本書は民生・産業・医療・科学研究その他の分野で、目立たぬながら重要な働きをしている磁石にスポットを当て、忍法のごときその応用技術の数々を紹介する。
暮らしや、明日への夢を運び、独自の“沿線文化”を育んできた阪急電鉄。『駅』は、絶えまない列車の発着を繰り返しながら今日も、時と人の流れを見つめ、街とともに鼓動し続けている。明治43(1910)年の開業以来、梅田と街を結び、人と人を結んで永遠につむぎ続けられてきた沿線メモリー。新・旧の表情を通して、『駅』のドラマに思いをはせていただきたい。
父・吉野作造が伝えた民主主義、ライトに学んだ建築、昭和初期に活躍しながらも表舞台から去った日本初の女性建築家土浦信子。インタビューをもとに知られざる信子像を描き出す。
CD、MD、DVD、D-VHS、デジタル放送受信機器、ビデオカメラ、通信機器、ビデオプリンタまで、その構造・特徴・取り扱いを解説したAV製品解説書。
虫の視線から虫の世界を撮る。30年以上にわたって、対象として最も困難な被写体「昆虫」を撮りつづけてきた著者は、独自のクローズアップ技術の数々を開発して、小さな生きものたちの世界を鮮明に捉えてきた。ここに最新の「超深度接写レンズ」や「アリの目カメラ」の成果を世に問うと同時に、これまでの代表作を網羅して「栗林視覚芸術」を集大成する。
堅牢なボディーに一眼レフ用レンズに負けない優秀レンズを搭載した「使いこなすコンパクトカメラ」GRカメラシリーズは、史上最強のコンパクトカメラといえる。その開発から関与してきたGRの使い手・田中長徳が、使い方と撮影術を展開するミニブック特別版。
「解像度とコントラスト」この相反するファクターを巧みに手なづけて、絶妙な描写をするツァイスレンズの魅力を、レンズにこだわる筆者が自ら実写して解説する。レンズマニア待望の手引き書。
一眼レフの代名詞、ペンタックスの名機たち全40機種のプロフィールを紹介。超広角から超望遠まで17本のレンズを作例とともに解説した。初恋の思い出にも似た、ペンタックスカメラへの思いを込めた完全ガイドブック。
早稲田大学商学部は、国際社会で活躍する有為な人材を養成することを教育目標の一つにしている。このためかねてから、日本企業の国際化の歩みとそこで生じた各種の問題について、臨場感溢れる講義を学生たちに聴かせたいと考えていた。本書は教室で使われた講義録に、若干の加筆・修正を施して完成させたものである。
ダゲレオタイプからデジタル画像まで。写真史上に位置づけられる表現のスタイルや運動。広告やファッション、ジャーナリズムなど、メディアとしての写真。「写真」を俯瞰し、関連用語を網羅したキーワード集の決定版。写真を学ぶ学生、アーティスト、コレクター、キュレーター、研究者…写真について知りたい人すべてのための必携書。
本書の内容は、ディジタル写真システムの技術が画像入力、処理、画像出力と広範な上に、個々のプロセスには最新鋭のデバイスやソフトウェアが導入されている現実に対応した項目からなっている。また利用面では、システムの多様な側面から可能となった写真の領域を広げる新たな画像応用ビジネスを紹介している。
身のまわりの「モノ」に関するさまざまな『不思議の世界』を、豊富な図や写真とともに面白く、そして科学的な知識を踏まえて説明していく。