いいかい、私は永久に作り続けるからね。最後になった作品の公開後、ヒッチコックはなお次作への抱負を語り、このようにしめくくった。本書は、生誕100年にあたり、彼が残したユーモラスな短文、スピーチ、自伝的な回想、インタビューなどをまとめたものである。
13年間にわたる地方巡業を終えてパリに帰還したモリエールは、一挙にその才能を開花させる。しかし、数々の傑作で人々を沸かせたモリエールにも、内には一座の女優達との問題をかかえ、外には狂信的な宗教集団との闘いがあった。時代をこえて我々を打つモリエール劇の秘密をさぐり、多彩な生涯を描き出す。
フランス人の書家が「楽がき」すると、日本の美しい言葉が絵になりました。
クリスマス・イブの朝、カロリーヌとゆかいな8ひきは、自分たちの貯金箱をこわし、大きなモミの木を買うことにしました。さっそくユピーとブムが代表でまちに出かけますが、ふたりが買ってきたモミの木は…。クリスマスなのに、ハラハラドキドキ。どうしていつも、こうなるの?すてきなプレゼント。カロリーヌとゆかいな8ひきの最高に楽しいクリスマス。
発明・発見は一夜にしてならず。時には失敗を繰り返しながらも、科学者たちは独創性を重んじ、やがて一筋のひらめきに達する。本書は、科学とはどういうものか、そして科学に携わる研究者がどのようにして成功を収め、一方どうして失敗や誤りを繰り返したのかを、自らの豊富な体験ならびに著名な科学者のエピソードを交えながら、わかりやすく描いている。
長いビジネス人生は、20代における仕事の仕方、過ごし方によって大きく変わってくる。初めての部下指導の方法から、上手な仕事のすすめ方、円滑な人間関係の技術、職場活性化法、リーダーとしての心得、自己啓発まで、アンチ・マニュアル指導で定評のある著者が熱く語る。
赤ちゃんを授かったママたちの体験集。あしたばくらぶ会員2000人の生の声も満載。
「日本人よ、今こそ挑め!これが究極の資産運用だ」気鋭の国際エコノミストが日本人に向けて資産運用の秘策を初めて解き明かす。
古代マヤで使われていた暦「ツォルキン」-この超越的な暦に登場する神々やマヤ数字で構成されたカードで、深遠なるメッセージを受け取ることができるのが、本書です。『マヤン・オラクル』のカードを手にすれば、自分がどういう宿命を秘めた人間か、これからどういう生き方をしたらいいのかが、わかってきます。大宇宙と古代の神秘を手元に引き寄せることで、あなたは癒され、励まされ、そして次元を超えた進化を体験することも、きっとできるでしょう。
芸術家が創造するとき、脳の中で何が起こっているのか?絵を凝視するときには、どんなメカニズムが脳の活動を支配しているのか?美的快楽というこの奇妙な、きわめて強い感情はどこから生まれてきたのか?人はそれを説明することができるのだろうか?長い間、芸術的創造は謎とされてきた。しかし20年ほど前から、神経科学と認知心理学の貢献により、その謎は深まるどころか、徐々に解明されている。脳のエキスパートであり偉大なコレクターでもあるジャン=ピエール・シャンジューは、あまり知られていない国内外の傑作をちりばめた本書の中で、われわれをまさに創造のプロセスの中心にある素晴らしい「哲学的冒険」に招待してくれる。
どんなに文字が上手でも、レイアウトが単調ではインパクトの強いPOPは作れません。本書は、誰もがかんたんにレイアウトできるよう、数種類のパターンを用意しました。レイアウトの技術がなくても、パターンに文字を配置して簡単な装飾をほどこすだけで、インパクトのあるPOPが出来上がります。
1876年、イギリスの若き海軍士官ロティは、地中海艦隊の一員としてオスマン帝国を訪れる。ヨーロッパ列強が中東における覇権を競いあうなか、落日のときを迎えようとしているオスマン帝国。そこで彼は、緑色の眼をした少女アジヤデに出会う。彼女はオスマン帝国の首都に囲われたハレムの女。「土地の精霊」アジヤデに恋したロティは、土地の青年の助けを借りて、イスタンブルの城壁の外に位置するイスラームの聖地エユップで、彼女と愛の生活を送るようになる。その間にも、オスマン帝国には戦争の危機が高まって…。オリエントを旅し、異国女性との恋物語を次々と著した、19世紀フランスを代表する植民地小説の大家ピエール・ロティの処女作。
1947年イタリアのフェニーチェ座で『トゥーランドット』他の上演でデビューを飾ってから、1965年ロンドンのコヴェント・ガーデン王立歌劇場の舞台までの17年間がマリア・カラスの全盛時代だった。彼女の一挙手一投足はつねにマスコミの称賛と非難を呼び、時に「牝虎」「気紛れなプリマドンナ」と言われながらも、成功への階段を登りつめる。だが、その遍歴のなかにこそ栄光の輝きと共に苦悶の呻吟があったのである。夫でありマネージャーだったメネギーニとの二人三脚と突然の離婚、海運王オナシスとの恋は世間の注視を浴びることになった。しかし、あのカラスが彼女をとりまく男たちの奴隷となり、称賛をえ、それを持続させていくための代償として、己れの身をけずり命を縮めるひとりの孤独な女としての姿は、本書に初めて明らかにされるものである。オペラをオペラとして蘇らせ、聴衆を夢と発見と熱狂の渦に巻きこんだ、今世紀の最も魅力的な舞台女優の知られざる素顔・情熱・ドラマがここにある。
まったく新しいハイデガー像。哲学は社会に超然たりうるだろうか。哲学と社会の関係の本質にラディカルに迫る。いっけん“社会的な政治”とは無縁に見えるハイデガーの「純粋哲学」の核心に、社会的な政治性を発見する「哲学の社会学」。哲学は、哲学的言説が社会的文脈に還元されることを何ゆえ断固拒むのか?「内在的読解」による、哲学の自己批判から、デリダ×ブルデュー論争の本質を明かす。
見事栄冠を勝ち取った合格者の手記に加え、試験制度の特徴、実務家インタビュー、その他科目別学習法など不動産鑑定士試験の合格情報満載。