古代インドの代表的な6つの哲学体系を総称して「六派哲学」という。6つの学派とは、ミーマーンサー学派、ヴェーダーンタ学派、サーンキヤ学派、ヨーガ学派、ニヤーヤ学派およびヴァイシェーシカ学派である。その6派哲学の主な教典をサンスクリットのテクストから翻訳(初訳を含む)、解説。
古代インドの医学と現代科学との融合によって開発された革命的療法「テレセラピー」の全貌。高名なインドの学者、バッタチャリヤ博士の開発した奇蹟の宝石療法を全公開。理論、治癒の事例、治療の実際を詳述する。
仏教は女性差別の宗教か?仏教経典の中の様々な表現をとり上げ、インド仏教、とりわけ大乗仏教における女性差別の問題を考える。
十二使徒のひとり、聖トーマスに由来する地名サントメは世界各地にある。南インドのマドラス市にもある。サントメの名に欧米人は殉教の聖者を連想し、江戸中期の日本人は、粋な縦縞「さんとめ」を思う。十二使徒の名が、なぜ南インドの地名に変身し、近世日本の「粋文化」を飾る木綿縞に転じたのか。舞台を江戸日本と、近世初期の南インドに求め、英蘭両海洋帝国の盛衰のドラマに、マドラスの歴史文化を探り、「さんとめ」縞の日本伝播を見る。
華やかな遊里を舞台に遊女と通人が繰り広げるお洒落な会話、恋の駆け引き。おかしくてちょっと切ない独り芝居、初めての日本語訳。
現代の科学技術文明は、遠からず衰亡する運命にある。我々は人類の存続をかけて、新しい世界観を学ばねばならない-。インドを旅し、インドの人々と出会い、その深い精神文化のなかに、我々の進むべき道をさぐる。
インドでお釈迦さまに出会った。カラー写真で綴る仏跡巡りの旅の感動。
古代からインドの王候貴族に愛用され、現在も愛用されつづけるググルは、今、世界各国の大学医学部、薬学部はじめ研究機関で研究が進められ、数多い文献や実績が発表されています。ググルの脂肪を燃やす効果で体にやさしいダイエット法を公開。
古代インドの宮廷占星術師が集成した前兆占い。そこに凝縮された、当時の文化、そして宇宙観。本巻では、占いの重要な下地をなす暦について、詳細な解説を付し、邦訳ここに完結。
女でもなく男でもない、聖にして俗、神につかえ、石つぶてを浴び、春をひさぐ者ーヒジュラ。混沌の大地インドに住まう第三の性が、瞠目の写真と平明な文章が形づくる空間のなかの実像を呼ぶ。