毎日音楽を楽しもうという趣旨のシリーズのバッハ編。入門的なベスト盤だが、オーマンディ、ストコフスキー、ウェーベルン、エルガーなどの編曲によるオーケストラ版など、マニアのツボをくすぐる音源も収録されているところがミソ。
日本の歴史に深く関わる人物たちを中学英語で紹介。英語の勉強だけでなく、歴史上の人物の意外な素顔も一緒に学べる、楽しくてためになる本。
坂本龍一のレーベルからトリビュート盤が出て、再評価の気運が高まる英国の楽団のベスト盤。かつては“環境音楽”と称された口当たりの良い室内楽的なサウンドは、今なら音響派やフォークトロニカの元祖と言える。聴き流すことも聴き込むことも可能な一枚。★
80年代にカルト人気を博した英国産ミニマル楽団の作品を、当時交流があった/影響を受けた日本人音楽家(「Isle Of View(Music For Helicopter Pilots)」を除く)たちがカヴァー。“アメリカーナトロニカ”とでも呼びたい「Paul's Dance」の解釈に、三十余年の歳月が浮かぶよう。全体“かわいい”のは本家の人徳?
伝統を誇るレーベルが擁する歴史的名演から最新の話題盤まで、名曲名演を厳選した“RCAレッド・シール★ザ・ベスト”の1枚。何の気負いもなく、その名技を披露する巨匠の世界。
その偉大さゆえに、しばしば伝記作家たちにより誇大評価され、ゆがめられてきたピカソ像。それらをフランス美術界の精鋭P・カバンヌが、冷静に問い直し検証。実際に取材して集められた証言の数々、生き生きとした会話の再現により浮かび上がる、みずみずしい真実のピカソ伝。
フランソワ・トリュフォーの名作『大人は判ってくれない』の製作から2009年で50周年を迎えるのを記念したパッケージ・シリーズ。「あこがれ」「大人は判ってくれない」など、貴重な映像や音声も収めたファン必携の作品。
フランソワ・トリュフォーの名作『大人は判ってくれない』の製作から2009年で50周年を迎えるのを記念したパッケージ・シリーズ。「突然炎のごとく」など、貴重な映像や音声も収めたファン必携の作品。
分権制、連合主義、地域主義、相互扶助組織など、一九世紀フランスの情況から切り出された思想が、資本主義の一世紀半、「共産主義国家」の一世紀を経て、いま新たな重要性を帯び、注目を集めている。権力と富との集中を徹底的に拝して、相互保証組織を備えた小規模な集団が契約を通じて政治的な連合を作り上げるーアナーキズムの流れが受け継ぐプルードンの批判と構想、その精髄を抜粋し、テーマ別に編んだアンソロジー。
論文やレポート、日常の文章などを、自然な日本語で書くことを目指す教科書。
あらゆる音楽を並列して聴けるようになった現代、普遍性をもったスタンダード(標準)=本当の“古典”は何か。それを作り出そうという野心的なプロジェクト(坂本龍一総合監修)が“スコラ”であり、充実のブックレット+CD(音源はレーベルを横断して収録)全30巻が予定されている。第3巻はドビュッシー。その影響は、武満徹はもちろん、ブライアン・イーノやレディオヘッドにまで及んでいる、とする視点が新鮮だ。CD1枚分のみと音源が数少ないのは残念だが、むしろ選りすぐられたエッセンスとして聴くべきだろう。
「パリ、愛の歌 第2楽章〜永遠のシャンソン名曲集〜」
クレール・エルジエール
2009年9月16日(水)発売 RES-155 価格¥2,500(税抜¥2,381)
POS 4525506001147
歌詞、対訳、アルバム・曲解説付き
2009年度パリ録音
ジュリエット・グレコから絶賛された、その素晴らしい歌唱に是非触れて下さい。
■アルバム内容
永遠のシャンソンの名曲が、クレール・エルジエールのフレッシュで真っ直ぐな歌声によって、一層魅力的になりました。大好評の前作に続く第2弾では、お馴染みの「桜んぼの実る頃」、「パダン・パダン」、「ドミノ」、「群衆」といった大ヒット曲を、アコースティック・ギター、アコーディオン、ピアノ、コントラバスを中心にした絶妙なアンサンブルの元、素晴らしい歌唱で歌い上げます。
また日本ではあまり紹介されていない、シャンソンの隠れた名曲が収録されているのもセールスポイントです。
さらに今作には、お馴染みのアコーディオン奏者、ダニエル・コランに加えて、今年80歳になる伝説のアコーディオン奏者、ジャン・コルティが参加しています。
人生の様々なエスプリを伝える歌の数々を、心ゆくまで味わって頂けるアルバムです。
■参加ミュージシャン
Voix : Claire Elziere
Dominique Cravic (guitares, banjo, ukulele) ◆ Daniel Colin (accordeon, bandoneon)
Gregory Veux (piano, fender Rhodes) ◆ Jean-Philippe Viret (contrebasse)
Jean-Michel Davis (batterie, xylophone) ◆ Bertrand Auger (saxophones, clarinettes)
Jean Corti (accordeon) ◆ Fay Lovsky (voix, ukulele)
Kazutoshi Neghishi (sanshin) ◆ Yosuke Irie (shakuhachi)
レーベルの枠を超えた邦楽ベストの決定版“ゴールデン☆ベスト”シリーズ。“20世紀最後の正統派アイドル”と呼ばれた高橋由美子のベスト盤。ドラマ主題歌としてヒットした「友達でいいから」ほかを収録する。