“妖精”と称され、外国人女優の中でもっとも日本人に愛されているオードリー・ヘプバーン。「ローマの休日」の宣伝用写真撮影から始まったヘプバーンとの公私にわたる交流を通じて写真家ボブ・ウィロビーは膨大な数のヘプバーンの姿を写真におさめた。その秘蔵写真の中から選び抜いた魅力あふれる写真に、ヘプバーン映画を熟知する銅版画家山本容子が文と画を添えた。ヘプバーン写真集の文庫版は本書が初である。
アレグザンダー・ウォーカーは、ヒトラーによってずたずたにされたヨーロッパで、死と隣り合わせだった若い女性が、ニューヨーク演劇界とハリウッド映画界の双方を手中に収めることができた、非常に珍しい運と才能を克明に追っている。オードリーは家庭生活を心から望んでいたが、なぜかいつも逃していた。しかし、人生最後の数年間を飢えに苦しむアフリカの子供たちを助けることに捧げて、それを人生の目的にした。本書は綿密な調査と洞察の賜物である。真実のオードリー・ヘップバーンが、他の誰ともまったく似ていないスターが、今ここに姿を現わす。英米で版を重ね、25万部突破のベストセラーとなったものに、著者が新たに書き下ろした一章を加えた、最新決定版の翻訳。
オードリーの友人だった著者が見つめ続けた、銀幕の向こうにある真実の姿…。愛を求め、傷つき、やがてユニセフでの人道活動へといたる無垢な魂の軌跡。
こんな社長に出会いたかった!万人に勇気を与える青年社長の人生道。
本書は、クラウス・J・ゼンバッハが、洞察力に富んだ素晴らしい伝記に仕上げたものです。世界中の有名無名のカメラマンによるスチール写真、ポートレート、未発表のプライベート写真などを集めたこの写真集には、無垢な心で華麗に生きた彼女の魅力が溢れています。ページを開くごとに、オードリー・ヘップバーンという世界的スターが、カメラの前で、どれほど無邪気で自然体だったかを知り、微笑まずにはいられないことでしょう。そして、人々に愛され続けた彼女の内面的な魅力を知ることでしょう。