ソリストの許可がおりず、やっと出たアルバム。演奏は素晴らしい。強弱、硬軟、濃淡など、音楽がどのように変わろうとも、ツィマーマンはその磨き抜かれた技巧で、ものの見事に描き分けている。小澤の伴奏もソリストにぴたりとつけ、響きもほぼ理想的。録音も良い。★
3曲ともブーレーズの指揮だが、オケと独奏者が曲ごとに違うバルトークのピアノ協奏曲全集。“人材配置”にも納得。オケでは何かと後回しにされる打楽器セクションの扱いが見事で、その雄弁さとシャープさは作品の本質を際立たせる。特に2番がいい。★
昨年、結成500周年を迎えたウィーン少年合唱団のベスト盤。後半には「イパネマの娘」や「スカボロー・フェア」などの世界各国の名曲が並び、誰でも気軽に楽しめる。ジャケット写真(合唱団の制服を着たテディ・ペア)もとってもキュート。プレゼントにも素敵。
最新アルバムに合わせてリリースされる94〜2000年にかけてのプロモ・クリップ集。DVDオリジナル特典は「イングヴェイ写真集」。
99年にデビューするやいなや、あれよあれよという間に世界の歌姫となった彼女のクリスマス・アルバム。新しい世代のクリスマス・ソングを中心に編まれた、スウィートな仕上がりになっている。
大人気シンガー、クリスティーナ・アギレラのビデオ・クリップ&ライブ映像集。「ジニー・イン・ア・ボトル」をはじめとするヒット曲が満載。歌唱力のみならず、その高いパフォーマンス能力が伝わってくる。
クリスマスのアドヴェント(待降節)コンサートの模様を収録。古楽演奏の草分けの1人、アーノンクールが手兵VCMや若手の優れた歌手陣を率い、バッハの真髄に迫る。
2003年夏に行なわれた“星空のライヴ”の模様を収録したライヴ盤。シンプルなアコーステック・セットにより、彼女の伸びやかな歌声の魅力をあらためて実感することができる。「Everything」など、聴きなれたシングル曲の貴重なアコースティック・ヴァージョンが聴けるのも嬉しい。
ヒッチハイクと売春の生活に疲れ果てたアイリーンは、フロリダのバーで一人の女性と出会う。互いに惹かれ合う彼女たちだったが……。実在の女性死刑囚の半生に迫るサスペンス・ドラマ。
原作者のトーベ・ヤンソンが監修した『ムーミン』のパペット版アニメーション。パペット化によって、ムーミン谷のキャラクターたちのほのぼのした温かさが際立っている。シリーズ全78話を収録。