現代宗教学の基本文献である『宗教百科事典』より、エリアーデが生涯にわたって強い関心を抱き続けたオカルティズム、錬金術、呪術・魔術にかかわる36項目を精選。世界の一流執筆陣による決定版。
ちいさい頃から不思議なことが好きだった。不思議を体験したくてたまらない、中学・高校時代だったー現実主義者で、霊感もない私が出会った奇妙な出来事。なぜなの?わけはわからないけれど、それは何かを伝えようとしているみたいで、不思議に思いながら、恐ろしさを感じながらも、心惹かれていく…。不可解な夢のようでいて、どこかリアルな日常に触れている、掌編小説集。
三宮と清水麗一は高1からの親友同士。強い『霊感』を持つ清水は大学卒業後、探偵を始め評判も上々。一方刑事になった三宮は事件のことで清水に相談することも。ある日、新興宗教団体で起きた事件の捜査に同行した清水は、そこで美少年教祖・是清に「明日死ぬ」と予言される。その夜、三宮は清水に「抱かせもらえないかな」と言われ…。
5000年前の男アイスマン、シュリーマンのトロイア発掘、旧約聖書の最古の写本、ヴィンランド地図、ツタンカーメンの呪い、エドガー・ケイシーとアトランティス…虚実入り乱れる古代の謎を、最先端の科学的調査と膨大な資料を駆使して解き明かす。図版60点収録。考古学博士と考古学ジャーナリストのコンビがおくる、正統派・古代文明謎解き本の完結篇。
刑事の三宮は高校からの親友・清水麗一と身体の関係をもって以来、意識しつつも自分の気持ちがわからないままでいた。ようやくいいムードになったところで殺人事件発生。清水と捜査に向かった三宮は、事件の関係者である美貌の占い師・仰木が小学生の頃1ヵ月だけ同級生だったことを知る。更に、清水とライターの伊東が抱き合っているのを見てしまいー。
詩を読む怖さは、怪談を読む恐怖にどこか通じている。文体創造に挑戦する力業の新詩集。
占星術、妖術、白魔術、錬金術、ヘルメス神学…。隠秘の学知は、いかにして継承・総合され、ルネサンス思想宇宙の星雲を形成したか?豊饒なる渾沌の時代の深層を、膨大な原典史料を博捜しつつ生き生きと描き切る精神史研究の傑作。
豪華インタビュー満載!物語、人物、怪奇現象…『世紀末オカルト学院』に隠された数多の謎を徹底追究!スタッフ&キャスト対談や『ムー』編集部取材しょこたん描き下ろしイラストなど内容充実。
1999年7の月、空から恐怖の大王が舞い降りるー。長野県松代にある、私立ヴァルトシュタイン学院。通称「オカルト学院」。ある日、父である学長が亡くなり、オカルトが大嫌いな一人娘の神代マヤが学院を訪れるー。アニメ本編前夜、千尋が愛に目覚める第一話、JKがスーパースター(?)な第二話、こずえが“もえる”第三話、美風の知られざる過去が明かされる第四話、マヤと文明が新しい扉を開く第五話。“オカ学”初心者からマニアまで必見必読。シリーズ構成・水上清資氏を監修に迎え、脚本スタッフ全員参加+αの豪華オリジナル短編集。
不安な時代は人びとを孤独感・無力感に陥れ、短絡的な宗教に誘いこみ、さらに異常で危険な状態を生む。東西の哲学・心理学の総合化において国際的視点に立っている著者はこの現象を現世的・自己愛的世界の混迷という。その克服は物・カルマ(業)・欲望の支配を超えて、智恵と愛の神との一致を得る神秘体験、密教の真の目標・人間の真の霊的進化にあるとする。
19世紀、錬金術などの秘術でしかなかった「オカルト」は「再現可能性」と「客観性」という二つの公共性を獲得して「科学」になった。そして今、科学は極端に難解化して普通の人には理解不能となる一方、現代オカルトは「かけがえのない私」探しの魅力的なアイテムとなった。科学で説明できることとできないことは何か?科学で得られない答はオカルトによって得られるのか?人はなぜオカルトに走るのか?際限なき「原理への欲望」と「コントロール願望」という共通項から、「科学」とその影であり鏡でもある「オカルト」の関わりとゆくえを解き明かす刺激的論考。
古今のオカルト関係の美しい図版を占星術、魔術、錬金術などのジャンル別に布置し、そこに示されたシンボルの意味を丹念に解読するオカルト学入門の決定版。美術書としても第一級の価値をもつ名著。
UFO、宇宙人、ネッシー、秘境、ニューエイジ、超古代史論争、土偶=宇宙人説…。80年代、圧倒的な経済成長を背景にオカルトはテレビや雑誌などのメディアに取り上げられ、人々の心を引き付けていた。それらブームを具体的に取り上げながら、怪異現象の魅力を存分に描く。
波動に革命を起こし、波動の可能性を追求し、進化発展させた著者だからこそ、「波動とは何か?」は、さして重要ではないと断言する。「重要なのは波動に何ができるかだ」。特別付録「あなたの波動チェック・シート」。