夏希は危険なことに首を突っ込むのが大好きな高校1年生。パパの本職は刑事だけど、趣味がドロボー。ある日、パパから意味不明な電話が。電話の向こうでは機関銃の音。パパはそれっきり行方不明。そんな折、夏希は幼なじみの俊太郎から週末に豪邸のパーティーに招待された。翌朝、招待客の高校生の一人が殺された。しかもこの豪邸は機関銃乱射事件の現場らしい。殺人事件との関連は?二つの事件の謎は深まって…。
学都リプサリアで、至高の神を描く聖像画家を目指し、十年の沈黙の行を続ける少女ノーマ。弟子入りを許されるまであと二カ月足らずとなったある日、ノーマは、神に似た容姿を持った学生、フォルカ・アスカリナと出逢う。その日以来、神に声を捧げた少女の心は少しずつ揺らぎ始めた。一方フォルカも、ノーマの祈る姿に心魅かれていき…。ノーマとフォルカの聖なる愛を描く、中世ロマン。
やっとの思いで取りつけた、パリ社交界きっての美女レイモンドとの交際を、家の破産で棒にふったパトリス。プレイボーイで野心家の彼に、親友ロベールは、資産家の娘で従妹にあたるというジュディットとの婚約話をもちかけた。だがその彼女、十七にして男嫌いの独身主義者だという。パトリスとロベールは彼女の性格を見越し、ある作戦をたて、ふたりしてジュディット邸をめざした、が…。
カリフォルニアのある穏やかな朝。ひとりの女が、見慣れぬ部屋で目を覚ます。かたわらには彼女の夫だと名乗る見知らぬ青年が付き添い、彼女の過去を少しずつ明かしていく。彼女がリズ・サンズボローという名を持っていること、CIAの腕利き工作員だったこと、「肉食獣」という名で知られる国際的な暗殺者に命を狙われていることを。いっさいの記憶を取り戻せぬまま、何者かの襲撃をうけたリズは、コロラドの山奥にあるCIAの極秘訓練所に送られ、カーニヴォアをとらえる作戦指令「マスカレード」に協力すべく、秘密訓練を受ける。が、わずかな記憶がよみがえってくるにつれ、他人に教えられた自分の過去に疑問を抱くようになる。いったい誰を信じればいいのか、どの情報を信頼すればいいのか、そして、ほんとうの自分は誰なのか?この暗闇を手さぐりですすむような狂気の仮面舞踏会の果てに、想像を絶する国際的陰謀が、彼女を待ち受けていた…。
「カレー大王」の異名をとる著者が、インドの家庭で、東南アジアの屋台で、美味しい!と思えば台所にはいりこみ、秘伝を聞き出し、試作を重ね、我家のメニューに加えた本場仕込みのカレー・レシピ集。この本は単なるクッキング・ブックではなく、カレーを讃える求道者のカレー諸国探訪記、香り高き黄金色の文化誌である。…さてと、今夜は何カレー?オールカラー文庫。
「…いまの、なんの音…?」でも、サキの問いに答える人はいなかった。あたし、工藤由香。みんなで出席した美術館のパーティーで、あたしたちは奇妙な物音を耳にしたの。あわててその場所に駆けつけてみて、みんな、仰天した。大理石の彫像が倒れて、木っ端微塵になっていたからよ。しかもその破片の山の中からは、世にも恐ろしいものがのぞいていた。それは腕だった。逞しい人間の腕だった。
多くの人がどうしてダイエット法に失敗したり、長続きできないのでしょうか。それは、従来のダイエット法が、「空腹のため疲労感・倦怠感がのこる」「栄養のバランスがよくないので体調をくずす」「ダイエットのための料理や運動に時間がかかる」「費用が高くつく」「味がまずいので飽きてしまう」などの問題点を、完全に克服できていないからです。それらのすべての問題を完全に解決したのが、本書のダイエット法です。
おいしいカレーがたべたーい!カレーマンは、きょうもどこかでだれかのために、おいしいカレーをつくっていますよ。
多くの日本人が子どものころから大好きなメニュー、カレー。なぜこんなにも日本人はカレーが好きなのか。カレー発祥の地、インドから紆余曲折を経て日本独自の味を作り上げていったカレーのおいしさの謎に迫る。
家庭とは家と庭を作ること。素人園芸家が体験中の庭作り大感動エッセイ。お役立ちHPアドレスほか最新情報も満載。
本書では、文系の著者が、まがりなりにもプログラムを書けるようになった経験に基づき、プログラム作りに必要な考えかたを、日常生活のできごとに置き換えて説明しています。