デルフォイの神託から宮廷占星術師、ジョン・ディー、ロマノフ王朝とラスプーチン、ナチス幹部のオカルト信仰、そして冷戦時代の米ソ超能力開発競争…。有史以来、政治と戦争を裏面から支え続けたオカルティズムの姿をたどった初めての通史。
5000年前の男アイスマン、シュリーマンのトロイア発掘、旧約聖書の最古の写本、ヴィンランド地図、ツタンカーメンの呪い、エドガー・ケイシーとアトランティス…虚実入り乱れる古代の謎を、最先端の科学的調査と膨大な資料を駆使して解き明かす。図版60点収録。考古学博士と考古学ジャーナリストのコンビがおくる、正統派・古代文明謎解き本の完結篇。
マンガとキーワードで見る、知ったかぶりクラシック音楽の世界。
ちいさい頃から不思議なことが好きだった。不思議を体験したくてたまらない、中学・高校時代だったー現実主義者で、霊感もない私が出会った奇妙な出来事。なぜなの?わけはわからないけれど、それは何かを伝えようとしているみたいで、不思議に思いながら、恐ろしさを感じながらも、心惹かれていく…。不可解な夢のようでいて、どこかリアルな日常に触れている、掌編小説集。
マクロコスモス(宇宙)とミクロコスモス(人間)は、どのように照応しているのだろうか。人体を神の宮居、聖なる霊の神殿と観ずる秘儀の伝統は、忘却の危機にある。本書は、循環器系、呼吸器系、神経系を軸に、自我とその身体器官全般との関係について、神秘学的な観点から包括的に語った生理学の書。「人間は自分の本性から遠く離れてしまったので、自分自身を理解するためには、非常に遠い道のりを歩かなければなりません」。深い問題意識に貫かれ、粘り強い思考力と圧倒的な情熱が横溢するこの連続講義は、シュタイナーの医学、治療教育学を知る上で、不可欠の基本文献である。全面改訳決定版。
太陽、月、無数の星々-何千年もの間、人類が地上から見上げてきた宇宙の姿。しかし天界には、肉眼では“見えない”謎と神秘が潜んでいた。宇宙空間で見られる青空や夕焼け、オーロラのような現象、太陽系一〇番目の惑星(?)エクボ天体、ドレスを着込んだブラックホール、宇宙の影の支配者ダークマター、幽霊粒子ニュートリノー。さまざまな創意工夫によって、可視光以外の“見えない光”だからこそ見えてきたはるかに奥深い世界。ここ数十年の天文学の成果が一変させた、二十一世紀の新しい宇宙の見方を紹介する。
「インチキ宗教」や「エセ科学」がどんなにはびころうとも、これを知っていれば、決して騙されない!人間の心の奥底に響く極上の対論。
近年の麻雀戦術はいわゆるデジタル戦法が巷の主流となっている。そして、その対極に位置するのが理解不能な麻雀戦術を駆使するオカルト戦法であり、根強い人気がある。しかし、そのオカルト戦法はこれまで取り上げられる機会は少なかった。本書は日本プロ麻雀協会所属プロを中心に、オカルト的な戦術や格言を集約し検証・解説。オカルト戦法を実戦で役立てることが出来るようにと書かれた非常にユニークな一冊である。
ボサ・ノヴァの女王が“イパネマの娘”の大ブレイクを経た65年に吹き込んだ初めてのフル・アルバム。言うまでもなく、あの特有の浮遊感の絶頂期。腰骨が緩むような快楽が迫り来るこの雰囲気こそ、彼女を体験する醍醐味。原本通りのフォーマットで初CD化。