トップハム・ハットきょうはまっすぐ2かいだてバスのバルジーのもとへかけつけました。バルジーは、おおきなしっぱいをしてからというもの、のうじょうのめんどりごやとしてつかわれていました。「やあ、バルジー。もういちどはしってみるきはないかね?」トップハム・ハットきょうがこえをかけると、「あ、ありがとうございます!おれ、こんどこそりっぱなバスになってみせます!」バルジーはおおよろこびしてさけびました。
キキキキキ〜!とつぜん、きかんしがきゅうブレーキをひきました。せんろにひつじのむれがいたのです!「ほら、かきねがこわれている!きっとあそこからにげだしてきたんだ!」じょしゅがゆびをさしました。きかんしとじょしゅはマードックからおりると、ひつじたちをおいたてて、せんろのそとにだそうとしました。けれどもひつじはうごきません。
新しくソドー島にやってきたアーサーは一度も失敗のしたことのない完璧な記録の持ち主。ところがトーマスがいたずらをして…。きかんしゃトーマスの絵本。
イギリスの映画研究者が、これまでなされなかったオードリー・ヘップバーンとその映画を、インタビューを含めて、さまざまな角度から包括的に検討し、映画学の学生や専門家向けにまとめ上げたテキストが、本書の原書です。そのエッセンスを、広く日本の多くのオードリーファンが楽しみながら読めるようにするために、著者の了解を得て、力ある訳者によって仕立て直されたのが、この日本語抄訳版です。これまで日本人には気づきにくかった映画の持ち味やオードリーの変わらぬ魅力の理由が、イギリス女性たちの目を通して解き明かされることで、本書は日本のオードリーファンに、新たな視点と、より深い映画の味わい方、そして「真の女性らしさ」をあらためて考える機会を提供することになるでしょう。