ニューヨーク発、わかりやすい写真論。光の鉛筆=写真はこうしてつくられる。平明にかつ刺激的に解き明かす映像の現代。
毎日の校内放送にそのまま使える台本例はもとより、学校生活にあわせた番組の作り方を、音声、テレビに分け、ていねいに解説したシリーズです。
近代写真評論を開択し、多くのカメラマンを育て、昨秋急逝した著者の最後の評論集。記念碑的な名作を鑑賞しながら、写真史を端的にトレース。
放送はいかなる環境をつくりだしてきたのか?社会・文化への影響力を検証し、衛星、多メディア、多チャンネル時代の放送の未来図を描く。
誇り高く生きる“インディアン”、明日に賭ける開拓者、一攫千金を狙うならず者。彼らの息吹を高度なテクニックとユーモアで写し撮った日本人写真家「松浦栄」。自らも閃光のようにきらめき散っていった男の、夢と情熱に満ちた爽やかな生きざまを活写する痛快ノンフィクションの快作。
この本は、野の花ばかりでなく、花壇や温室、鉢植えなどの花を、生態的にではなく、主観的に撮るための基本的な撮影技術を解説しています。
写真のメカニズムと原理を分析し、あらゆる分野の写真を、高尚かと思えば下世話に、意表をつく角度から考察する。先駆的・本格的写真論。
よくもまあ、こんなまぬけな道具を考えついたもんだ。冗談好きのアメリカ人はもちろんヨーロッパのTVや雑誌にも大ウケ。日本珍道具学会が自信をもっておくる「ほとんど実用にならない暮しの道具」最新作140点。
写真は各時代の喜怒哀楽、愛と憎しみ、栄光と挫折、生と死などを記録しつづけてきた。写真をめぐる明治・大正・昭和。
ミュージシャンの写真は踊りながら撮る。アフリカでは、撮影のお礼は踊って返すー。身ひとつで世界をめぐるカメラマンの旅は、いつも新しい発見に満ちている。自らの生いたちと写真術。和太鼓グループとの西アフリカの旅。野生のチンパンジーの撮影に成功した東アフリカ紀行。マラリア体験。そして、ブラジルと中国で考えたこと。〈熱帯写真家〉とも呼ばれる著者の、臨場感あふれる旅のドキュメント。
シャッターが押された瞬間から、印画紙の表層には不在の感情がたちこめる。失われ続ける〈現在〉を表象する写真-。その〈現在〉の意味を求める眼差しの、亡霊探しにも似た営為から、錯綜する現代の感受性をさぐる。