ブルーベックはポール・デスモンドを含む黄金のカルテットで知られる名ピアニスト。これはその53年に及ぶ楽歴から代表曲31曲を厳選した2枚組編集盤。本人みずから選曲を担当したというだけに、その長いキャリアを適切に俯瞰できる内容となっている。
フジテレビ系全国ネットで人気オンエア、『少年サンデー』誌でも大好評連載のアニメ新オープニング。ヴォーカルの谷本貴義は『トランスフォーマー スーパーリンク』のED曲も歌っている。
チャーリー・ラウズを含むレギュラー・カルテット(一部ソロ・ピアノ)で62年に録音したモンクのコロンビア第1作。特異なタイム感覚に摩訶不思議な世界に誘われること必至。オリジナル盤に4曲の別テイクを追加。そのうちの3曲は本作で初登場の未発表トラック。
久石譲が自ら指揮台に立ち、自身の想いをフル・オーケストラの豊饒な響きに託した一枚。新日本フィルも全力で応じ、ダイナミックなサウンドで聴き手を魅了する。『007』や『ピンクパンサー』など、久石が自作以外の映画音楽をアレンジしている(珍しい!)のも聴きモノだ。
元フェア・ウォーニングのアンディ・マレツェク(g)が率いるバンドの2作目。さまざまに表情を変える歌と美旋律を配置した楽曲は、期待通りに安心感を与えてくれる。ただし、ラフな感触を残した音像は意外な方向性と言えそうだ。(6)はファンにはお馴染みの名曲。