巨匠たちの撮影マル秘テクニックと失敗しないビデオ撮影術を徹底ガイド。
『浴室』の鮮烈なデヴューは、日本の読者に快いショックを与えた。続く『ムッシュー』は文学ファンをこえて、広く青年の愛情をかちとった。この『カメラ』の主人公なにを思ったか、自動車の教習所へ通い始めます。そして、その窓口に勤める女性と恋に落ち、いつのまにか、異国への旅に彼女を誘います。旅にでるたびに、なにかあるトゥーサンの主人公。今度はいったい、どんな事件が…?
広告業界待望の広告グラフィックス・デザイン集。最近1年間に広告展開した商品広告、イメージ広告のデザイン作品を集大成。
20世紀後半の技術の基本的性格は、トランジスタの誕生に始まるエレクトロニクスの数々の技術革新によって決定づけられた。そのハイテクを使いこなす産業の力は、日本を国際摩擦を引き起こすほどのレベルにまで高めた。本書は、見えない、さわれない「固体の中の電子」を、はっきりとしたイメージで捉えて駆使する道をひらき、超集積回路へと展開する歴史を、戦後の日本、世界の中の日本という視点から、個人的体験を交えて語る。
カメラ、フィルム、その他写真用品の機能、価格などを1冊に網羅した、必携のデータブック。
エレクトロニックスがカメラ機構に導入され、どんな初心者でもカメラを手にしたその日から美しい写真が撮れるようになってきた。本書は初心者から年期の入ったベテランに至るまで新時代のカメラを駆使する秘伝の書である。
父は富士電機社長、母は三井財閥元老朝吹英二の娘という名門に生まれた洋之助は、小学4、5年生の頃はじめて会った若く美しい叔母に花束を捧げて周囲を驚かせ、中学5年生にして待合から学校に通う早熟な不良少年だった。学校を卒業できる見込みはなく、17歳の時ベルリンに留学する。そこでカメラに自らの才能を発見することになる。こうして彼の破天荒な人生の幕があける…。ライカで昭和史を駆け抜けた男。講談社ノンフィクション賞受賞。
いったいどうしたんだーこれがたった一発の爆弾によるものなのか。原爆投下から2カ月後の広島と長崎を、爆弾の威力に圧倒されながら、必死にフィルムに記録しつづけた。米兵に銃剣をつきつけられ、校庭に残った子供たちの遺骨に体をふるわせて撮った多くの写真は、いまなお強い衝撃を与える。