死を予感したオードリーが全人生を語り尽した。最初で最後のヘプバーン公認の評伝。
『ローマの休日』『麗しのサブリナ』『パリの恋人』…。今なおスクリーンのなかで輝き続ける、オードリー・ヘップバーン。トレンチコートやワンピース…、「こういうのなら今すぐ着たい、と思う服を、昔の映画のなかで見つけて、ウキウキしてきました」(本文より)。大橋歩さんが、オードリー・スタイルの秘密を、たっぷりのイラストで楽しませてくれる、サーヴィス満点&チャーミングな一冊。
大勢に愛される人間はしあわせや。けど、あるときは、大勢を敵に回しても自分を貫く強さも必要や。誰がなんと言おうと、大事なのはオードリーの心や。オードリーの人生はオードリーが決めたらええ。誰の言うことも聞かんでもええ。ただ、自分の心とだけはよく話し合え。
本書は、クラウス・J・ゼンバッハが、洞察力に富んだ素晴らしい伝記に仕上げたものです。世界中の有名無名のカメラマンによるスチール写真、ポートレート、未発表のプライベート写真などを集めたこの写真集には、無垢な心で華麗に生きた彼女の魅力が溢れています。ページを開くごとに、オードリー・ヘップバーンという世界的スターが、カメラの前で、どれほど無邪気で自然体だったかを知り、微笑まずにはいられないことでしょう。そして、人々に愛され続けた彼女の内面的な魅力を知ることでしょう。
没後10年を超えてもなお、人々を魅了してやまない“永遠の妖精”。本書は、日本人にもっとも愛された女優の華麗な生涯を、映画スチル写真やポートレイト、未発表のプライベート写真でたどる。スターダムに上る前のあどけない素顔から亡くなる数ヵ月前まで、洞察力に富んだキャプションを通して、オードリーの内面的魅力も知ることができる本。
イギリスの映画研究者が、これまでなされなかったオードリー・ヘップバーンとその映画を、インタビューを含めて、さまざまな角度から包括的に検討し、映画学の学生や専門家向けにまとめ上げたテキストが、本書の原書です。そのエッセンスを、広く日本の多くのオードリーファンが楽しみながら読めるようにするために、著者の了解を得て、力ある訳者によって仕立て直されたのが、この日本語抄訳版です。これまで日本人には気づきにくかった映画の持ち味やオードリーの変わらぬ魅力の理由が、イギリス女性たちの目を通して解き明かされることで、本書は日本のオードリーファンに、新たな視点と、より深い映画の味わい方、そして「真の女性らしさ」をあらためて考える機会を提供することになるでしょう。
世代と世紀を越えて、人々を魅了するスクリーンの妖精オードリー。「ローマの休日」デビュー以来、すべての女性そして男性のあこがれであり続けるオードリー。その魅力ある姿をもっとも多く撮影してきたハリウッドの写真家によるもっとも充実した見て読んで楽しめる写真集。
1929年、ベルギーで生まれたオードリーの人生には、分かれ道がたくさんあった。6歳のとき両親の別居で、まず父娘の生活を経験し、その後、母娘の生活に。10歳のときにはじまった第二次世界大戦では抗独レジスタンスに協力。22歳、ブロードウェイの舞台『ジジ』の主演に抜擢される前も、その後も、誰よりも多く、あれかこれかで決断に迫られるオードリーの人生を、さまざまな角度からみつめなおす渾身の一冊。
展覧会「オードリー・ヘプバーン:私のスタイル」展は、今も変わらず世界中で愛され、我々に生きる勇気を与え続けているオードリー・ヘプバーンの魅力、生き方、そしてスタイルに焦点をあて、改めて見直すものである。「ローマの休日」や「麗しのサブリナ」などで使われた衣装を中心に、映画の名場面の映像や未公開写真を展示。また、晩年ヘプバーンが力を注いだユニセフでの活動も紹介する。本書は、この展覧会公式カタログの豪華愛蔵版である。
「ローマの休日」、「ティファニーで朝食を」など、数々の美しい映画で知られるオードリー・ヘップバーン。死後何年たっても、彼女の気品に満ちた一生をたたえる伝説は衰えることを知らない。世界中の人々に愛されているその永遠のキャラクターを前例のない手法で浮き彫りにしたオードリーの伝記の決定版。家族、友人への聞き取りと、細かなリサーチ、豊富な未公開写真類が伝記作家バリー・パリスの手で生き生きとよみがえる。上巻では、知られざる逸話に満ちた少女時代、戦争、そして父の死に始まり、ハリウッドですべての人を虜にしていく前半生を描く。
映画のメイキング・シーンから私生活まで本邦初公開のドキュメンタリー写真集。
初めて出会うオードリーがいる。200点の写真で綴る、決定版ライフストーリー。
オードリー・ヘプバーンの映画全27作品のなかの名せりふと、インタビューなどで語った彼女自身の言葉をお手本に、上品で個性的な英語を身につける。