このおはなしはほんとうにあったことです。そしてこの本は、ジャンのように学校でぼんやりしている子どもたちのために書かれました。「学校でしっかりべんきょうしておけば、うるさくしかられなくてすむ。でも、今せいせきがよくないとしても、そんなにがっかりすることはない。あとになってとりもどせばいいんだ」ということを、この本ではいっています。
本書において、著者は、グアヤキ、グアラニ等南米インディアン諸族における《権威なき首長制》、その婚姻制度、言語活動、神話、過酷な拷問などの鋭い分析を通して、未開社会のあらゆる様相においてダイナミックに機能する《国家機械》の出現の阻止の動きを摘出し、またグアラニ族の思想に語られる《一なるもの》への拒否において、西欧の知を貫く《同一性原理》への能動的な反抗を見る。
この街には、西欧の豊かな町のどこよりも、ヒロイズム、思いやり、そして喜びと幸福があった。愛とヒロイズムの大型ノンフィクション!
「パリは燃えているか?」の著者が、マザー・テレサの国インドで体験した、愛とヒロイズムの大型ノンフィクション!
神話を語る。神話を描く。西洋の知と想像力を豊かに育んできたミュトスのモルフォロジー。
時代と社会のなかに甦える大作家の実像!あらゆる階層の典型を生き生きと描いたその芸術と生涯の全容を、時代への肉迫と精緻な分析によって歴史的必然の中に位置づけた労作。バルザック研究の第一人者が研究方法発展の新たな可能性を切りひらく。
甘美なる肉体をつらぬく恐るべき神の戒律の逆説性。クロソウスキーの代表作「ロベルト3部作」完訳版。話題の「ロベルトは今夜」収録!
大海をさまよう数十メートルの大海蛇、2本の角をもつニューギニアのカメ、18世紀のフランスを恐慌に陥れた“ジェヴォダンの野獣”、ツチノコの近縁にあたるアルプスのタッツェルヴルム、映画にまでなかったアメリカのビッグフット-はるか昔からひとびとの夢とロマンをかきたててきた神出鬼没の不思議な動物たちを追い求め、海に山に、南に北に、著者バルロワは飽くことなく探検旅行をつづける。ミステリ小説のスリルと冒険小説の醍醐味を味わいながら、読者は知らずのうちに未知動物学へのパスポートを手にすることだろう。
〈インドネシアでツチノコ大捕獲〉〈早大生、恐竜モケレ・ムベムベを求めてコンゴへ〉〈ネッシー探しにハイテクのメス〉〈中国の竹渓県で民兵が“野人”を射殺〉〈カナダの峡谷に恐竜の卵ゾロゾロ出現〉〈アルタイの秘境に幻の怪魚〉最近、日本のマスコミは、幻の生きものたちの話題で、大いににぎわっている。科学技術が高度に発達したこの現代に、未知の動物たちが生き残っている可能性はあるのだろうか?はたして、それらの正体は?フランスの学者バルロワが豊かな知識とあふれる情熱をもって書きあげた、世界の未知動物徹底ガイド!
「わたしにとって何より優先するのは喜びであり、絵とはまさしく喜びの源なのである」。女、公園、海…現代世界で最も人気のある画家、カシニョールが描く日本で初の画集、ここに完成!