シプリアン・カツァリス/ピアノ・マスカレード(2CD)
シプリアン・カツァリス[1951-]はギリシャ系フランスのピアニスト。超絶技巧の持ち主であり、また自身で作曲、編曲も積極的に行い、そのレパートリーの特異さでも知られています。特に1980年代にテルデックに録音した、リスト編曲による独奏ピアノ版『ベートーヴェン:交響曲全集』での超絶技巧ぶりは話題を呼びました。また1993年にはNHK教育テレビで「ショパンを弾く」に講師として出演。こちらでも数多くのファンを獲得しました。
カツァリスは1990年代にソニー・クラシカルにショパンとワーグナーを中心に録音を行っていましたが、その後は自主レーベル「PIANO21」を立ち上げ、より稀少な作品の録音を次々と発表して聴衆を唖然とさせてきました。そんなカツァリスのベスト盤が久しぶりにソニー・クラシカルから登場します。今回の2枚組には、1970年代から2014年の最新録音まで、テルデック、ソニー・クラシカル、「PIANO21」で発売されていた音源を含む作品が収録されているのみならず、今回初めて発売される音源が含まれているのもファンには嬉しいところです。(SONY)
【収録情報】
Disc1
1. J.S.バッハ:管弦楽組曲第2番より「バディネリ」
2. ハチャトゥリアン:『仮面舞踏会』より「ワルツ」
3. ハチャトゥリアン:『ガイーヌ』より「剣の舞」
4. ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番より「ワルツII」
5. ヘンデル:『メサイア』より「ハレルヤ」
6. モーツァルト:『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』より第1楽章
7. J.シュトラウス2世:『美しく青きドナウ』
8. ヴィヴァルディ:『四季』より「冬」の第2楽章
9. ワーグナー:『ワルキューレの騎行』
10. アルベニス:タンゴ
11. オルフ:『カルミナ・ブラーナ』より「おお、運命の女神よ」
12. マーラー:交響曲第5番より「アダージェット」
13. ラフマニノフ:2台のピアノのための組曲第2番 Op.17(レイチキス編)
Disc2
14. シフラ:コンサート用練習曲第1番
15. モーツァルト:交響曲第40番より第1楽章
16. シューベルト:『美しき水車小屋の娘』より「朝の挨拶」
17. シューベルト:交響曲第8番より第1楽章
18. カツァリス:即興的ソナチネ
19. ローロン:ワルツ・カプリース
20. J.S.バッハ:オルガン協奏曲イ短調 BWV.593
21. リスト=ショパン:6つのポーランドの歌 S.480
22. ルイ13世:歌曲『汝、太陽を信ずる者』
23. ド・リール:ラ・マルセイエーズ
シプリアン・カツァリス(ピアノ)
録音:1975〜2014年
初発売音源(16,18,20,21)
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ワーナーミュージックが擁するアーティストによるクリスマス・アルバム。カレーラス、ドミンゴ、シャンティクリア、レイ・チャールズやナタリー・コールからエンヤまでを揃えた豪華な一枚だ。
Disc1
1 : Lights Out
2 : In a Dungeon Close to Hell
3 : Darkness Within
4 : Hollow Soul
5 : Different Shades of Black
6 : Powertools
7 : Ultimate Game
8 : Desire and Pain
9 : Diamond Dust
10 : I Believe in Sin
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コミックス『スクールランブル』のイメージ・アルバム第4弾は、英国人とのハーフ、沢近愛理。TVアニメでもCVを担当する堀江由衣が、美人令嬢を見事に演じる。初回盤は封入特典も魅力だ。
カレーラスの94年のウィーンでのリサイタルを収めた『セレナータ』が価格を下げて再登場。グノー、マスカーニ、マスネ、ビゼー、レオンカヴァッロらのオペラ作曲家の歌曲を心を込めて歌う。
子供のためとはいえ、広く音楽ファンが楽しめる曲集だ。ほんとに、田中カレンは感受性の鋭い人ですね。この曲集は絶滅の危機に瀕している動物をテーマにしていて、それだけに、哀しいくらい透明で研ぎ澄まされた音楽が、めちゃくちゃ美しい。仲道のピアノも温かい。★