フジテレビ系の人気アニメ『デジモン』シリーズ4年目の新番組『デジモンフロンティア』の主題歌。シリーズではおなじみの和田光司の歌唱によるオープニング&挿入歌のカップリング。
北欧メロディアス・ハード・バンドのセカンド。ハロウィンにも共通するジャーマン・メタルに北欧ならではの哀愁のメロディを加味した、日本人好みのサウンドは、今作でますます輝きを増した感じ。若干、ヴォーカルが甘いがそれも御愛嬌として許せる範囲だ。
ソニー時代を総括するベスト・アルバム2枚組。目玉はライヴ音源(「サティスファクション」のカヴァーまで!)を収めたDisc-2。スカスカだけど、気恥ずかしくなるほどキラキラなワンダフル・ワールド。小西、高浪のほか、田島貴男によるライナーノーツにもニヤニヤ。
18世紀にマンドリン音楽の中心地として栄えたナポリで作曲された協奏曲集。当時はトレモロ奏法がまだ発達しておらず、現在の演奏とは違った雰囲気を醸していて面白い。イタリアン・バロックの大家シモーネが華やかさと優美さを兼備した佳演を楽しませる。
「アランフェス」を含むオーケストラの名曲を、ギター・デュオにアレンジして演奏している。かなり原曲に忠実で、高度な技巧を駆使しているが、たとえばかつての山下和仁のような突き詰めた使命感はなく、気軽に音楽を楽しめる点がいい。
デイヴィスやチック・コリアのシーンに参加し、マーカス・ミラーを育てたレニーの人脈結集のアルバム。プレイヤーとしても優れているけれども、レニーの本領はやはり辣腕プロデューサー技であった。俊英たちと作った面白味のある作品である。
昨年12月のクリスマス・コンサート“メリー・ピチカート”での音源で構成した初のライヴ盤。デビュー曲(2)や(6)(8)などのかつての代表作から新生ピチカートの真貴ちゃんのテーマ(7)や(10)までラテン〜ソウル風味を増したゴージャスなアレンジで楽しめる。