集めたボディをなでさすり、空シャッターを切って恍惚と…M3発表以来50年、いまやコレクターズアイテムと化したライカ。しかし、ちょっと待って欲しい!カメラはあくまで道具、そして撮る道具としてのライカはAF一眼、デジカメ全盛の現代でも一級品なのだ。M型ボディ50台、レンズ100本を使い倒した報道写真家がライカの魅力を語りつくす新しいライカバイブル。
写真家とはいったい何者なのか。東松照明、森山大道、中平卓馬、荒木経惟、篠山紀信など戦後を代表する写真家14人に取材し、写真というメディアの特性に迫るノンフィクション。社会が大きく揺れた60年代と写真表現との関わり、時代と共にあった写真家たちの壮絶な生き方を描き出す、戦後写真史を知るための必読書。
幕末、いち早く世界に開かれた横浜では多くの写真家たちが活躍した。下岡蓮杖に写真術を伝授した謎の外国人など、数々の新事実を写真とともに紹介。「古き日本」を写し撮った多くの写真家たちと横浜写真の魅力に迫る。
本書は写真の歴史を見直すと同時に銀塩写真の魅力と楽しみを十分に満喫できるように構成した。特に写真の歴史の章では、黎明期から現代まで、時代の流れとともに生きてきた写真を、写真史のダイジェスト版として掲載した。
「お前は何をやっているのか」。フロッピー電子カメラで失敗しながらも研究開発を継続すること一〇年。カシオの末高弘之氏は液晶ディスプレイ付きデジカメ「QV-10」を発売し空前の人気を得る。「デジタルなんてやめたほうがいい」。創業者の井深大すら否定し続けたデジタルオーディオに取り組んだ、ソニーの中島平太郎氏による世界初のデジタル録音機は、一〇〇台売って二〇〇件のクレームが来た。だが、その壮絶な技術者魂は、後に巨大市場に育つ音楽CDの誕生につながった。本書には「デジタル家電」の一番走者たちが、山根一真につい語ってしまった開発秘話がぎっしりつまっている。
本書の企画は、シミュレーションに品質工学を適用して、いわゆる実物を設計しない試作レスによる最適化の成書化から始まった。しかし、品質工学の創始者である田口玄一博士は、範囲を拡張してコンピュータによる情報システムの設計へ品質工学を活用することとした。そのために、シミュレーションだけでなく、パターン情報のためのいわゆるMTシステムの最近の進展までも紹介することになった。MTシステムは田口博士が21世紀のパターン認識技術と主張されるように、著しく変化発展している。
インターネットの活用、ファイル/フォルダの設定、ネットワーク/無線LANの構築、セキュリティ/ウイルス対策など最新版のWindowsを徹底的に使いこなす!SP2の新機能もくわしく解説。
Windows XP SP2に完全対応!パソコン操作の基本や印刷、Word、ExcelからCD&DVD、デジカメ、無線LAN、IP電話まで、563項目の「困った!」をQ&A形式で解説。
写真をめぐる言葉と、言葉をめぐる写真。これからの写真について考える人のための20の手がかり。インタビュー&論文・エッセイ。
1839年、世界の像を写す技法が、フランスで発表された。新たな視覚のはじまりー写真、誕生の瞬間である。西欧社会を震撼させたその技法は、瞬く間に世界へと伝播していった。そしてはるか遠く、幕末の日本にも…。
一年間デジタルカメラで京都を撮り下ろした撮影日記。刻々と表情が変わる繊細な古都の情景を切りとって、デジタルカメラならではの豊かな描写力で表現する。
クラシックカメラから最新のデジタル一眼レフまで、貴重な資料、懐かしい写真をもとに、カメラにまつわる蘊蓄、技術史のこぼれ話、開発秘話を語りつくす。すべてのカメラファンに贈る「へぇ〜」と「なるほど!」が満載の雑学図鑑。沈胴式カメラの発達史から、アクセサリーシューの起源まで、カメラマニアですら知らなかった業界の裏話、エピソードを満載。すべての話に「技術的」分析と考察を加えた、雑学を超えた雑学読本。あの「とよけん」だから、ここまで書けた、おもしろ真面目な知識がいっぱい。
走査線4000本級・超高精細映像システム「スーパーハイビジョン」って、何だ?これは、ポスト・ハイビジョンを開発した男たちの物語である。