久石譲が発足させたポップス専門オーケストラによるライヴ映像作品。2004〜2006年の間に行なわれた3つのコンサートを収録。30人に及ぶ女性コーラス隊や100人を超える大合唱団との共演など、スケールの大きいステージが堪能できる。
この写真集は、1960年代、女優としてモデルとして比類のないキャリアを確立しつつ、世界中の恵まれない子どもたちを救う活動も始めていたオードリー・ヘップバーンに敬意を表して、追悼20周年を記念して制作された。1960年代のオードリーの時代を超越した美とファッション界にインパクトを与えた装いを、この一冊に収蔵。貴重かつ最高品質の写真群。書籍としては初公開の写真も多数。デザイナー・映画関係者・友人・写真家らによるオマージュ(賛辞)やエピソード、オードリー自身の回想なども味わい深い。
美しすぎるオードリーを世界はどう描いてきたのか?日本版、アメリカ版を中心に、イタリア、フランス、スペイン、ドイツ、イギリス、スウェーデン、ポーランド、チェコ、ルーマニア、そしてオードリーの出生地ベルギーなどの美しいポスターを通じて、唯一無二のオードリーの世界に浸れるメモリアルな1冊。
モーツァルト唯一のオラトリオ『救われたベトゥーリア』
ルセ&レ・タラン・リリクによる決定打録音の登場!
歌唱陣にはピオーら充実の布陣
ルセ率いるレ・タラン・リリクがモーツァルトを録音しました。1771年、モーツァルトが15歳の時に書いた宗教劇『救われたベトゥーリア』です。モーツァルトによる完成された唯一のオラトリオ。台本は1734年に完成されたピエトロ・メタスタージオによるもので、モーツァルト以前にもヨンメッリらが作曲、さらにモーツァルト以降にはサリエリも1821年に同台本に作曲しています。モーツァルトはこの作品をアラゴナ公ヒメネスの依頼で作曲しましたが、この作品が上演されたという記録は残っていません。オラトリオといっても、オペラ・セリアを思わせるような作風で、冒頭の序曲だけとっても、15歳にしてこれだけの作品を作ったモーツァルトの神童ぶりにあらためて驚かされるばかりです。ルセとレ・タラン・リリクの見事な管弦楽による、天才モーツァルトの唯一のオラトリオの決定録音の登場です!
あらすじはユダヤ教徒の町ベトゥーリアが襲撃され、イスラエルの貴婦人アミタルは町の頭領オヅィーアに言い、包囲軍に屈服し、交渉し、人々の恐れを和らげるよう申し入れる。しかし、貞淑な寡婦ジュディッタが、敵の陣営に乗り込み、彼女の美貌に心を許し宴で酔い寝込んだ敵将の首を打って町を救うという物語。女性の貞節や勇気を象徴する主題で、バロック以降よく用いられ、広く知られていた物語です。華やかなアリアを受け持つのはソプラノのアミタル。ここではサンドリーヌ・ピオーがアミタル役を務めています。種族の長達、カーブリとカルミは物語の注進役。アルトが配されたジュディッタ役はイタリア出身のイエルヴォリーノ。ヘンデルからヴェルディまで幅広く活躍、あぶらの乗った歌手です。合唱はアクサンチュス。やわらかなアンサンブルで、物語を影になり日向になり支えています。(写真c Eric Larrayadieu)(輸入元情報)
【収録情報】
● モーツァルト:オラトリオ『救われたベトゥーリア』 K.118
サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ/アミタル)
アマンダ・フォーサイス(ソプラノ/カーブリ、カルミ)
テレサ・イエルヴォリーノ(メゾ・ソプラノ/ジュディッタ)
パブロ・ベムシュ(テノール/オズィーア)
ナウエル・ディ・ピエロ(バス/アヒオール)
アクサンチュス
レ・タラン・リリク
クリストフ・ルセ(指揮)
録音時期:2019年6月22-29日、7月1日
録音場所:ブローニュ=ビリャンクール、ラ・セーヌ・ミュジカール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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