ブーフィユ:クラリネットのための室内楽作品集
ジャック=ジュール・ブーフィユの生涯については、残念ながらほとんど知られていません。同じパリで、チェコ出身のアントン・ライヒャがフルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットの5つの楽器による五重奏団を結成し、管楽器のための作品を発表しています。この五重奏曲はクラリネット奏者のブーフィユをはじめとする演奏家の質の高い演奏によって広く知られ、人気を博しました。
ブーフィユが残したクラリネットの二重奏と三重奏のためのこれらの作品は、この楽器のために書かれた最も魅力的で独創的な曲と言えます。本格的な作品で、高い技術を持った演奏者を想定して作られたものだったのかもしれません。
イタリアの著名なクラリネット奏者ルイジ・マジストレッリによって、これらの作品は初めて録音されました。クラリネット奏者と音楽愛好家の双方に喜びを与えてくれる演奏集となるでしょう。(輸入元情報)
【収録情報】
ブーフィユ:
● クラリネットとピアノのための二重奏曲 Op.4
● クラリネット二重奏によるボワエルデューの歌劇『白衣の婦人』序曲
● 3つのクラリネットによる三重奏曲 Op.8-1
● 三重奏曲 Op.7-1
● 三重奏曲 Op.7-2
ルイジ・マジストレッリ(クラリネット)
ラウラ・マジストレッリ(クラリネット)
クリスティーナ・ロマーノ(クラリネット)
クラウディオ・ブラッコ(ピアノ)
録音時期:2021年8月
録音場所:イタリア
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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クリスチャン・ツィメルマンが
同郷の作曲家シマノフスキの生誕140周年を記念した新作
昨年(2021年)のベートーヴェン・プロジェクトに続き、ツィメルマンが自身の故郷ポーランドのルーツに戻り、今年生誕140周年を迎えるカロル・シマノフスキのピアノ曲を演奏。
今作は2022年6月、ツィメルマンの友人である豊田泰久氏が設計を手掛けた、広島県福山市のふくやま芸術文化ホールにて録音されました。さらに、1994年に録音され、これまでリリースされていなかった『仮面劇』が、初めて収録されています。
ツィメルマンはシマノフスキの本質を表すレパートリーを通して、シマノフスキを偉大なピアノ音楽の作曲家として位置づけることを目指しています。
カロル・シマノフスキは1882年、ティモシュフカ(現ウクライナ)に生まれ、幼少期のほとんどをワルシャワで過ごし、当時のポーランド音楽界ではアウトサイダーのような存在でした。ウィーン、南欧、北アフリカ、アメリカなどを旅した後、独立したポーランドに戻り、自国の音楽的アイデンティティーの確立に力を注ぎました。ワルシャワ音楽院院長、音楽院長を経て、ピアニストとしてツアーに出ますが、健康を害し、1937年にわずか54歳で亡くなりました。彼の音楽は、生前はポーランド国外でより高く評価されていましたが、その後状況は逆転し、ワーグナー以後のロマン主義、中東の芸術や詩に触発されたオリエンタリズム、ドビュッシー、ラヴェル、スクリャービン、ストラヴィンスキー、そしてもちろんマズルカなどの作品に影響を与えたポーランドの伝統様式など、さまざまな影響を受けて生まれた彼の音楽は、最近ではその独自の声によって正しく国内でも認識されるようになっています。(輸入元情報)
【収録情報】
シマノフスキ:
1. 9つの前奏曲 Op.1から(第1番ロ短調/第2番ニ短調/第7番ハ短調/第8番変ホ短調)
2. 仮面劇 Op.34
3. マズルカ Op.50から(第13番/第14番/第15番/第16番)
4. ポーランド民謡の主題による変奏曲 Op.10
クリスチャン・ツィメルマン(ピアノ)
録音時期:2022年6月18-22日(1,3,4) 1994年5月14-21日(2)
録音場所:広島県福山市、ふくやま芸術文化ホール(1,3,4) コペンハーゲン、ティヴォリ・コンサートホール(2)
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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犬は言葉を理解できる。では言葉を使うことはー?言葉の遅い子供の支援に携わり、彼らと補助代替コミュニケーション(AAC)デバイスで会話してきた、言語聴覚士の著者クリスティーナ。ある日、彼女は生後八週間の子犬、ステラを引き取ることになる。チョコレート色の愛らしいミックス犬ステラと暮らすうち、著者は、人間の子供と子犬とで自分の言葉への反応がとても似ていることに気づく。ステラを言語聴覚士として介助したなら、何が起こるのだろう?こうして、クリスティーナの「犬に言葉を話すことを教える」という途方もない探究がはじまった!犬と話すーその夢は、実はこんなやり方で叶う。世界ではじめて人間と話した犬との日々を綴ったノンフィクション!
「新聞を黒塗りして詩を綴る」という斬新な手法で注目を浴びた著者が、クリエイティブな人生を送るための10原則を紹介!
世界中のティーンを魅了するディズニー・チャンネルの大ヒットドラマ「ハイスクール・ミュージカル」
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◆ディズニー・チャンネルでティーンに最も支持された2タイトル
「ハイスクール・ミュージカル」と「ディセンダント」がトリロジー・セットで登場。
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© 2022 Disney
パンダさんとネズミちゃんはとってもなかよし。はる、なつ、あき、ふゆ、きせつがなんかいめぐってもふたりはいつもいっしょにすごします。けれども、ネズミちゃんはときどきしんぱいになってたずねるのでした。「ねえ、パンダさん、どんなときもそばにいてくれる?」ふたりはとってもなかよし。でもネズミちゃんはときどき不安になるのでした。たいせつな人に会いたくなる絵本。
西暦2033年。南海地震に襲われた日本を中国が侵略し、東京の西側を掌握。東側はアメリカの管理下に置かれ、緩衝地帯にはASEANが駐留。東京は、もはや日本ではないー。国内では中国への反発が強まり、反中国の急先鋒である大臣が支持を集める。アメリカ大使館の連絡将校は日本の意図を探ろうと、平和維持軍のエマ・ヒガシ中尉を警視庁に送り込む。突然、経験のないアメリカ人と組まされることになり困惑する是枝都刑事だったが、エマを連れ神田駅殺人事件の捜査を開始する。特殊刺青片腕遺棄事件、中国要人子女誘拐事件、人体改造者鉤爪暴走事件…捜査を続けるうちに相棒として絆が芽生えはじめたふたりの前に、ヤクザ、そしてアメリカと中国の思惑が立ちはだかる。分割統治される東京を舞台にしながら日本の現在と未来を巧みに描き出す、連作科幻推理小説。
恐ろしいほどの才能が融合するとき、奇跡のサウンドが生まれる…。
ジョシュア・レッドマン、ブラッド・メルドー、クリスチャン・マクブライド、そしてブライアン・ブレイドという、現代ジャズ・シーンを牽引する4人の気鋭が集結した最高峰カルテットが、前作より約2年という短いタームで創り上げた新たな作品『ロングゴーン』が、アナログ盤でも登場! 様々な外的影響をジャズという言語で表現する、至高のサウンドがここに…!
<収録内容>
[Side A]
1. Long Gone
2. Disco Ears
3. Statuesque
[Side B]
1. Kite Song
2. Ship to Shore
3. Rejoice
恐ろしいほどの才能が融合するとき、奇跡のサウンドが生まれる…。
ジョシュア・レッドマン、ブラッド・メルドー、クリスチャン・マクブライド、そしてブライアン・ブレイドという、現代ジャズ・シーンを牽引する4人の気鋭が集結した最高峰カルテットが、前作より約2年という短いタームで新たな作品『ロングゴーン』を作り上げた! 様々な外的影響をジャズという言語で表現する、至高のサウンドがここに…!
<収録内容>
1. Long Gone
2. Disco Ears
3. Statuesque
4. Kite Song
5. Ship to Shore
6. Rejoice
ベズイデンホウト&FBOによる待望のモーツァルト協奏曲集、第3弾!
音楽する喜びに満ちた『ジュノーム』
クリスティアン・ベズイデンホウトとフライブルク・バロック・オーケストラ(FBO)によるモーツァルトの協奏曲集シリーズ第3弾の登場!これまでに第17番、ロンド K 386、第22番(2012年録音)、第11,12,13番(2014 年) がリリースされており、その後はベートーヴェンのピアノ協奏曲や、イザベル・ファウストとのバッハのソナタ集などでも素晴らしい演奏を聴かせてくれていましたが、「モーツァルトの再来」とも称されるベズイデンホウトによる待望のモーツァルト続編の誕生、ということになります。第9番『ジュノーム』と第18番という組み合わせは、女性に捧げられた2作という点で共通しています。
1777年1月に完成された『ジュノーム』は、第1楽章の冒頭からアレグロでオーケストラが短い問いかけをし、それにピアノが応える、という斬新な幕開け。『ジュノーム(Jeunehomme)』として知られていますが、当時プロのピアニストとしても活躍していたルイーズ・ヴィクトワール・ジュナミ(Jenamy)(モーツァルトの大の友人の娘)に捧げられたもの。終楽章のロンドでのベズイデンホウトの小気味よい指さばきと、ベズイデンホウトが展開する世界に一糸乱れず絶妙にからんで色を添えるオーケストラのうまさは格別です。
第18番は、1784年9月30日、モーツァルトの2人目の子供であるカール・トーマスの誕生日に完成されました。ウィーンに定住し始めて3年目のころで、音楽家(演奏・作曲) として認められ、生計を立てていく重要な手段として、ピアノ協奏曲を多く書いた時期でした。この1784年に完成したピアノ協奏曲は6作あるほどです(14〜19番)。さらに『後宮』とダ・ポンテ三部作の間の時期という、まさに神がかった時期の作品といえます。こちらも当時ピアニスト、そしてオルガン奏者、作曲家などとして活躍していたマリア・テレジア・フォン・パラディス[1759-1824]のために書かれたといわれています。第2楽章の『フィガロの結婚』のバルバリーナの有名なアリアを思わせる雰囲気の前奏につづいてベズイデンホウトが奏でる歌は実に雄弁。パッセージの間の取り方や、休符に漂う豊かな香りも絶妙で、ひきつけられます。終楽章での、FBOの面々が奏でる豊かな響きに包まれる喜びもまた格別なものがあります。(輸入元情報)
【収録情報】
モーツァルト:
● ピアノ協奏曲第9番変ホ長調 K.271『ジュノーム』
● ピアノ協奏曲第18番変ロ長調 K.456
クリスティアン・ベズイデンホウト(フォルテピアノ)
使用楽器:ヴァルター&ゾーン・ピアノ(ウィーン、1805年頃)のコピー(ポール・マクナルティ、2008年)
フライブルク・バロック・オーケストラ
コンサートマスター:ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ
録音時期:2021年5月
録音場所:フライブルク、アンサンブルハウス
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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