写真の価値は、“記録”です。それには、気軽に撮れるコンパトカメラが一番。この本は、ミスなく楽しく撮影し、写真をスッキリ保存する秘訣を、お教えします。
赤道直下のスラバヤからラバウルまで、つねに零戦と共に戦い、幾多の大空の死闘と、若きエースたちの奮戦を目撃し、カメラにとらえてきたひとりの“猛烈なるニュースカメラマン”が、万感胸に秘めて綴る零戦撃墜王物語ー激烈非情、スリルとサスペンスに満ちた空戦模様を描いて感動を伝える異色の零戦隊秘話。
泰郎少年は、母の実家から1時間ほどかかる村の小学校の5年に編入した。1945年11月のことだ。しかし、朝鮮から引き揚げてきた泰郎少年とは、誰も口をきくものはいなかったし、友だちになろうとするものは誰一人いなかった。ある朝、学校へいくとちゅう、泰郎少年は、道でベーゴマをひろった。ほしかったベーゴマだ。ポケットにいれた瞬間、「泥棒っ、泥棒っ」と大声をあげられた。村の子どもたちの罠だったのだ…。排他的な村の環境のなかで、ときにはおしつぶされそうになりながらも、必死で生きようとする、著書の幼かった頃の日日を熱い思いでつづる。