EROSの越境者。自慰、近親姦、同性愛、屍姦、人形愛…あらゆる倒錯的性愛に淫するフェティシスト。アーモンド型の大きな眼と長い黒髪をもち、ハイヒールに黒いストッキングを身につけた女たち、その女たちの身体が分解され捻じまげられることで生れる肉体の花々-あのきわめて猥らで挑発的な絵画の秘密。アンドレ・ブルトンにその魔術的才能を熱讃された画家の死とエロスに彩られた狂気のドキュマン。
パパはまいにち10にんのこどものせわでめがまわりそう。ある日、ひとりでふねにのってたびにでることにしました。でも…、パパはたのしくありません。どうしてでしょう…。ヴリュッセル賞、サン・ポール・トロアシャトー賞、ドローム青少年図書展ピチョー賞受賞。
本書は、第二次大戦の忘れられた戦場「中国・ビルマ戦域」で戦った米陸軍航空隊、第10航空軍、第14航空軍の選り抜きの戦闘機乗りたちの多彩な物語である。
ユーザーフォームや標準で用意されている15個のActiveXコントロールすべてと、文字列操作関数、日付/時刻操作関数、Excel2002に新規追加された関数、その他の重要なVBA関数などを中心に解説。
親方・角栄さんは雑種だった!この世は弱肉強食、優勝劣敗、適者生存という修羅の巷。生き残りのために必要なのは、環境の善し悪しに左右されない強靭な雑種の生命力だーアスファルトジャングルを逞しく生きる早坂家の愛猫4匹を主人公に、世の森羅万象を取り上げ、痛快に斬っていく。しなやかに、したたかに生き抜く雑種の知恵がちりばめられた「猫の玉手箱」。
航空戦史上最高の撃墜戦果をあげたエースは、1941年から45年まで東部戦線で死闘を演じた、ドイツ戦闘機隊のパイロットたちから生まれた。エーリヒ・ハルトマン(352機撃墜)、ゲーアハルト・バルクホルン(301機撃墜)、そしてギュンター・ラル(275機撃墜)は、膨大な撃墜戦果のほとんどをソ連空軍から記録し、さらに6名が200機を越える戦果をロシア戦線で得た。彼らの乗機であったBf109戦闘機は「バルバロッサ」作戦開始からドイツ第三帝国崩壊まで戦い続け、第51戦闘航空団、第52戦闘航空団、そして第54戦闘航空団など、東部戦線に展開した主要な部隊はすべて、「エーミール」から「グスタフ」までの各型を使用している。本シリーズのメッサーシュミットBf109四部作、最後を飾る本書では、独ソ開戦からドイツ敗戦の日まで、ソ連空軍機と戦った多数機撃墜者ーエクスペルテンが、苛烈にして特殊な戦場、東部戦線でいかにして驚異的戦果を得たかを述べている。
アナール学派の誕生とともに始まった「新しい歴史学」は、『記憶の場』の刊行によって第一幕を閉じた。規範的で一元的な歴史叙述への懐疑からピエール・ノラは、現代フランスを代表する120名の歴史家とともに10年の歳月をかけて、「記憶と歴史」の関係を根本的に見直すという、壮大な試みに取り組んだのである。記憶としての「出来事」は、いかにして歴史的「表象」に転位されるのか。記憶と歴史の交錯と乖離を闡明せんとするこの挑戦は、歴史学の新しい時代を告げるものとなった。日本語版は、この画期的なシリーズの方法と射程はそのままに、全3巻にまとめあげたものである。第1巻には、「フランク人とガリア人」「カトリックと反教権=世俗派」「プロテスタント」「アルザス」など、フランスの主要な政治・宗教・地理的対立に関する論考を収録した。
「あなたの営業は、迷惑だ」自分を振り返りたくなったときの超対話術。
女として女を愛したビリティスの物語。遊び女として、詩人として、古代ギリシャに生きたと、ピエール・ルイスのいう“ビリティス”は、幻だったのか、実在したのか。-21世紀を生きる四人の女たちが全訳に挑戦した。ときにみずみずしく、ときに狂おしく、ときにはかない、女の一生。
国家か、市民か、民衆か。「流産した二月革命」に投げ込まれたプルードンが獄中から語る、ブルジョワジーへの激越な批判と、己が迷妄への痛切な懺悔。破綻しつつある中央集権思想を彼方より撃つ。
史上初のジェット戦闘機同士の空中戦が行われた朝鮮戦争。第二次大戦をうわまわる弾薬が消費され、地上軍が各地で一進一退の攻防を続けていた半島の上空では、MiG-15とF-86が航空史を塗り替えることになった壮絶な空中戦を続けていた。高空から襲いかかる獰猛なミグをF-86で迎え撃ちジェット対ジェットの戦いを征したエースたちを紹介。カラー塗装図/アメリカ航空部隊別敵機撃墜者氏名と撃墜数付き。
1944年7月31日。サン=テグジュペリ機消息を絶つー。その日、プロヴァンスの海へと消えた、銀いろの飛行機を見た少年。その日、サン=テグジュペリと同じ空にいた“友人”で“敵軍兵士”の男。半世紀後、ふたりはニューヨークで出逢い、…真実は語られた。いま明かされるサン=テグジュペリの最期。そして、彼が遺した言葉とは。
兄ピエールが語るジャック・マイヨール「自死」の真相。映画『グラン・ブルー』のモデル、J・マイヨールが2001年12月22日、74歳で自らの命を絶った。弟との交流やエピソードを語りながら、死に至った本当の理由を探る。
私は映画においてどこまで行くことができるのか、映画はどこまで私を受け入れることができるのか。カラー写真図版68点、モノクロ写真図版182点。
あめがあがって、いいおてんきになりました!ぜんそくりょくでペダルをこぎ、ボビーはのはらをつっぱしります。「にげろっ!いぬが、じてんしゃでおいかけてくる!」ともだちのボビーとはきづかずに、ちびねこグリがさけびます。
けさのピポは、こまっています。なんどかぞえなおしても、むれのひつじがいっぴきたりません。牧羊犬ピポの絵本。