情報の整理・活用法こそ現代ビジネスマン最大の課題だ。そこで情報整理の達人が披露するとっておきの情報活用法。百の論より一つの技術、一つのモノ、の発想で、一万円の経費で500項目の情報が有機的に動き出す「山根式袋ファイル・システム」をはじめ、すぐに使える方式を満載。単行本刊行以後の新情報を大幅に加えた増補改訂版。
思い過ごしていたり見過ごしたりしていた些細なことがらの観察を通して、作り手の動機、送り手の機微など経験の谷間にひしむ創造のあやを写真家の実感、教育者の体感で鮮やかに紡ぎだす。
本書は、天体観測における基礎的な理論と技法を紹介するとともに、天体観測を通じて天体の実像に何処まで迫ることができるかを考える材料を提供しようとするものです。ここでの天体観測に用いる装置は、小型の望遠鏡、日常に使っているカメラ、測量や航海用の測量器といった、ありふれた基本的な装置であり、比較的安価に入手できるものばかりです。そして、ここで述べる天体観測の実践はフィールド科学と実験科学との二つの側面を合わせ持っています。
信州・伊那谷に住み、その強烈な個性と技法で動物写真に新風をふきこんだカメラマン、宮崎学の少・青年時代を描き、人間の個性とはなにかを、問いかける。
百年前の大自然の驚異が、現代によみがえり、目前にせまる!福島県・磐梯山大噴火のすさまじさを決死の覚悟で撮影した写真師・岩田善平の誇りと信念をえがく。小学上級から。
ニコンの最高級機F4は、完全自動化されたオートフォーカスカメラとしてさっそうと登場した。この本は、高精度のオートフォーカス機構、マルチパターン測光などの露出制御、F-801で初めての1/8000秒、マルチに対応する巻き上げ機構など、あらゆる性能を盛り込んだニコンF4/F4S、そしてF-801の機能と使い方を詳しく解説したものである。そして3人のプロ写真家による上手な使い方を掲載し、巻末にはニコン略史などの資料を収録した。
1970年代、写真家たち自らの手によって、ギャラリー、スペース、あるいは雑誌といった、様々な自主メディアが生み出されていった。彼らがそこで試みた多くの写真論、写真表現法、製作態度など、その作品と思考の軌跡は、写真とは何であるのか、写真家とはどのような存在であるのかを示した。本書は、これまで明らかにされることのなかった、これらの活動の概要と、当時の資料を収録し、空白のまま残されてきた1970年代の日本写真の姿を伝えるものである。
昭和30年代は、日本のインダストリアルデザインが華開いた時代であった。カメラ・自動車・テレビ・家庭電化製品等今日までそのデザインが変わることなくロングセラー商品となって海外にまで知られているものも多い。これらデザインの陰には、優れたデザイナーの創造力と努力があったに違いない。これら先達によって市民権を得たインダストリアルデザインの成長を昭和の「モノ」を通して見ることは今後のデザインの糧となるであろう。
今日ほど写真が氾濫している時代はない。だが、同時に、今日ほど写真が去勢させられている時代はない。新聞写真や家族の記念写真から、アッジェやアベドンの作品まで、写真が形成するさまざまな神話作用を暴き、写真というメディアが本来もつ力と毒を解明する。いま最も注目される写真家が実践から紡ぎだした写真の根源へのアプローチ。
「こんな簡単なことだったの!」この本を読めば「?」が解けて目の覚めるような写真が撮れる。
面白い仕事、ニュー人材戦略が、無限の可能性を秘めた快人を輩出させる。これからの新規事業の発掘・成功は快人の仕事だ。本書は快人の実像を浮き彫りにし、ニュー人事制度のあり方を堤唱。