仲道と田中は桐朋の同窓生。その縁で実現した録音。「星の動物たち」は94年〜95年に書かれた子供向けピアノ曲集。田中はクリアなラテン趣味に憧憬を抱く作曲家だが、この曲集の中身もシャブリエ、ドビュッシー、ラヴェル、プーランクあたりを想起させる。
ジュリーの「勝手にしやがれ」などで知られる作曲家・大野克夫の個人作品集。本アルバムには代表作『太陽にほえろ!』のテーマ曲以外は、なじみの薄い作品が多く、通好みのかなりマニアックな内容だ。(31)(32)のCMソングは82年に放映されたもの。懐かしいぜ。
アニメと実写の究極の融合を見せてくれる押井守監督作品『立喰師列伝』のオリジナル・サウンドトラック。音楽を担当するのは、やはり押井作品『イノセンス』でも評価を得た川井憲次。
ワールドカップ・フランス大会決勝戦前夜の三大テノールの競演だ。それもエッフェル塔の下、10万人近くの観衆を集めての大イベント。ドミンゴの子息の曲など今までになく趣向を凝らした選曲。始まりの緊張感から和んだ感じへと、臨場感あふれるアルバム。
ひたすら陋巷のメニューを吟味。カレーが放つ不思議な魔力と、至福のカレー処を徹底案内。
この本をぱっぱっとめくっていけば、だれでも簡単に「キーマカレー」から「タイ風チキンカレー」までできます!基本を覚えても達人になっても…まだまだ使えるオリジナルレシピがいっぱい。
『崩壊した帝国』で、ソ連邦崩壊を十余年前に予言した著者が、崩壊後の新資料を駆使して“レーニン”という最後の神話を暴き、「革命」の幻想に翻弄された20世紀を問い直す。ロシア革命を“慕奪”し、革命を“継続”する「ソ連」というシステムを考案したレーニンの政治的天才とは何だったのか。
ビジネスマン、マーケッター、クリエーター必読。これこそ、世の人々が本当に「見たがっている」「知りたがっている」ことである。項目別検索ベスト20と週間検索急上昇ワードランキング2005年1月1日から2006年4月30日までの69週分を収録。
“エスカレーター・レコーズ”のノンストップ・ミックスCDシリーズ第8弾。今回ミックスを手がけるのは、DJとしても活動するハイ・スタンダードのドラマー恒岡章。センスの良い選曲と巧みな技を披露している。
デビュー30周年を迎えたムーンライダーズがこれまでに制作したCM曲の集大成で全52曲。限られた秒数で不特定多数の視聴者にインパクトを与えなければならない仕事だが、職人芸が随所に光る。彼らのアイディアの素を探る楽しさも味わえて面白い。
宝野アリカと片倉三起也からなるユニット、ALI PROJECTは、そのゴシックな美意識で孤高の存在となりつつある。このアルバムでも、多用されるストリングスとせつなげなヴォーカルが妙に退廃的で、独自な世界観を構築している。★