女の子なら誰でも一度は彼女を夢見てた。オードリー・ヘプバーン、待望の写真集。
ちびっこトーマスは、げんきいっぱいの青いきかんしゃです。きょうはきかんしのたんじょうび。どんなパーティーするのかしら。トーマスだってでたいよね。ところが…。
ジェームズは、まっ赤なちびっこきかんしゃです。きょうはききゅうレースのひ。どんなききゅうがとぶのかしら。ジェームスはみにいきたくてたまりません。ところがせんろのめのまえに…。
現代吹奏楽界の大御所A.リードの作品を集めた佼成W.O.のアルバム。(1)のみこれまた大御所フェネルが振っている。演奏のイキの良さと完成度から、これは特に吹奏族に大いに参考になろう。ただ、録音も含めると、もっと曲の良さが前面に押し出されていたら。
「私の育った家にはどこかおかしなところがあった。隅々には影たちが息をひそめ、階段の上からは囁き声が聞こえてきたー」美しい少女オードリナは両親、伯母、従姉妹とともに古びた屋敷に住んでいる。しかし、オードリナは〈外の世界〉をほとんど見たことがない。この屋敷は隣の家からは十二マイルも離れ、彼女は学校にも行かせてもらえないのだ。屋敷は森に囲まれているが、森の中を歩くことも許されてはいない。この家には新聞も日付どおりにはやってこない。家のあちこちにある時計はとんでもない時刻を告げる。私(オードリナ)には自分の小さいころの記憶というものがない。この家のなかではなにもかもが奇妙に古び、住む人の感覚を狂わせるー。彗星のように登場し、人気絶頂のうちに急逝した〈ホラー・クイーン〉アンドリュースが贈る「暗黒の物語」ここに登場。
父親はオードリナを「まるっきり外の世界から取り残す」ように育ててきた。そして、父親はいつも死んだ姉のことを持ち出した。その姉の名もオードリナなのだ。「素晴らしい、特別なオードリナ」と父親は最初のオードリナをそう呼ぶ。だが、父親のその言葉にもどこか秘密めいたものが感じられる。そしていつも伯母の娘ヴェラは私は傷つける。しかし時は流れ、オードリナも森のなかに住むアーデンという少年を知り、新しい世界へと羽ばたいてゆく。アーデンと婚約指輪を交わし、遠くの町で結婚式を挙げた。しかしオードリナの秘密が明らかになるときがやって来た。幽閉された美少女の妖しい心象世界を描いて全米女性の支持を受けたアンドリュース衝撃の問題作。
はらぺこおおぐまが、やってくるぞ!ねずみくんは、どうやっていちごをまもったのか?
構造化技法には、情報モデル、構造化分析、構造化設計、構造化コーディングなどがある。この1つだけを使っても効果はあるが、システム開発の全期間にわたって、一貫した考えでこれらを使えば、いっそう効果は大きい。本書は、社内研修記録管理という分かりやすい事例を一貫して用い、各技法をシステム開発の局面ごとにどう使い、次の技法にどう橋渡しをしていくかを説明してある。しかも、ユーザーとの会話形式で物語風に展開しているので、各局面で何をすべきか、ユーザーとの関係をどうするかなどを、具体的に身に付けることができる。
「そこに山があるから」という名句で知られる不世出の登山家ジョージ・マロリーは、1924年、すなわちヒラリーとテンジンによる公式登頂より29年も前に、エヴェレスト(チョモランマ)の山頂に立ったのか。-山頂直下を「力強く」登ってゆく姿を別の隊員によって雲間から一瞬目撃されながら、そのまま消息を絶ったいきさつは、今もなおエヴェレスト登頂史上最大の謎とされ、人びとの胸に深く刻まれている。マロリーは1886年、牧師の子としてイングランド西部に生れ、パブリック・スクールで登山の手ほどきをうける。ケンブリッジに入学して歴史学を学び、画家グラントを通してブルームズベリー・グループのモダニズム芸術に親しみ、ジェフリー・ヤングと知り合う。登山家としても学者としても令名の高いこの理想主義者との出会いにより、山はマロリーにとって単なる気晴らしの一つではなく、人生の支配的関心事となった。1924年6月8日早朝、年若いアーヴィンとともに山頂目ざして第6キャンプを出発、不帰の人となった。本書は、「人間精神の不屈さの象徴」ともいえるこのエヴェレスト登攣のパイオニアの感動的な生涯を、豊富な資料をもとに甦えらせる力作である。