私は夫マイケルと子供3人の5人暮らし。常にフェイスブックが人間関係の仲立ちをし、ネットが自分の感情や大切な人との距離を引き離していることにウンザリしていた。そこで31日間ースマートフォンをオフにし、電子メールを完全にやめた。その体験を手紙に記録し、友人のマリサ・ダックロウ宛てに郵送した。
「いまこの瞬間は世界一の名優」。暴かれた謎がすがるは茶番それとも綱渡り?名作がスラスラよめる!世界文学旅行へお連れします。
結婚して幸せに暮らしていたトミーとタペンスは、上司からある提案を受ける。英国に対するスパイ活動が疑われる“国際探偵社”の経営者になりすまし、秘密情報部のために探偵業をしてみないかというのだ。そんなわけで探偵社を引きついだ二人は、持ちこまれる数々の事件を古今東西の名探偵の捜査法を真似て解決する。ミステリの女王がおくるコンビ探偵ものの白眉、新訳決定版。
渡り鳥協会の大会で賑わうホテルの女性オーナー、ラークには気掛かりがあった。友人のカフェ店主エスターがホテルへのコーヒー豆の納入を、突然停止したのだ。その件を話し合う前に、バードウォッチングをしていたラークは、エスターが殺されるのを望遠鏡ごしに目撃してしまう!“野鳥に優しい”有機栽培コーヒーを商っていた彼女はなぜ殺された?鳥づくしのシリーズ第二弾。
名探偵エルキュール・ポアロは友人であるミステリ作家のオリヴァ夫人から、田舎の屋敷グリーンショアに呼び出された。祭りの余興である犯人探しゲームで、何か不穏な事態が起こりつつあるようだ。なんとか事件が起きるのを防いでほしいー原稿が完成しながらもある事情から発表されず、近年になって発見された幻の中篇がついに登場!
ベルギーの小さな村に侵入したドイツ兵士を、謎の爆発現象で吹き飛ばしたのは聖女と評判の修道女であった。まもなく、彼女は「死の猟犬」について謎めいた話を始めるが…。超自然現象とそれに絡む犯罪を描いた表題作をはじめ、幻想怪奇をテーマにした異色短篇11篇と映画化された名作短篇「検察側の証人」を収録。