閑静な小村セント・メアリ・ミード村で殺人事件が発生。しかも場所はこともあろうに牧師館の書斎ー頑固な村の退役大佐が、射殺死体で発見されたのだ。やがて犯人と目される画家が自首したことから、事件は簡単に解決すると思われたが…せんさく好きの老嬢ミス・マープルが深い洞察力で真相に迫る長篇初登場作。
日本でもっとも「蛇拳マスター」の名にふさわしい武道家、龍飛雲がその奥義を徹底指南!基本理念や歴史、代表的な型(套路)から一発逆転の隠しワザまで、蛇拳のすべてがこの一冊でわかる。
ネズミのモリーは、人間の家の中に、きらきら光るものを見つけました。クリスマスツリーです。それがあんまりきれいだったので、自分たちのツリーがほしくなってしまいました。そこでモリーは、きょうだいたちと、森に、ツリーとかざりつけをさがしに行きました…。
イラクの遺跡を発掘調査中の調査団の中で、殺人が発生し、現地に居合わせたエルキュール・ポワロが捜査にあたることとなった。だが、犯人はもとより、殺人方法さえ定かでない。さしもの名探偵をも困惑させた事件は、ポワロの悪い予感が的中して、やがて第二の殺人へと発展する…!メソポタミアのエキゾチックなムードの中で、灰色の脳細胞が導き出した意外な真相とは何か。
投資信託会社社長の毒殺事件を皮切りにフォテスキュー家で起こった三つの殺人事件。その中に、ミス・マープルが仕込んだ若いメイドが、洗濯バサミで鼻を挟まれた絞殺死体として発見された事件があった。義憤に駆られたマープルは、犯人に鉄槌を下すべく屋敷に乗りこんだ。マザー・グースに材を取った中期の傑作。
その朝、新聞の広告欄を目にした町の人々は驚きの声を上げた。「殺人お知らせ申しあげます。12月29日金曜日、午後6時30分より…」いたずらか?悪ふざけか?しかしそれは正真正銘の殺人予告だった。時計の針が予告の午後6時30分を指したとき、銃声が響きわたる!大胆不敵な殺人事件にミス・マープルが挑む。
推理作家のオリヴァ夫人を迎えたハロウィーン・パーティで、少女が突然、殺人の現場を目撃したことがあると言いだした。パーティの後、その少女はリンゴ食い競争用のバケツに首を突っこんで死んでいるのが発見された!童話的な世界で起こったおぞましい殺人の謎を追い、現実から過去へと遡るポアロの推理とは。
リチャードは殺されたんじゃなかったのーアバネシー家の当主リチャードの葬儀が終わり、その遺言公開の席上、末の妹のコーラが無邪気に口にした言葉。すべてはその一言がきっかけだったのか?翌日、コーラが惨殺死体で発見される。要請を受けて事件解決に乗り出したポアロが、一族の葛藤の中に見たものとは。
聖夜に惨劇は起きた!一族が再会した富豪の屋敷で、偏屈な老当主リーの血みどろの死体が発見される。部屋のドアは中から施錠され、窓も閉ざされているのに、犯人はどうやって侵入したのか?休暇返上で捜査にあたるポアロは被害者の性格に事件の鍵が隠されていると考えるが…クリスマス的趣向に満ちた注目作。
本書は化学および化学と関連する分野を学ぶ学生のために書かれた教科書である。分析操作の初歩的な記述から応用までを学ぶ立場に立ってていねいに解説。
本書では、SMTPの原理、メールのフォーマット、日本語メールで避けて通れない文字化け防止といった基本から、具体的なサンプルを使った日本語メールの送信方法についてまでを解説している。PHP/Java/.NET Framework/Perlといった、よく使われるフレームワークや処理系で同じ1つのサンプルを作っているので、比較検討にも役立つ一冊となっている。
ふたりで学べば…楽しいので長続きするひとりよりずっと進歩が速い。親子で、きょうだいで、友達同士で…。日本人同士で楽しみながらできる英会話練習を紹介します。日常会話に役立つ表現を使ったゲームやゲーム感覚の練習が満載です。どんどんしゃべって勉強して覚えた英語を自然に使えるようにしていきます。本書では、ふたりで練習する安心感や楽しさと、ひとりで英会話の勉強をしていたのでは味わえない進歩が同時に体験できます。
ペンギンタミーノは、「愛」を求めて南極から長い長い旅に出発した。それはおかしなおかしな大冒険の連続だった。その旅のなかで、タミーノは不思議な運命に導かれてもっとも美しいものを見つけた。それはー。
考古学者と再婚したルイーズの元に、死んだはずの先夫から脅迫状が舞いこんだ。さらにルイーズは寝室で奇怪な人物を目撃したと証言する。が、それらは不可思議な殺人事件への序曲にすぎなかった…。過去から襲いくる悪夢の正体をポアロは暴くことができるのか?中近東を舞台にしたクリスティー作品の最高傑作。
フランスの片田舎に住むイギリス人の大富豪から、ポワロに「わたしを助けてほしい。」という手紙が届いた。依頼人のルノー氏が住むジュヌビエーブ荘に到着したとき、すでにルノー氏は短剣で刺殺されていた。ルノー氏の夫人、息子、謎の手紙をのこした女、南米からきたらしい怪しいふたりの男…被害者のまわりには、疑わしい人物の影が、ひしめいていた。事件の闇は深そうだ。小学上級から。
フランスに滞在する富豪ルノーが、ゴルフ場で何者かに刺殺された。ポアロが事件を担当することになるが、パリ警察の名刑事ジローも捜査を開始する。ふたりは、知恵比べをしながら調査をしてゆくことになるが、まもなく富豪殺しと同じ凶器で浮浪者が殺害される事件が発生した。はたして、両事件に関連はあるのか。
高名な科学者エイモリー卿の邸宅の金庫から極秘書類が盗まれた。卿は名探偵エルキュール・ポアロを呼び寄せる一方で、邸内にいた容疑者全員を集め、書類の返却を迫る。だが…劇作家としても高い評価を得ているクリスティーが、初めて手掛けたオリジナル戯曲「ブラック・コーヒー」と、幻の傑作「評決」を収録。
父親を亡くしたばかりのアンは、ロンドンの地下鉄ホームで妙な事件を目撃した。外国人の男が何かに驚いて転落死し、それを見取った怪しい医者が暗号らしきものの書かれた紙片を落としていったのだ。冒険心に富むアンは、事件の謎を解くべく一人、鍵を握る南アフリカ行きの客船に飛び乗るが…胸躍る冒険ミステリ。