テレビ東京で放映中の女児向けドラマ(+アニメ)『チョコミミ』の主題歌。原作は『りぼん』で連載中のオシャレ・コミック。元気な主題歌はチョコ役の寺本來可、ミミ役の増山加弥乃が歌う。森由里子の歌詞が飛ばしてる。幼く青い失恋ソングである「コイノオト〜ノートに書いたlove letter〜」は挿入歌。
映像派リドリー・スコット監督による一大歴史巨編。イスラム教とキリスト教が微妙な和平を保っていた時代のエルサレムを舞台に、十字軍に参加した若い騎士の心の葛藤と成長を描く。クライマックスの壮絶な篭城戦が圧巻!
最高の音で楽しむために!
バントック:オーケストラ作品集(6CD)
ハンドリー&ロイヤル・フィル
英国の作曲家、バントックといえば、後期ロマン派から近代の世代に属し、詩情豊かな旋律と独特の濃密な色彩感に彩られた音楽を書いたことで知られています。
代表作は何といっても、ハイペリオンからの発売当時に話題となり、この作曲家の知名度向上にも一役買った『ケルト交響曲』でしょう。バントックはロンドン生まれでしたが、ケルトやスコットランドの音楽の持つ独特の美しさを愛しており、作品にもそうした要素が色濃く反映されていました。6台のハープと弦楽オーケストラの織り成すこの世ならぬ陶酔的な美感は一聴の価値があります(試聴はこちら)。その他、メンデルスゾーンの『フィンガルの洞窟』で名高いヘブリディーズ諸島を描いた交響曲『ヘブリディーズ交響曲』もケルトの美しさを荒々しい自然描写を交えて描いて秀逸な傑作です。
ギリシャ文化にも関心の深かったバントックは、この方面でも傑作を書いています。チェロとオーケストラのための『サフィックの詩』は、メランコリックな音楽がとても美しく、ソプラノと管弦楽のための前奏曲と9つのフラグメント『サッフォ』も、いにしえの詩情漂う音楽が実に魅力的。一方、『異教徒の交響曲』では、ギリシャ神話のファウヌスとサテュロスを描いたといわれるスケルツォ楽章が強烈で、愉快な『縁日広場のフィフィネ』はトマス・ビーチャムのレパートリーとして人気があった作品です。
バントックの異国趣味がよくあらわれているのが、『破壊者サラバ』や『オマル・ハイヤーム』といった中東物でしょうか。前者は、悪魔オクバによって家族全員を殺され、復讐の戦いへと向かう男サラバが、最後には慈悲の心を持って敵を許すという筋書きに基づく交響詩で、後者は、11世紀ペルシャの天文学者で数学者で詩人のオマル・ハイヤームが遺した四行詩をフィッツジェラルドが自由な形で英訳し、それにバントックが付曲したというものです。
今回、ハイペリオン・レーベルからお得なセットとして発売されるバントック・ボックスは、これまでに同レーベルがリリースした6枚のアルバムをまとめたもので、バントックの残した作品の中でも傑作と呼ばれるものが数多く収められています。
【バントック・プロフィール】
マーラーやリヒャルト・シュトラウスとほぼ同世代の英国の作曲家、グランヴィル・バントックは、1868年8月7日、ロンドンの高名な医師の家庭に誕生し、1946年10月16日にロンドンで亡くなっています。彼は最初、化学や工学を学び、やがて父の命で官僚になるべく勉強をしますが、音楽への情熱はやみがたく、20歳のときにロンドンの王立音楽院に入学することになります。
同音楽院では、作曲と和声のほか、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、ホルン、チューバ、ピアノ、オルガンなどを学び、聖歌隊のメンバーも務め、さらに学内定期刊行物の創刊に尽力し、自身、ワーグナーに関する論文を寄稿するなど、多忙な生活を送っていました。そして1892年、同音楽院の和声科助教授となり、1898年、女流詩人へレナ・フォン・シュヴァイツァーと結婚、1900年、バーミンガム音楽学校長に就任、1908年からは、27年に渡ってバーミンガム大学音楽科教授を務め、その間、バーミンガム市交響楽団の設立に深く関わり、また、様々な作品を発表して注目を集めるなど、バーミンガムを拠点に活躍していました。
作曲家、教育者としてのほか、指揮者としても活躍したバントックは、英国にシベリウスを紹介した立役者の一人でもあり、シベリウスは感謝の気持ちを込めて交響曲第3番をバントックに献呈、さらにバントックの死後に設立されたバントック協会の初代プレジデントになっているほどです。
バントックは教養豊かで、神話や伝承、ケルト、中東、北欧、東洋など異文化への関心が高いことでも知られており、作品にもそうした傾向は強く現れ、幻想的でありながらもどこか親しみやすい繊細な美しさを持つ音楽が今もファンを魅了してやみません。
【収録内容】
CDA66810[69:17]
・交響曲第3番『キプロスの女神』(1938/39)[24:23]
・『ヘレナ』〜HFBの主題による管弦楽のための変奏曲(1899)[19:25]
・交響詩『ダンテとベアトリス』(1901)[25:00]
録音:1995年5月16,17日(デジタル)
プロデューサー:マーティン・コンプトン
エンジニア::トニー・フォークナー
CDA66450[73:30]
・『ケルト交響曲』〜弦楽オーケストラと6台のハープのための[19:55]
・『アトラス山の魔女』〜オーケストラのための音詩第5番[14:37]
・『海の略奪者』〜ヘブリディーン海詩第2番[03:44]
・『ヘブリディーン交響曲』[35:06]
録音:1990年8月21,2
Disc1
1 : バントック:オーケストラ作品集
Disc2
1 :
Disc3
1 :
Disc4
1 :
Disc5
1 :
Disc6
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この本はクラシックの名曲の中からバラードナンバーをセレクトしたアルトサックスの曲集です。ショパンやベートーヴェン等のピアノ曲や弦楽曲、またアメリカ民謡や比較的新しい曲等、幅広いクラシックの中から選曲しました。
この本はクラシックの名曲の中からバラードナンバーをセレクトしたトランペットの曲集です。ショパンやベートーヴェン等のピアノ曲や弦楽曲、またアメリカ民謡や比較的新しい曲等、幅広いクラシックの中から選曲しました。
最高の音で楽しむために!
バレンボイムの3度目となる幻想交響曲。シカゴ響の驚異的な合奏能力が十二分に活かされ、優雅さと豪壮さ、繊細さと迫力に満ちた演奏が楽しめる。ベルリオーズ編曲の「ラ・マルセイエーズ」も面白い。
『オーケストラ!』(DVD)
シュレスヴィヒ=ホルシュタイン祝祭管弦楽団
サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)
ダドリー・ムーア(ホスト)
ショルティの没後10年を記念してのリリース。また、今年はショルティがデッカへ初めて録音をしてから60年目にも当たるメモリアル・イヤーでもあります(初録音はベートーヴェンの『エグモント』序曲)。この2枚組DVDは、バッハやヘンデルから現在にいたるオーケストラの発展の過程をなぞる試みで、英国の公共放送であるチャンネル4で放送された番組のDVD化です。内容は、8つのプログラムで構成されています。
ホストにハリウッド俳優のダドリー・ムーアを迎えているのも注目。ムーアは映画『ファール・プレイ』(1978)や『テン』(1979)などで名高い俳優ですが、実は元々音楽学校出身のピアニスト兼作曲家です。ロイヤル・コート・シアターの座付き作曲家も務めていたり、指揮者としても活躍していたので、この番組のホストとして最適な人材といえるでしょう。演奏の質はショルティが保証。その上で世界中から集まった若手音楽家たちが、オーケストラや各楽器を紹介してゆくという、楽しい上に、学習にも最適なセットです。付録として、ドキュメンタリー「メイキング・オブ・オーケストラ」も収録。さらには、TVシリーズの音楽を収めたボーナスCD「ヘンデルからルトスワフスキまで」が付いてくるというお得盤です。(ユニバーサルIMS)
1・オーケストラへの招待
2・高音弦楽器
3・木管楽器
4・低音弦楽器
5・金管楽器
6・打楽器
7・ピアノ
8・指揮者
レーベル : Decca *cl*
色彩 : カラー
画面サイズ : 通常
信号方式 : NTSC
リージョンコード : ALL
組み枚数 : 2
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ビリー・ワイルダー監督による、パリの音楽学生とアメリカ人の大富豪とのロマンスを描いたロマンティック・コメディ。オードリー・ヘプバーンの代表作としても知られ、ゲイリー・クーパーの渋い演技も光っている。
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