本書は、外傷治療の正しい、確立した原則を基礎にして、診断法や治療法の歴史的、解剖学的、また生理学的基礎を概説。
各薬の説明が、大部分の場合に“適応と勧告”、“妊娠中の特別配慮事項”、“用量”、“副作用”、“作用機構”と“吸収と生体内変化”、そして“参考文献”からなる。“適応と勧告”において要約が示され、次の“妊娠中の特別配慮事項”においてこれらが詳細に述べられる。“用量”において使用法が、“副作用”において一般的副作用が説明される。“作用機構”を読むことにより副作用の発作機構がまた理解される。“吸収と生体内変化”中の特に薬の血中レベルと半減期は、薬の選択と使用法を決定する上で参考になる。