同時代の文学者、哲学者、科学者たちとの出会いと交遊をめぐる回想を通じて自らの歩みをたしかめる自伝的交友録。作家の秘められた内奥を垣間みせる遺作。
メッサーシュミットBf110を装備したドイツ空軍「駆逐機」部隊は、大戦初期の侵攻作戦を空から支援し、電撃戦を成功に導く役割をはたした。しかしバトル・オブ・ブリテンで、Bf110の戦闘機としての限界を英空軍のスピットファイアとハリケーンに暴かれると、その任務を単座戦闘機に譲ることになる。その後、駆逐機部隊は重武装と長距離作戦能力を生かして、沿岸哨戒や地上支援任務に活躍。また、ドイツ本土では、米軍4発重爆相手に奮戦して、多くのエースを生んだ。だが、米護衛戦闘機の襲来により、昼間戦闘が困難になると、駆逐機部隊はついに消滅。搭乗員は夜間戦闘機部隊へ、またあるものは新編成のジェット機部隊へと移っていった。
本書は、社会心理学者が社会的な相互関係の複雑性を解き明かすために用いてきた理論や研究を、看護に沿ってわかりやすく紹介するものである。社会心理学者が日常の相互関係を分析し説明するために用いているツールをナースに提供し、そのことによってそうしたツールを看護の対人的な相互関係、最も重要なナースー患者関係だけでなく、ナース間の関係、ナースー医師関係をより効果的に発展させるために応用できる。さまざまな相互関係についての社会心理学者のこれまでの探求を紹介し、読者がそれと結びつけながら、看護を構成する健康とケアに関連する業務を考えていけるよう本書は構成されている。
およそ進駐軍らしくない、マンドリンを携えた若きイタリア人将校、コレリ大尉。婚約者がいながらコレリに惹きつけられてゆく、心の強い、医師の娘ペラギア。無免許でも篤く信頼される医師、村のリーダー的存在であるイアンニス。ペラギアと婚約するも、戦争に参加、無垢な漁師からレジスタンスの闘士へと変貌するマンドラス。巨人のような体躯に一人倍繊細な心を持ち、誰にもいえぬ憂いを秘めたイタリア兵士カルロ。コレリ大尉らと出会い、「人生を楽しむ」ことを知るナチ党員ウェーバー。混迷の第二次世界大戦から泥沼のギリシア内戦、さらには大地震に見舞われつつも多彩な登場人物たちが半世紀にわたって奏でる、愛と人生の一大交響楽。イギリスの読者投票で、ガルシア=マルケス『百年の孤独』、ジョイス『ユリシーズ』、エーコ『薔薇の名前』とならび「20世紀の100冊」に選出された“定番”の一冊。コモンウェルス作家賞受賞作。
既婚の女性編集者と若き格闘家の運命の恋-。鮮烈に生きた男女の8年間を描く著者初の本格恋愛小説。
アカザ・クリスティーの代表作として、またミステリー史上最大の問題作として知られる『アクロイド殺害事件』の犯人はその人物ではない-文学理論と精神分析の専門家バイヤール教授が事件の真相に挑戦、名探偵ポワロの「妄想」を暴き出し、驚くべき(しかし十分に合理的な)真犯人を明らかにする。「読む」ことの核心に迫る文学エセーとしても貴重なメタ・ミステリー。
メジャー・ファースト・アルバム『Roadmade』全曲+「Bell」「遠まわり」を収録。
柔道、テニス、野球、サッカー…君がしたいスポーツはなに。
高齢社会の今日、さまざまな心疾患を合併した患者に麻酔し、管理しなければならない麻酔科医・集中治療医にとっての貴重なリファレンス。
行動開始の好機をつかめず、大群内に潜伏すること久しい旗艦“マルコ・ポーロ”。その戦力価値の高さが敵の警戒をまねくもとになっていると判断したアトランは、ローダンに新作戦を提案する。旗艦で敵の注意をひきつけている間に、特別コマンドを乗せたコルヴェットを発進させ、これで分裂船団を追跡しようというのだ。ローダンはこの提案を承認、さっそく作戦は実行に移され、コマンドは分裂船団の追跡を開始したが…。
モリエール批評史・上演史の転回点となったL.ジュベの“新しいモリエール”観から、1960〜80年代・激動の時代を生きた“状況のなかの演劇”としてのモリエール劇へ、Y.コット、T.ガスリー、Y.リュビーモフ、A.エーフロスetc.の場合。
欧米のビジネスパーソンが職場や仕事の現場で、自分の意見をうまく主張するための心構え、テクニックを一週間で習得できるように書かれた画期的な実用書。ビジネスパーソンはもちろん、異文化コミュニケーションを専攻する学生、また国際ビジネスの場での活躍を目指す方にも必読の書。
天気・太陽・月・クリスマスにまつわる80の妖精が大集合。妖精のすべてがわかる大図鑑。シンデレラや、眠れる森の美女、クリスマスの妖精の秘密もわかる。北欧神話、ケルト民話などで、ヨーロッパの文化に深く根づいている妖精たち。妖精の謎だった、背丈、すみか、生活、行動、エピソードなどがわかる絵本。
何千年ものむかしから、人びとは、空を見るのが、大すきでした。『はるかなる宇宙』。その歴史とひみつは?この本で、調べましょう。
大むかしの地球は『恐竜たちの世界』でした。「恐竜」ってどんな生き物?どんな大きさで、どんな姿で、どんな生活をしたの?この本で、調べましょう。
今、この時を精一杯生きよう!そんなきみにエールを贈る青春小説決定版。
「どうせダメだろう」と何かをあきらめてしまったことはありませんか?まるで、チャーリー・ブラウンのようです。相手に威圧的な態度に出られて、すくんでしまったことはありませんか?ルーシーとライナスの関係にちょっと似ています。何でも人のせいにする人、不機嫌怒りっぽい人、自分中心でまわりが見えない人…。この本は、自分の性格や人との関係のことで、悩んだり、困ったり、振りまわされたりしたときに、力を発揮します。