『オリンピック・マーチ』『栄冠は君に輝く』など、昭和の音楽史を代表する天才作曲家、古関裕而。明治42年に福島で生まれた古関は、銀行員時代に山田耕筰に認められデビュー。応援歌、歌謡曲から軍歌、オペラまで、生涯で5000にものぼる音楽を生み出した。彼はいかにして激動の時代に、国民から愛される数々の名曲を生み出したのか。妻・金子と共に歩んだ、その知られざる一生に迫る。
みるかはケーキやさん。ふしぎなスイーツはおまかせ!サーカスだんのきねんびに、「うきうき うちゅうスイーツ」をつくります。おとひめさまからのごちゅうもんは、「カムバックたまてばこ」。そして、びっくりドッキリ「サプライズ・バースデーケーキ」!みんなはどれをたべてみたい!?
生活、学校、家族、しして自分のこと。同じ思いのママをささえる「癒し」と「勇気」がいっぱい。
「自然は隠れることを好む」。ヘラクレイトスの謎の箴言から、25世紀にわたる西洋世界の自然探究が始まる。慎しみ深く身を隠す女神の真の相貌をめぐって、古代哲学から中世の神秘主義、ルネサンス以降の機械論的世界観からゲーテ、ニーチェやハイデガー、そして現代科学にいたるまでの人間の知が繰り広げてきた思索の営みの物語。フーコーの信頼厚かったフランスの古典学者アド、初の邦訳。
獣王と大陸間会合で再会することを約束し、獣国アービトレイを後にしたシリウス一行。会合の開催地であるサンドールに向かう道中に、魔物の群れに襲われる少女を救出する。まだ年端もいかぬその少女の背に、美しい翼があったー。母と生き別れてしまったという有翼の少女カレンを家族のもとに送り届けるべく、竜族が守護する故郷へ向かう。だが、その地で待っていたのは、命を散らす寸前の少女の母と、かつてシリウスと敵対し命を奪った相手の家族で…!?そして、シリウスは長き旅の中で苦楽を共にした愛しき少女たちに対し、己の決意を伝えるー異世界式教育ミッション、決断の第12幕。
離散的な遠心力を備える「戦争機械」の概念、進化論的な国家観を覆した「国家に抗する社会」という定理をはじめ、クラストルが遺した思想はいかなる現代的意義をもつのだろうか?訣別の予感の下でヤノマミ滞在を綴った「最後の砦」、未開社会における政治権力の構造を巧みに分析した「未開人戦士の不幸」ほか、人類学が真に政治的なものになるための一二篇の論考を収録。