「富」を創造するだけではなく、これを生かすためには何が必要なのか。この本は、近代インド産業を発展させたジャムシェトジーのタタ財閥の興隆と理念、そしてその富をいかに社会に貢献させてきたかを、インド人ジャーナリストが情熱をこめて書いたドキュメント。
世界最古。イソップ、アラビアン・ナイト、グリム、今昔物語のルーツはインドにあった!いま甦る人類の知恵の宝庫!自分の死を命じる手紙を届けに旅立った少年の数奇な運命を描く表題作(他7話)。子どもから大人まで、手に汗にぎる物語。
こんな極寒の地でこのまま朽ち果てたくないー第二次世界大戦のさなか、ポーランド陸軍騎兵隊中尉だったラウイッツは無実にも関わらずソ連当局にスパイ容疑で逮捕された。苛烈な尋問と拷問の末、下された判決は25年間の強制労働。そしてシベリアの強制収容所へと送られた。意を決した彼は6人の仲間と収容所からの脱走を計画し、見事成功する。なんとかシベリアの原野を抜け、徒歩で一路南へと移動を始めた彼らだったが、その前途には想像を絶する試練が待ち受けていた!極限状況を生き抜いた男たちの、壮絶なるノンフィクション。
二〇〇八年四月十日ー。神戸市立王子動物園で、悲しい別れがありました。インドゾウの諏訪子さんが亡くなったのです。人間の年齢に換算すると百歳を超える、国内最高齢の六十五歳でした。終戦後の混乱期にタイから日本へやってきて、王子動物園の開園当初から神戸市民に愛された諏訪子さん。どのような一生をすごしたのでしょうか?神戸市立王子動物園の人気者だった、諏訪子の一生。小学校中学年から。
ユネスコ・アジア文化センター主催、野間国際絵本原画コンクール入選作。
シケイロスに魅かれてメキシコに住み、骸骨、スイカ、ピラミッドの絵ばかりを描いて暮らす異色の日本人画家のシュールで楽しい本。
ニューヨークで画廊を経営する著者の異文化との出会いの特殊な(体験)を、その宗教・民族性・美術・遺跡を紹介しながら、鮮烈なタッチで綴る。
人はみな、幸福になるように生まれている。いままで幸福でなかった人は、いまからなればいい。自分を不運だと思っていた人は、不運から脱出する方法をいままで知らなかっただけなのだ-。
世界最古。イソップ、アラビアン・ナイト、グリム、今昔物語の源泉。いま甦るインドの民話!恐怖に発したパニックが死の暴走に到る表題作(他18話)。あるときは鳥となって大空を羽ばたき、あるときは輪廻転生の世界を駆けめぐる。子どもから大人まで、心を揺さぶるファンタジー。
インド、コルカタ〜バラナシへ。生きるもの、死に逝くもの、ゴミの山、生きることにまっすぐな人々。写真集。
旅に駆り立てた心の底にある得体の知れない魂の正体を求めて、僕の旅は始まった。アジアの旅でその答えは見つかるだろうか。アジアを辿る心の旅。