最後のデッカ録音から40年、グルダの軌跡初の集大成、CD41枚組+BDオーディオ
ベートーヴェンとビパップ、ドビュッシーとドアーズ、モーツァルトとマッシュアップ。一見不思議で、ありそうもない組み合わせに思えます。20世紀音楽界で最も奇抜な反逆者の1人、フリードリヒ・グルダはその点と点をつなげ、これらの全く異なる音楽の世界を結びつけることを生涯を通して行っていました。10代でデッカと契約し、そして行われた最初の録音には、その後最後までレパートリーに挑み続けるグルダの姿勢が示されています。
グルダがデッカに最後の録音(ホルスト・シュタイン&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とのベートーヴェン協奏曲全集)を行ってから40年、グルダのデッカ録音がすべてまとめられ発売されるのは初めてです。ベートーヴェンのピアノ・ソナタ(デッカ&Amadeo)、ドビュッシーの前奏曲集第1巻、第2巻、ラヴェルの『夜のガスパール』、エードリアン・ボールトとのショパンのピアノ協奏曲第1番、ソプラノ歌手ヒルデ・ギューデンとのR.シュトラウスの歌曲集、そして若々しい『ブルレスケ』など多くの画期的な録音が収められています。
ブックレット(60ページ)にはTed Distlerのライナーノーツ(欧文)、デッカ所蔵の珍しい写真、オリジナルLPカバーの複写が掲載されています。
CD41枚組。BDオーディオ付き。個々のCDは新規同一デザインの紙ジャケに封入。(輸入元情報)
【収録情報】Disc1
ベートーヴェン:
1. ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2-1
2. ピアノ・ソナタ第2番イ長調 Op.2-2
3. ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2-3
フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
録音:1954年2月、ロンドンDisc2
ベートーヴェン:
1. ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 Op.7
2. ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10-1
3. ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 Op.10-2
フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
録音:1955年9月、ロンドンDisc3
ベートーヴェン:
1. ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10-3
2. ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13『悲愴』
3. ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op.14-1
4. ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14-2
フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
録音:1957年10月、ロンドンDisc4
ベートーヴェン:
1. ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Op.22
2. ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 Op.26『葬送』
3. ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 Op.27-1『幻想曲風ソナタ』
4. ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2『月光』
フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
録音:1957年12月、ロンドンDisc5
ベートーヴェン:
1. ピアノ・ソナタ第15番ニ長調 Op.28『田園』
2. ピアノ・ソナタ第16番ト長調 Op.31-1
3. ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2『テンペスト』
フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
録音:1957年12月、ロンドンDisc6
ベートーヴェン:
1. ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3『狩』
2. ピアノ・ソナタ第19番ト短調 Op.49-1
3. ピアノ・ソナタ第20番ト長調 Op.49-2
4. ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 Op.53『ワルトシュタイン』
5. ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 Op.54
フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
録音:1957年12月(1)、1954年2月(2,3)、1958年9月(4,5)、ロンドンDisc7
ベートーヴェン:
1. ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57『熱情』
2. ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調 Op.78『テレーゼ』
3. ピアノ・ソナタ第25番ト長調 Op.79
4. ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調 Op.81a『告別』
5. ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90
フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
録音:1958年9月、ロンドン(1-3,5)、1950年11月、ジュネーヴ(4)Disc8
ベートーヴェン:
1. ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101
2. ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 Op.106『ハンマークラヴィーア』
フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
録音:1958年10月、ロンドン(1)、1951年5月、ウィーン(2)Disc
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フリードリヒ大王の宮廷音楽より
18世紀に活躍した4人の作曲家による高い技術を用いた室内楽曲集です。いずれもプロイセン王であるフリードリヒ大王の下で働いていました。
2つの旋律楽器と通奏低音で演奏されるヨハン・ゴットリーブ・グラウン[1702/03-1771]の代表作トリオ・ソナタ。弟のカール・ハインリヒ[1703/04-1759]は叙情的な作風で、外見的な派手さは少ないものの音楽の完成度は高く、当時も人気の高い作品であったと言われています。(輸入元情報)
【収録情報】
● ヤーニチュ:トリオ・ソナタ ト短調
● J.G.グラウン:ソナタ ハ短調 GWV Av:XV:20(ヴィオラと鍵盤楽器による)
● J.G.グラウン:ソナタ 変ロ長調 GWV Av:XV:46(ヴァイオリンと鍵盤楽器による)
● C.H.グラウン:ソナタ ハ長調 BWV B:XII:53(チェロと通奏低音による)
● F.ベンダ:ソナタ ハ短調 Lee 3.137(ヴィオラと通奏低音による)
● J.G.グラウン:グラウン:トリオ・ソナタ イ長調 GWV Av:XV:42
オーガスタ・マッキー・ロッジ(ヴァイオリン)
ジョージナ・マッキー・ロッジ(ヴィオラ)
エヴァ・ライメンストゥール(チェロ)
デイヴィッド・シューレンバーグ(チェンバロ)
録音時期:2019年6月
録音場所:ボストン、WGBH
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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THE WORLD IN 2022
未来へ漕ぎ出すための必携キーワード
さぁ、いまこそ未来を再生するときだ。パンデミックは見過ごされてきた社会の弱点をあらわにし、同時に、これまで考えられなかったイノヴェイションのチャンスを与えてくれた。2022年はこの大きな仕事に取り掛かるときだ。世界中のヴィジョナリーや起業家、ビッグシンカーが2022年を見通す『WIRED』の人気特集が今年も登場。
全10ジャンル、2022年の最新トレンドを総力特集!
ビル・ゲイツ、オードリー・タン、マリアナ・マッツカート、カイフー・リー、エレン・マッカーサー、デイヴィッド・バーチ、J. クレイグ・ヴェンターなど多彩な寄稿家がキーワードを挙げて解説。クリーンエコノミーやアイデア資本主義からNFTアートやクリエイターエコノミーまで、2022年を見通す上で最重要となるパラダイムシフトをこの1冊で読み解く!
CONTENTS
006
EDITOR’S LETTER
なぜ22世紀を想像できないのか?
011
01_TECHNOLOGY
他者への共感を軸にした技術開発が進む
CURATED COMMUNITY(キュレーション型コミュニティ)
NON-CODING CODERS(ノーコードのDX)
BALANCING RISKS(プライヴァシーと公共の安全)
AI GOVERNANCE(AIガヴァナンス)
SILICON SMARTS(シリコンチップの知性)
025
02_SCIENCE
宇宙、人類、化学の謎解きが加速する
SPACE MISSIONS(宇宙関連プロジェクト)
PROPRIOCEPTION(自己受容感覚)
MOLECULAR SIMULATION(分子シミュレーション)
BRAIN ORGANOIDS(脳オルガノイド)
037
03_HEALTH
革新的技術がヒューマニティに満ちた医療を実現する
EMBRYO-LIKE STRUCTURES(ヒト胚盤胞様構造)
CUSTOMIZED ANTIBODIES(カスタマイズド抗体)
DATA-DRIVEN HEALTHCARE(データドリヴン・ヘルスケア)
IVF ROBOTS(体外受精ロボット)
047
04_ENVIRONMENT
クリーンな産業革命がイノヴェイションの震源地となる
VERTICAL CITIES(上昇志向の都市)
CLEAN ECONOMY(クリーンエコノミー)
CO₂ CAPTURE(二酸化炭素除去)
PLASTICS TREATY(プラスティック条約)
RENEWABLE HEATING(グリーン暖房)
063
05_TRANSPORT
グリーン革命を加速させるインフラとなる
FLEET-CHARGING(フリート充電)
CLOSED LOOP POWER(リサイクルバッテリー)
GREEN HYDROGEN(グリーン水素)
EDGE NODES(エッジノード・インフラ)
ALTERNATIVE FUEL(バイオ燃料)
077
06_POLITICS
政府という概念をデジタルが“過激に”アップデートする
GLOBAL NEIGHBORHOOD(グローバルなネイバーフッド)
NEW SOCIAL CONTRACTS(新しい社会契約)
DIGITAL STATES(デジタル国家)
085
07_BUSINESS
最新テクノロジーでビジネスのランドスケープが一変する
IDEA CAPITALISM(アイデア資本主義)
REGTECH(レグテック)
CREATOR ECONOMY(クリエイターエコノミー)
NARRATIVE BRANDING(ナラティヴ・ブランディング)
DATA SHARING(データシェアリング)
097
08_CULTURE
AIとブロックチェーンがアートを進化させる
NFT ART(NFTアート)
AI CURATION(AIキュレーション)
NEW PHILANTHROPY(アートとフィランソロピー)
105
09_ SECURITY
サイバー犯罪が極めて身近な脅威となる
CRYPTO CRIMES(クリプトクライム)
FOOD SECURITY(フードセキュリティ)
DIGITAL THREATS(リアルなサイバー被害)
113
10_GEAR
クリーン&クールな電動モビリティが街をゆく
AIRBUS_CITYAIRBUS NEXTGEN
DAVINCI DYNAMICS_DC100
CANOO_LIFESTYLE VEHICLE
TESLA_MODEL Y
HYUNDAI_IONIQ 6
UNAGI_MODEL ELEVEN
VANMOOF_VANMOOF V
120
NEW TRUST, NEW SOCIAL CONTRACT
水野祐が考える新しい社会契約〔あるいはそれに代わる何か〕
第8回 クリエイターエコノミーと修理する権利
126
すすめ!! VIRTUAL CITIES Inc.(仮)
豊田啓介 × 倉田哲郎
第6回 現在の住民、未来の住民
130
Way Passed Future
川田十夢の「とっくの未来」
第20回 発明小僧と小僧寿し
AERAの表紙にKAT-TUNの3人が登場!
4ページにわたるカラーグラビア&インタビューも含め撮影は蜷川実花
AERA 1月3日・10日合併増大号は、表紙にKAT-TUNが初登場。紅白歌合戦への初出場が決まり、充実のデビュー15周年を迎えた3人のいまを、赤とゴールドが映える花々を背景に、蜷川実花が撮影しました。
亀梨和也さん、上田竜也さん、中丸雄一さんの3人で活動するKAT-TUNが、デビュー15周年にして、AERAの表紙に初登場。赤とゴールドを効かせた花のセットを背景に、本誌表紙フォトグラファーの蜷川実花が、未来を射抜くような、彼らの強い視線を捉えています。
4ページにわたるカラーグラビア&インタビューで3人がまず振り返ったのは、デビュー15周年の記念日に開催した生配信ライブ。亀梨さんが「あの日、何よりKAT-TUNとしてステージに立っていたことがよかった」と言えば、中丸さんも「応援してくれる人たちとふれあう時間を確保できたのは大きかった」と感慨深げ。上田さんも「『続けてきてよかったな』『自分たちは間違ってなかったんだ』というのがすごく心にきました」と話し、図らずも、あのライブが3人に与えた影響の大きさを知ることになりました。
そこから話題は、番組のロケで1泊した金沢で、3人でこれまでを振り返ったこと、互いに対するリスペクト、グループのこれからへと広がっていきます。印象的だったのは、「(メンバーとは)奥の奥で深いところでつながっていると思ってる」という上田さんの言葉や、「やめていったメンバーたちにも自分が属していたグループに少しでもほこりを持ってもらえたら」という亀梨さんの言葉、そして「(グループの活動は)僕の希望としては永遠にやりたい」という中丸さんの言葉に代表される「KAT-TUN愛」。3人が大切にしているものが見えてくるインタビューとなりました。
●巻頭特集は「価値観変える48人」
「ひびのあるところに、光は差し込む」という言葉から台湾のオードリー・タン デジタル担当大臣の思考を読み解き、SNSで190万人のフォロワーを抱えるインフルエンサーのゆうこすさんには「ニッチ」へのこだわりを取材。フィギュアスケートのトップ選手から研究者に転身した町田樹さんには、大学院などでの研究を発展させてフィギュアスケートの世界に新たな常識をもたらした経験を聞きました。さらに、作家の乙武洋匡さん、ロボット研究者の吉藤オリィさん、エール取締役の
アイヴィーがフロント係の仕事に慣れてきたころ、ホテルに墓石愛好会と名乗る風変わりな一団がやってきた。彼らのお目当てはホテルの庭に並ぶ数々の彫像。じつは景観を彩る芸術作品などではなく、ここが屋敷だったころに住んでいた一族の墓だというのだ。アイヴィーはその一族である祖父母の秘密がわかるかもしれないと見守っていたが、ある日、メンバーのひとりが部屋で亡くなってしまう。その部屋に行くにはフロントの前を通るしかなく、支配人のミスター・フィグがずっといて、不審な人物など見かけなかったという。ホテルを心から愛する彼がひどいことをするはずがないけれど、では、いったい誰がこんなことを…ミスター・フィグを疑う警察には任せておけないと、アイヴィーはまたもひとりで事件に立ち向かう!