すべてはゴダールからはじまる。かつてヌーヴェル・ヴァーグの中心人物であり、今もひとり天馬空をゆく活動を持続しているゴダール。その1950年から85年にわたるすべての評論・エッセイ・インタビューなどを網羅する二巻本全集。Iは批評家時代からアンナ・カリーナとの共作時代までを収める。
「主なる神よ、まことの十字架を還したまえ!」無垢の者の聖なる魂と祈り。フランスの天才作家の珠玉作品を名訳で贈る。
クリスマス・イブの朝、カロリーヌとゆかいな8ひきは、自分たちの貯金箱をこわし、大きなモミの木を買うことにしました。さっそくユピーとブムが代表でまちに出かけますが、ふたりが買ってきたモミの木は…。クリスマスなのに、ハラハラドキドキ。どうしていつも、こうなるの?すてきなプレゼント。カロリーヌとゆかいな8ひきの最高に楽しいクリスマス。
「話す、聞く」段階から「読む」段階への「整理」をしたフランス語参考書。平均的な基本文法事項を授業と同じ調子で説明し、練習問題にも詳しい解説をつけた初学者必携の書。
およそ進駐軍らしくない、マンドリンを携えた若きイタリア人将校、コレリ大尉。婚約者がいながらコレリに惹きつけられてゆく、心の強い、医師の娘ペラギア。無免許でも篤く信頼される医師、村のリーダー的存在であるイアンニス。ペラギアと婚約するも、戦争に参加、無垢な漁師からレジスタンスの闘士へと変貌するマンドラス。巨人のような体躯に一人倍繊細な心を持ち、誰にもいえぬ憂いを秘めたイタリア兵士カルロ。コレリ大尉らと出会い、「人生を楽しむ」ことを知るナチ党員ウェーバー。混迷の第二次世界大戦から泥沼のギリシア内戦、さらには大地震に見舞われつつも多彩な登場人物たちが半世紀にわたって奏でる、愛と人生の一大交響楽。イギリスの読者投票で、ガルシア=マルケス『百年の孤独』、ジョイス『ユリシーズ』、エーコ『薔薇の名前』とならび「20世紀の100冊」に選出された“定番”の一冊。コモンウェルス作家賞受賞作。
学校にカウンセラーが導入されたわけ。スクールカウンセラーの仕事ー五つの柱。思春期の子どもたちとどうつきあうか。不登校に取り組む。戸惑う教師とカウンセラーのサポート。今、子どもたちに必要なものは。
きょうからしんがっき!ユピーは、うまれてはじめてがっこうにきました。カラン!ガラン!はじまりのかねがなります。いそいで。おくれると、せんせいにしかられるよ。
性懲りもなく半世紀に亘って映画を撮り続けるゴダールを、性懲りもなくいつも/たまに見続けてきた人びとに向けて、性懲りもなく書き続けられたきわめつけのゴダール論集。特別付録に黒沢清インタヴュー。
量子力学の創設者の一人、ディラックによる、簡明直截かつ美しい一般相対性理論の入門書。巻末に訳者による「ディラックと一般相対性理論」を付す。
これは曽根にとって2000年のエラート録音以来2度目のものとなる。今回はSA-CDでの発売なので、そのせいか音質はよりきめ細かくなっており、前回よりもいっそう落ち着いた味わいが出ている。ライヴ録音のようだが、スタジオ録音と思われるほど会場は静かだ。
デッカの50年代から70年代にかけての名演が1枚1000円で復活した《デッカ・ベスト・プラス50》シリーズ。80歳を越えたモントゥーが味わい深い「運命」と「田園」の演奏を聴かせる。
90年代のガールズ・ポップ・ブームで人気を博した井上昌己のベスト・アルバム。「恋が素敵な理由」ほか、胸キュン・ポップスが満載。《ゴールデン☆ベスト》シリーズの1枚。
2ndフル・アルバム。先行シングル「Sweet?」や『paint pops』収録の「アリバイ」「微熱」「合鍵」を含む11曲入りで、哀愁歌謡にポップさを加味した独自の世界が展開される。
MCU(KICK THE CAN CREW)、小泉今日子、竹中直人、トータス松本、浜崎貴司、MEGUMI、吉岡美穂など豪華アーティストが参加したチャリティ・シングル。「ウィ・アー・ザ・ワールド」を髣髴させる歌いまわしスタイルで高揚感たっぷり。
誰とでもどこでも楽しめる100種類のやさしいゲーム。
トコちゃんは、元気で明るく、ちょっとおっちょこちょいなろばの男の子。ろばのトコちゃんおえかきをします。あらら失敗しちゃいました。でも、トコちゃんはへこたれません。
本書は、当代きっての脚本家が書き下ろした、アインシュタインとひとりの女性を主な登場人物としたドラマ仕立ての作品である。舞台は中欧のとある都市にある古い建物の中の書斎。科学に不案内と思われる女性の質問に、アインシュタインもたじたじ。この書斎は魔法のドア付きで、ドアを開ければ、ある時は満天の星、またある時はニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン…。映画的ともファンタジー的とも思える、もっともやさしい相対性理論入門、科学入門の本である。