留学先のナーランダー寺院で、インドの気候に即した現実的で健康第一な戒律が実践されていることに驚く。朝起きて一番にすること、歯みがきの方法、トイレのきまり、衣の着方、感染症対策を考慮した食事作法、客人の接待方法、葬式のきまり等。本書は、中国や東南アジアの風習とも比較しながら、当時の衣食住にわたる戒律の実態を報告した、第一級のインド留学レポである。
インドにおける数多くの「生まれ変わり型事例」を徹底的に調査し、前世を想起する人々の主張の“事実性”を科学的に検証。人間の転生に関する、多数のデータを収録した詳細な報告書。
マイクロソフト社やボーイング社、NASAなどでも取り入れられているインド風水を活用した婚活術。
一九一四年にカナダ・バンクーバーで起きた「駒形丸事件」。インド人移民の上陸が拒否され、多数の死者をコルカタで出した悲劇である。日本ではほとんど知られていない「駒形丸事件」であるが、この小さな事件を通して歴史を眺めると、ミクロな地域史からグローバルな世界史までを総合的に展望できる。移民史・政治史・経済史を融合させることで、インド太平洋からの新しい世界史像を提示するグローバルヒストリーの画期的な成果。
『東洋の理想』『茶の本』等の著作でアジアの、また日本の文化を顕彰した天性の詩人・岡倉天心。全身全霊で「美」と「愛」に憧れつづけて生き通した桁はずれな男の生涯をめぐる女性たちー九鬼隆一の妻・波津子、姪の八杉さだ、そして“宝石の声なる人”プリヤンバダ・デーヴィー。彼女たちとの秘められた愛と、天心の心の奥底に潜む「暗愁に閉ざされた牢獄」を描ききった評伝文学の傑作。
天から地から、いのちは輝きひびき合う。インドの聖人から日本の高僧、そして宮沢賢治まで、彼らの内にひらかれた、宇宙の根源から響くことばの風景とは…。本書は、神・人・自然を三位一体として生きた聖人たちの言葉を繙き、今日の社会に問われている人間の尊厳、自然との共生、信仰のあり方等、人間の根源的な問題を静かに深く見つめる。