史上初のジェット戦闘機同士の空中戦が行われた朝鮮戦争。第二次大戦をうわまわる弾薬が消費され、地上軍が各地で一進一退の攻防を続けていた半島の上空では、MiG-15とF-86が航空史を塗り替えることになった壮絶な空中戦を続けていた。高空から襲いかかる獰猛なミグをF-86で迎え撃ちジェット対ジェットの戦いを征したエースたちを紹介。カラー塗装図/アメリカ航空部隊別敵機撃墜者氏名と撃墜数付き。
「話す動物」はいかにして組み立てられるか?人間と社会そして生命までが経営・管理の対象となる時代に、人間の成立ち、ことば、儀礼、コミュニケーション、法と宗教を根本から問う。科学主義の呪縛をとく「ドグマ的次元」への招待。
惑星アスポルクに到着した幽霊ミュータントたちは、ローダンの派遣したラス・ツバイやグッキーの追跡を逃れ、惑星を逃げまわっていた。だが、それは旗艦“マルコ・ポーロ”を乗っ取るための策略だった。ヒュプノのアンドレ・ノワールとキタイ・イシバシは旗艦の司令部要員を制圧した。そして幽霊ミュータントたちは、自分たちを苦境から救うかもしれない神秘的な巨大隕石を追って“マルコ・ポーロ”で飛び立ったが…。
ここはフランス東部のおもちゃ造りの町モルトフォン。雪の降るクリスマスイヴ、サンタクロースが殺された!死体の衣裳を脱がせてみれば、現れたのは見知らぬよそ者。教会では、聖ニコラの聖遺物が盗まれた。フランス革命時に失われた「黄金の腕」の宝探しがからんでいるらしい。おりしも町の舞踏会に可憐な娘シンデレラが登場したが、おとぎ話とくらべるとどこか変?フランスで愛されつづける「プロスペール・ルピック弁護士」シリーズ中の珠玉の一冊。
五感すべてを心地よく刺激し満たしてくれる、こんな素晴らしい酒はほかにない。その豊かな恵みを、ヨーロッパのワインコンクールで最大の賛辞を受けたワイン醸造職人が解き明かす。
生まれてから現在までの17歳の亜弥と3年前のデビューで出現し、一躍トップアイドルとなったあやや。あややの現象に反応し、さまざまな視点でとらえた評論家・小貫信昭氏による文章と彼女自身がストレートに発した言葉。過去・現在・未来、あらゆる角度から自在に“松浦亜弥”に迫る待望の一冊。
あめがあがって、いいおてんきになりました!ぜんそくりょくでペダルをこぎ、ボビーはのはらをつっぱしります。「にげろっ!いぬが、じてんしゃでおいかけてくる!」ともだちのボビーとはきづかずに、ちびねこグリがさけびます。
けさのピポは、こまっています。なんどかぞえなおしても、むれのひつじがいっぴきたりません。牧羊犬ピポの絵本。
生命科学の発達は、血液や臓器など「肉体の一部」が人体の外部で生きつづけることを可能にし、ローマ法で生まれ現在の西洋に受け継がれた、人間を非物質的なものとみなす観念を大きく揺さぶることになった。体から離れた部分はいったい何なのか、そして誰のものなのか。本書は、切断された他人の手を奪うというフィクションを考えるなかで、この観念の歴史的歩みを明らかにし、肉体をめぐる新しい法論理の道を追究する。
きょうはクリスマス。プフとユピーは友だちとパーティーをひらきました。ところが、モミの木にろうそくの火が燃えうつり…。白猫のプフと犬のユピーの絵本。
ブームとしてノストラダムスを読む時代は終わった。これからこそじっくりこの予言者=詩人と向き合わなければならない。とりあえず本国フランスでブームが過ぎ去ったあとのノストラダムス解釈がどれほどのレベルに達しているかは、本書が明快な見取り図を提示しているといえよう。著者のひとり、パリ第一大学で教鞭をとるエルヴェ・ドレヴィヨンは、17世紀フランスにおける占星術に関する研究で学位を取得した歴史学者である。その意味からも、信憑性の高いノストラダムス文献が乏しいわが国において、本書が信頼できるこのうえないノストラダムス入門書になることは疑いない。
データが示す究極のエコハウス。家の快適さを実際の温度測定値や電気代で証明。
詩人の書き記したものほとんどすべてを、断簡零墨にいたるまで一望のもとに置き、全体的読解によって「隠された同一性」を浮き彫りにする、「文学についての文学」にして「テーマ批評」の最も力強い試み。ヌーヴェル・クリティックの金字塔。
「帝国」の再興に心をくだいた、六世紀の偉大な皇帝ーユスティニアヌスは、世界の新たな統合原理となるキリスト教の教義論争に介入し、イデオロギーの統一にも情熱を注いだ。本書は、当時の政治・経済の枠組を解説しながら、ユスティニアヌス帝の法制・行政改革や宗教政策など、多彩な事績の全貌を示す。
全イベント&エンディングスチルに加え、由羅カイリによるキャラクター衣裳設定画をはじめとする未公開資料も多数掲載。