論理的な説明をこえ、自由で知的な作品を展開し続けたマルセル・デュシャン。革新的な作品の数々はもちろん、その思想や問題提起に触発され豊かな実りを生んだ芸術家はジョン・ケージら数知れない。「幸運にめぐまれました」にはじまり、「私は幸せです」に終わるこのインタヴューは、希代の芸術家の生き方と感情、創造に向かって生きた言葉で開かれている。なぜ作品制作を放棄したのか、ガラスを使うというアイデアはどこから生まれたのか、もっとも親しかった友人は…。複雑で簡明、常識的で崇高、不思議と明るく、あっけらかんとした生の展開を通して、ある高度な精神的態度が力強く貫かれていく軌跡。
第2次大戦に参戦した約30ヵ国の陸海空軍の軍装を270点ものカラー・イラストで紹介!ドイツの戦車兵やアメリカのパラシュート兵はもちろん、スペインの義勇兵やハンガリー空軍パイロットといった知られざる戦士たちの軍装も多数収録。当時の写真に着色した資料性の高いイラストで細部も忠実に表現。さらに日本版では解説を充実させ、これ1冊で第2次大戦の世界各国の軍装がわかる。貴重な歴史資料として、軍装ファン、モデラーは当然のこと、歴史研究者や服飾関係者、イラストレーターにとっても必備の1冊。
「ピエール・グレンディングよ!あなたはかの父の一人子ではありません…この文を綴る手はあなたの姉のものなの。そうなの、ピエール、イザベルはあなたをあたしの弟と呼ぶ身なのです!」由緒ある家柄グレンディング家の若き後継者ピエール。美しき母とともに優雅な田園生活を送る彼の前に、異母姉と称する謎の女イザベルが現れる。濡れるような黒髪とオリーブ色の頬をした彼女の不思議な魅力に取り憑かれた彼は、イザベルを救うため、母も婚約者も捨てて彼女とともに都会へと旅立つ。やがて二人は、運命の糸に操られるまま、闇の世界へと迷い込んでいく…。あの『白鯨』の作者が人間の魂の理想と矛盾と葛藤を描いた、怪物的作品。
芸術家が創造するとき、脳の中で何が起こっているのか?絵を凝視するときには、どんなメカニズムが脳の活動を支配しているのか?美的快楽というこの奇妙な、きわめて強い感情はどこから生まれてきたのか?人はそれを説明することができるのだろうか?長い間、芸術的創造は謎とされてきた。しかし20年ほど前から、神経科学と認知心理学の貢献により、その謎は深まるどころか、徐々に解明されている。脳のエキスパートであり偉大なコレクターでもあるジャン=ピエール・シャンジューは、あまり知られていない国内外の傑作をちりばめた本書の中で、われわれをまさに創造のプロセスの中心にある素晴らしい「哲学的冒険」に招待してくれる。
世界には60種類以上のビールがある。日本の銘柄のほとんどはこのなかの1種類!?知らないと損する、極ウマな世界のビールを「スマートにおいしく」楽しむための完全ガイドブック。付録:50音順INDEX、世界のビールが飲める店・買える店。
ある日偶然、著者は、自分の親戚一家をアウシュヴィッツに送り込んだ「密告」の手紙を発見した。それを書いたのは、近所の人のよい老婦人だった…。真実を追い求め世界で高い評価を得ている伝記作家が、ノンフィクションとしては書けない事実にぶつかってしまった。そして、初めて小説として書き上げたのが本書である。舞台は、パリ15区の一角。1軒の商店と1軒のビストロ、そして教会と1台のバスの中だけ。彼の追及は、占領下パリの「亡霊」を呼び起こし、平安に暮らす人々の過去の傷口をえぐりだしてゆく…。誰も書けなかった、ナチ占領下のパリの闇。『朗読者』とともに各国で話題騒然のモデル小説。
天気・太陽・月・クリスマスにまつわる80の妖精が大集合。妖精のすべてがわかる大図鑑。シンデレラや、眠れる森の美女、クリスマスの妖精の秘密もわかる。北欧神話、ケルト民話などで、ヨーロッパの文化に深く根づいている妖精たち。妖精の謎だった、背丈、すみか、生活、行動、エピソードなどがわかる絵本。
「どうせダメだろう」と何かをあきらめてしまったことはありませんか?まるで、チャーリー・ブラウンのようです。相手に威圧的な態度に出られて、すくんでしまったことはありませんか?ルーシーとライナスの関係にちょっと似ています。何でも人のせいにする人、不機嫌怒りっぽい人、自分中心でまわりが見えない人…。この本は、自分の性格や人との関係のことで、悩んだり、困ったり、振りまわされたりしたときに、力を発揮します。
北欧神話、ケルト民話などで、ヨーロッパの文化に深く根づいている妖精たち。妖精の謎だった、背丈、すみか、生活、行動、エピソードなどがわかる絵本。
ダンテ35歳の時、1300年4月8日(聖金曜日)から翌9日(復活祭)にかけて、詩聖ウェルギリウスに導かれ、地の底深く潜行した「地獄めぐり」の旅。
ビールであってビールではない、その多彩、多様な魅力を五感で味わう。
アリスは、淫らな秘密の書に耽溺した罪により、継母から「純潔教育」と称する容赦なき折檻を受けつづけた。そして、異常性癖の貴族との強制的な結婚は、さらなる地獄「貞操教育」へと彼女を突き落とす…。幻の傑作ポルノグラフィーを、ここに発掘紹介する。
あなたを愛したい。…カーニバルの喧騒渦まくスペイン・アンダルシアの古都セビリャ。恋の快楽をもとめるフランス人青年アンドレのもとに、一人の女からの言伝てがとどけられた。女の名はコンチータ。口もとに浮かぶ甘い微笑。眩暈のするようなしなやかな肉体。女との密会の場所に急ぐアンドレに旧知のスペイン紳士が耳打ちした。「あれは悪魔のような女です。」快楽に溺れながら、どこまでも堕ちてゆく甘美で残酷な愛を描く、フランス世紀末の詩人ピエール・ルイスの不朽の名作。
本書はシンプルでナチュラルなホリスティック・スキンケアの基本である。本書で紹介するのは、指圧とエッセンシャルオイルを組み合わせた簡単なマッサージ手順。1日ほんの数分間このマッサージを行えば、老化が始まるのを防ぎ、肌を保護してハリを与えることができるうえ、じっくり取り組めばシワも減らせるー高価なクリームも、高額なトリートメントも不要。6週間のプログラムにしたがって、レシピの章で紹介するナチュラルな美容マスクや美容液でスペシャルケアを。きっと他の方法では満足できなくなる。
本書では、さまざまな例をあげて、イタリア人がゼロから、あるいはマイナスの状態からどのように事業を立ち上げて成功したかを紹介する。女性も男性も、ここで紹介する人たちは、一人で仕事を始め、会社を興し、実績を作り、名前が知られるようになった。多くの人が、社会的に恵まれず、中には義務教育すらまともに修了しないままに、苦労して成功を収めている。-人口五七〇〇万人の国で法人登録が二〇〇〇万社。国民全員が社長の国・イタリアの底力。
生まれてから現在までの17歳の亜弥と3年前のデビューで出現し、一躍トップアイドルとなったあやや。あややの現象に反応し、さまざまな視点でとらえた評論家・小貫信昭氏による文章と彼女自身がストレートに発した言葉。過去・現在・未来、あらゆる角度から自在に“松浦亜弥”に迫る待望の一冊。
いいおてんきがつづきます。プフとノワローは、キャンプにいくことにしました。「しぜんはいいな!じゆうはいいな!」2ひきのこねこは、ごきげんです。「ぼくがみずをくんでくるから、きみはテントをたててよ」と、ノワロー。
ハーバード・ビジネス・スクールにおけるケース・メソッドの核心。プライベート・エクイティ投資の歴史的背景、その仕組み、投資活動に参加する主要な当事者の考え方、行動様式等を、各段階ごとにケース・スタディと解説で紹介。日本におけるプライベート・エクイティ投資の発展と将来展望を知るための必読書。