<収録内容>
1. Redemption Blues
2. Straight into Your Grave
3. Youngblood
4. There Goes a Lady
5. Show and Tell
6. Cards with the Devil
7. Pretty Little Sunshine
8. The Open Sea
9. This Ends Here
10. The King Is Dead
11. I Wanna Know You
12. This Ends Here (Demo)
13. The Open Sea (Demo)
モーツァルト唯一のオラトリオ『救われたベトゥーリア』
ルセ&レ・タラン・リリクによる決定打録音の登場!
歌唱陣にはピオーら充実の布陣
ルセ率いるレ・タラン・リリクがモーツァルトを録音しました。1771年、モーツァルトが15歳の時に書いた宗教劇『救われたベトゥーリア』です。モーツァルトによる完成された唯一のオラトリオ。台本は1734年に完成されたピエトロ・メタスタージオによるもので、モーツァルト以前にもヨンメッリらが作曲、さらにモーツァルト以降にはサリエリも1821年に同台本に作曲しています。モーツァルトはこの作品をアラゴナ公ヒメネスの依頼で作曲しましたが、この作品が上演されたという記録は残っていません。オラトリオといっても、オペラ・セリアを思わせるような作風で、冒頭の序曲だけとっても、15歳にしてこれだけの作品を作ったモーツァルトの神童ぶりにあらためて驚かされるばかりです。ルセとレ・タラン・リリクの見事な管弦楽による、天才モーツァルトの唯一のオラトリオの決定録音の登場です!
あらすじはユダヤ教徒の町ベトゥーリアが襲撃され、イスラエルの貴婦人アミタルは町の頭領オヅィーアに言い、包囲軍に屈服し、交渉し、人々の恐れを和らげるよう申し入れる。しかし、貞淑な寡婦ジュディッタが、敵の陣営に乗り込み、彼女の美貌に心を許し宴で酔い寝込んだ敵将の首を打って町を救うという物語。女性の貞節や勇気を象徴する主題で、バロック以降よく用いられ、広く知られていた物語です。華やかなアリアを受け持つのはソプラノのアミタル。ここではサンドリーヌ・ピオーがアミタル役を務めています。種族の長達、カーブリとカルミは物語の注進役。アルトが配されたジュディッタ役はイタリア出身のイエルヴォリーノ。ヘンデルからヴェルディまで幅広く活躍、あぶらの乗った歌手です。合唱はアクサンチュス。やわらかなアンサンブルで、物語を影になり日向になり支えています。(写真c Eric Larrayadieu)(輸入元情報)
【収録情報】
● モーツァルト:オラトリオ『救われたベトゥーリア』 K.118
サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ/アミタル)
アマンダ・フォーサイス(ソプラノ/カーブリ、カルミ)
テレサ・イエルヴォリーノ(メゾ・ソプラノ/ジュディッタ)
パブロ・ベムシュ(テノール/オズィーア)
ナウエル・ディ・ピエロ(バス/アヒオール)
アクサンチュス
レ・タラン・リリク
クリストフ・ルセ(指揮)
録音時期:2019年6月22-29日、7月1日
録音場所:ブローニュ=ビリャンクール、ラ・セーヌ・ミュジカール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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これを聴かずしてヴィヴァルディは語れない!
珠玉の作品集
バロック期を代表する作曲家アントニオ・ヴィヴァルディ。ルイ15世の結婚を祝し依頼作曲された『祝されたセーナ』、出版された歴史上最初の作品とされるフルート協奏曲より第2番『夜』、ヴァイオリン協奏曲『四季』より『夏』と『春』などを収録。当時から高い人気を得ていたヴィヴァルディの魅力を証明する珠玉の作品を、多岐に渡って堪能できる1枚です。曲目だけでなく、卓越した演奏者達の共演にも注目です。(キングインターナショナル)
【収録情報】
ヴィヴァルディ:
・セレナータ『祝されたセーナ』よりシンフォニア
・グローリア RV589
・歌劇『狂乱のオルランド』より「Nel profondo」
・ニシ・ドミヌス
・フルート協奏曲第2番『夜』
・歌劇『貞節なニンフ』より「Alma oppressa」
・ヴァイオリン協奏曲『四季』より『夏』
・セレナータ『祝されたセーナ』より第1部「Della Senna in su le sponde」
・ヴァイオリン協奏曲『四季』より『春』
・歌劇『嵐の中のドリラ』より「Dell’aura al sussurrar」
サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)
カリーナ・ゴーヴァン(ソプラノ)
マリー=ニコル・ルミュー(アルト)
フィリップ・ジャルースキー(カウンターテノール)
リナルド・アレッサンドリーニ指揮、コンチェルト・イタリアーノ
アラン・カーティス指揮、イル・コンプレッソ・バロッコ、他
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フリードリヒ大王の宮廷音楽より
18世紀に活躍した4人の作曲家による高い技術を用いた室内楽曲集です。いずれもプロイセン王であるフリードリヒ大王の下で働いていました。
2つの旋律楽器と通奏低音で演奏されるヨハン・ゴットリーブ・グラウン[1702/03-1771]の代表作トリオ・ソナタ。弟のカール・ハインリヒ[1703/04-1759]は叙情的な作風で、外見的な派手さは少ないものの音楽の完成度は高く、当時も人気の高い作品であったと言われています。(輸入元情報)
【収録情報】
● ヤーニチュ:トリオ・ソナタ ト短調
● J.G.グラウン:ソナタ ハ短調 GWV Av:XV:20(ヴィオラと鍵盤楽器による)
● J.G.グラウン:ソナタ 変ロ長調 GWV Av:XV:46(ヴァイオリンと鍵盤楽器による)
● C.H.グラウン:ソナタ ハ長調 BWV B:XII:53(チェロと通奏低音による)
● F.ベンダ:ソナタ ハ短調 Lee 3.137(ヴィオラと通奏低音による)
● J.G.グラウン:グラウン:トリオ・ソナタ イ長調 GWV Av:XV:42
オーガスタ・マッキー・ロッジ(ヴァイオリン)
ジョージナ・マッキー・ロッジ(ヴィオラ)
エヴァ・ライメンストゥール(チェロ)
デイヴィッド・シューレンバーグ(チェンバロ)
録音時期:2019年6月
録音場所:ボストン、WGBH
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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ガイヤールが描く、18世紀ロンドンの音楽界
心奪われるようなガイヤールのしなやかで美しい音色。ピオーもゲスト参加!
オフェリー・ガイヤール。フランスの女性チェロ奏者として、その繊細かつふくよかな音色と音楽、さらに凝ったコンセプトのCDで聴き手を魅了しつづけています。今回のテーマはロンドン。ロンドンには特別な思い入れがあるというガイヤール。「Dreams」を録音したのはアビー・ロード・スタジオで、デュ・プレと同じマイクを使って録音したこと、あるいはマンチェスターでのチェロ・フェスティヴァルでシュタルケルに出会ったことなど、ロンドンや英国に滞在する時にはいつも素敵なことがおこるそう。
そんなロンドンには、かつてより多数の音楽家たちが住み、活躍していました。1700年代にはヘンデルをはじめ、ジェミニアーニ(ヴァイオリン奏者として有名ですが、チェロ・ソナタ 作品5の存在でチェロの音楽史でも重要視されています)、ポルポラ(ファリネッリやハイドンの師で、晩年はオペラから離れ、チェロの音色に声楽性を発見し、素晴らしいチェロ協奏曲を完成させました)ら、実に多くの音楽家がロンドンにひしめきあっていました。また、スコットランド出身のオズワルドはロンドンに移り、チェロ奏者でありましたが、ジョージ3世の作曲家として使え、スコットランド民謡を主題にした作品を多く書きました。またジェミニアーニもイギリス民謡の香りが色濃く感じられる作品を書いています。
ガイヤールとプルチネッラは、当時のロンドンのこうした活気や熱気に満ちた作品を一晩の演奏会のように仕立て、私たちに提示してくれています。ガイヤールの音色にうっとり、さらにゲスト参加しているピオーのヘンデル『アルチーナ』のアリアの素晴らしさ。豪華声楽陣のゲスト参加も、この1枚をひときわ豪華なものにしています!(輸入元情報)(写真 輸入元提供)
【収録情報】
1. オズワルド:彼女は何も着ていないときがいちばんかわいい(ソロ・ヴァージョン)
2. アヴィソン:ラルゴ(スカルラッティにもとづくコンチェルト・グロッソ第5番より)
3. ジェミニアーニ:合奏協奏曲ニ短調 H.143『ラ・フォリア』
4. ヘンデル:シンフォニア(セルセ HWV.40より)
5. ポルポラ:チェロ協奏曲ト長調 INP18
6. ヘンデル:わたしの痛みを信じてください(Credete al mio dolore)(アルチーナ HWV.34、第3幕より)
7. ヘンデル:合奏協奏曲変ロ長調 Op.3-2, HWV.313より第2楽章
8. ハッセ:フーガ(グラーヴェ)ト短調
9. チッリ:チェロ協奏曲第2番ト長調 Op.14-2
10. オズワルド:The Murrays March
11. オズワルド:My Nanio
12. オズワルド:彼女は何も着ていないときがいちばんかわいい(アンサンブル・ヴァージョン)
13. ジェミニアーニ:音楽芸術における良い趣味の理論より『夜が静かに毛皮をまとい(The night her silent sable wore)』
14. オズワルド:パンチボウルの底
15. ジェミニアーニ:音楽芸術における良い趣味の理論より『ベッシー・ベルとメリー・グレイ(Oh Bessy Bell and Mary Gray)』
16. ヘンデル:聖チェチーリアの祝日 HWV.76より『音楽が元気づけたり鎮めたりすることのできない感情があるだろうか?(What passion cannot music raise and quell!)』
オフェリー・ガイヤール(チェロ/1737年製フランチェスコ・ゴフリラー、指揮)
サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ:6)
ラケル・カマリーナ(ソプラノ:16)
ルシール・リシャルドー(メゾ・ソプラノ:13,15)
ガブリエル・ピドゥ(オーボエ:7)
プルチネッラ(アンサンブル)
録音時期:2021年9月27-30日、2022年1月30日
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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ジャレコ発売日(2000年08月)