知識を超える。過去と向き合い、心で感じる写真集。戦後50年記念国際共同出版。94年ドイツコダック賞・出版美術協会賞受賞。
本書は、初めて自転車をもらった少年が、悪戦苦闘の末、乗れるようになる過程を、ユーモアをまじえ、描き切っています。
「体系」が放棄され、「普遍的真理」が疑われる今、フランス哲学は複数的な真理の領域の再構築を試みる。人文社会科学・自然科学・芸術の問いかけと結びつく哲学的議論の現状を紹介。
『そして誰もいなくなった』『オリエント急行の殺人』をはじめ、多くの傑作を残した“ミステリの女王”アガサ・クリスティー。彼女は1890年、英国の海辺の避暑地トーキイで生まれた。空想好きで内気な娘だったアガサはどのように愛に目覚め、電撃的な結婚をしたのか。夫と共にでかけた世界一周貧乏旅行のてんまつ、不滅の名探偵ポアロはいかにして生まれたかー数々のエピソードを盛り込み、作家自ら語る知られざる実像。
『アクロイド殺し』の斬新なトリックは、ミステリ界に大論争を巻き起こした。だがその直後、アガサは突然失踪する。売名行為と非難されたこのスキャンダルの真相は。世界的ベストセラー作家があえて別名義で普通小説を書いた真意は。クリスティーが読者と家族のために仕組んだ最後の企みとは。いくつもの栄誉を受けながら、あくまでもひとりの女性として愛に生きた波乱の生涯を初めて明かした傑作自伝。
ノーベル医学生理学賞に輝いた著者が宇宙における生命の誕生、進化、その未来を壮大なスケールで描く生命科学の金字塔。
子どもにも、いろいろなやみはあります。教室ではすきな子のよこにすわれない。きらいなとなりの子からはさんざん意地悪される。朝はパパのところから学校へ行き、学校からはママのところへ帰る。夕方にはまたパパのところへもでらなくちゃならない。聞いているだけでもくたびれてしまいます。そんなアンナの力になってくれる人はいないかしら。いました。つよい味方の小人さんが…。アンナの耳の奥に眠たがりやの小人が住みつきました。さびしいときや退屈なときは話し相手になってくれるし、なやみごとには手をかしてくれます。でも、おせっかいがすぎて…。
本書は、堤中納言物語の一挿話を一人芝居にした脚本。集団のルールに入りきれない生き方をする人の辿る運命を描いた。
トンパは、赤ちゃん。知りたがりやで、元気いっぱいの男の子。お誕生日前の赤ちゃんのしぐさや動きを美しい水彩画で生き生きと描いた、フィンランドを代表する絵本作家の絵本。「最も美しい本」に選ばれています。1歳〜。
この本はスウェーデンで生まれました。日々の暮らしの中のささやかなちいさなちいさな感動を見逃すことなく伝えてくれる本です。
本書はスウェーデンで生まれました。日々の暮らしの中のささやかなちいさなちいさな感動を見逃すことなく伝えてくれるそんな本です。
ある夜、ポアロの部屋に下院院内総務と戦時内閣の閣僚が訪れた。明日、ベルサイユ宮殿で開かれる連合国会議を前に、イギリス首相が誘拐されたのだ。首相の欠席は最悪の結論を導くおそれがあり、24時間以内に発見しなければならない(「イギリス首相誘拐事件」)。「灰色の脳細胞」で事件を分析し、犯人の心理を洞察し、解決する名探偵エルキュール・ポアロ登場。
エジプト古墳の発掘にかかわった人間がつぎつぎに怪死する「エジプト墳墓の謎」、国際会議の直前に誘拐された首相の行方を追う「首相の誘拐事件」など名探偵ポワロの活躍を描く名作6編を収録。
プリマス行きの急行列車の客室で座席の下から女性の死体が発見された。巧妙にしくまれた殺人劇の謎にいどむ「プリマス行き急行列車」のほか「ベールの女」「二重の罪」などポワロの名推理7編を収録。小学上級から。