1945年2月、ヤルタ会談にのぞんだルーズヴェルトは脳の小動脈での小さな破裂(アルヴァレス病)で精神は朦朧、肉体は完全に死にかかっていた。そのため、スターリンは会議を自己に有利な方向に運んでしまう。しかし、スターリンやチャーチルの脳の中でも同じ病気が進行していた。ケネディ(アジソン病)、ニクソン(強迫神経症)、フルシチョフ(躁鬱病)、毛沢東(老人性痴呆)など、世界の指導者がその在職中から、ことごとく重病人であったことを克明な臨床データをもとに説く、戦慄のレポート。
ボザール(フランス王立美術学校)の正教授であったバルタールが、「建築史」講座における建築理論講義を開講する際に編纂した教程であり、18〜19世紀の新古典主義建築思潮の典型的なイデーを表明。
優しいまなざしときらめく感性。現代フランス画壇を代表する人気画家。カシニョールの魅力がいっぱいの初の画文集。
イベリア半島北部、ピレネー山脈西端に広がるバスク地方は、古来より周囲の異文化の影響を受けながらも、きわめて独自の言語と風習を守り続けてきた。今また分離独立を訴える闘争に激しく揺れる「多国家間民族」バスク人の歴史と現在を、政治・経済・言語・民族学などの面から総体的に描く。
写真を見ながら精神分析の創始者フロイトの生涯がわかる、楽しいフロイト伝。
多くの敵と凄絶な論戦を繰り広げ、理性と信仰の妥協・調停を一切拒んで、苦悶の中から重い問いかけを最後の日まで発し続けたベール最晩年の哲学的・神学的論争文書の全貌。やがてライプニッツが『弁神論』を著わす原因となった「反楽天主義」の知られざる古典。
ダーウィンによって比類なき観察者と呼ばれた『昆虫記』の作者。勤勉な田舎教師から身を起こし、永住の地セリニャンのアルマスで遅すぎた栄光のうちに世を去るまでを、新資料を混じえて描く。決定版ファーブルの生涯。
若尾文子に代表される女性像の激しく突き進む力、妖しい官能の魅惑をめぐって、増村保造の作品世界に初めて本格的な探索のメスを入れた力作評論。
CI、交通広告、屋外広告、雑誌広告、新聞広告、POP、パッケージ、リーフレット、DM、カタログ、ノベルティー、TV-CFトータルなプロモーション展開をクライアント別商品別に編集。完全保存版。