謎の事件の真相をすぐにいいあててしまうやさしい青磁色の目をした独身のおばあさんミス・ジェーン=マープル。もちまえの冒険心で事件に挑戦する陽気な2人おしどり探偵トミーとタペンス。クリスティの創造した探偵が活躍する短編4編と超自然現象をあつかった幻想・怪奇小説2編を収録。
ポストモダンの建築の旗手クリストファー・アレグザンダー。「パタン・ランゲージ」「センタリング・プロセス」などのキーコンセプトを次々と提出し、建築パラダイムの再構築を図るアレグザンダーの全体像を余すところなく描き出し、建築界のみならず、現代思想全般に衝撃を与える傑作評伝。
この本のページを数秒間、明るい光にあててください。すると、本の中の星座が暗いところで光ります。夜空を見ながら星座をさがすときに、とても役立ちます。子どもから大人まで楽しめる星座入門絵本。
ニューヨーク最大の動物病院AMCを舞台に人と動物との交流を通じて大都会の実相を活写する迫真のヒューマン・ドキュメント。すべての動物好きに捧げる愛と感動の物語。
結婚してひと月、メアリーはいなかの幸わせな生活にひたっていました-。夫がしまっていた古い新聞の切り抜きを発見するまでは。それは、7年まえに何人もの妻を殺した殺人容疑者の記事で、男の写真ものっています。だれかに似ていると思いましたが、それが夫のジェラルドだとさとって、メアリーはぎょっとしました。夫が殺人者だなんて。そのとき、門のあく音がきこえました。外出していた夫がもどってきたのです…。表題作のほかに、ツキに見放された若い男女が、意外な幸運を手にする「黄金の玉」「ジェーンの求職」の2篇を収録。
「クリスティ」に捧げた、25枚のイラストレーション。ひらいたかこのミステリアス・テイスト。
少女リネアが1年間の自然観察ノートをつづりました。たくさんの草花がはえてきます。そのかわり、たくさんの種をまいてあげなければいけません。ドイツ児童図書賞受賞。
本書は、初めて自転車をもらった少年が、悪戦苦闘の末、乗れるようになる過程を、ユーモアをまじえ、描き切っています。
『そして誰もいなくなった』『オリエント急行の殺人』をはじめ、多くの傑作を残した“ミステリの女王”アガサ・クリスティー。彼女は1890年、英国の海辺の避暑地トーキイで生まれた。空想好きで内気な娘だったアガサはどのように愛に目覚め、電撃的な結婚をしたのか。夫と共にでかけた世界一周貧乏旅行のてんまつ、不滅の名探偵ポアロはいかにして生まれたかー数々のエピソードを盛り込み、作家自ら語る知られざる実像。
『アクロイド殺し』の斬新なトリックは、ミステリ界に大論争を巻き起こした。だがその直後、アガサは突然失踪する。売名行為と非難されたこのスキャンダルの真相は。世界的ベストセラー作家があえて別名義で普通小説を書いた真意は。クリスティーが読者と家族のために仕組んだ最後の企みとは。いくつもの栄誉を受けながら、あくまでもひとりの女性として愛に生きた波乱の生涯を初めて明かした傑作自伝。
子どもにも、いろいろなやみはあります。教室ではすきな子のよこにすわれない。きらいなとなりの子からはさんざん意地悪される。朝はパパのところから学校へ行き、学校からはママのところへ帰る。夕方にはまたパパのところへもでらなくちゃならない。聞いているだけでもくたびれてしまいます。そんなアンナの力になってくれる人はいないかしら。いました。つよい味方の小人さんが…。アンナの耳の奥に眠たがりやの小人が住みつきました。さびしいときや退屈なときは話し相手になってくれるし、なやみごとには手をかしてくれます。でも、おせっかいがすぎて…。
小学中級から。
この本はスウェーデンで生まれました。日々の暮らしの中のささやかなちいさなちいさな感動を見逃すことなく伝えてくれる本です。
本書はスウェーデンで生まれました。日々の暮らしの中のささやかなちいさなちいさな感動を見逃すことなく伝えてくれるそんな本です。