本書は、生徒が自ら行えるように、身近な器具や材料を用いた、安全でおもしろい化学実験61テーマを紹介している。やって楽しい、見ておもしろい実験を精選した。また、それぞれの実験に対し、教師のために役立つ“アドバイス”や安全対策としての指針も併記している。
自閉症児のエイドリ、14歳まで数ヶ月。彼女は心の世界からの使徒。未知の世界への扉が、今、開かれる。感動のスピリチュアル・ノンフィクション!外界とのいっさいのコミュニケーションを拒んでいた自閉症児、エイドリ。彼女はタイプライターを介した新しいシステムで、十年間閉ざされていた内面世界を伝えはじめる。エイドリは生まれてきた理由を語り、人生の意味について言葉をつむぎはじめる…。自閉症の克服から始まる、知られざる心の世界。
もっとも細密に解きあかした、あなたの365日の決定版!あなたの知りたい“その日”がわかる!自分の恋愛・相性・結婚・仕事・お金・ラッキーアイテム…星がおしえるココロの不思議。
人気カルト作家の「ぶっとい人生」を凝縮。日本語版特別編集として、早分かり年表、ブックガイド、エッセイ(作家、角田光代)も網羅したブコウスキー本の決定版。
本書には、試験に必要となるスキルとタスクがすべて凝縮されています。MOUS受験を目前に控えた方が自身のスキルを確かなものにできるよう、理解しやすく章立てました。
僕はゲリラ・フィルム・メイカー!『空飛ぶモンティ・パイソン』『未来世紀ブラジル』『ラスベガスをやっつけろ』反逆とアート、宗教と神話、パロディと精神分裂、映像の予言者ギリアムのすべて。
「今月21日、アンドーヴァーに注意されたし」という内容の挑戦状が送られてきた。予告どおりアンドーヴァーで、Aの頭文字を持つアリス・アッシャーという老婦人が殺される。続いて第2、第3の挑戦状が届く。ベクスヒルではBの頭文字を持つベティ・バーナードが、チャーストンではCではじまる名前を持つカーマイケル・クラーク卿が殺害される。どの殺害現場にも「ABC鉄道案内」が残されていた。はたして犯人は、アルファベット順にこだわって犯行をかさねる偏執狂なのか?犯人のねらいは?そして「ABC鉄道案内」に隠された意味は?本書は、ポアロが活躍するシリーズとしては第13作目にあたり、クリスティの代表作のひとつに数えられている。
小さな、静かな村で事件が起こった。富裕な未亡人のフェラーズ夫人が自殺し、富豪のアクロイド氏が殺されたのだ。第一線を退き、村でカボチャ栽培に励むポアロは、被害者の姪から事件の解明を依頼される。容疑者は、被害者身辺の人間らしい。ポアロは、隣家のシェパード医師を助手に、数少ない手がかりから犯人を推理する。そして意外な結末が…。本書は、発売と同時に、結末をめぐってフェアかアンフェアかの大論争を引き起こした話題作で、クリスティの傑作の一つ。
ミス・マープルの家に、甥のレーモンドをはじめ、元警視総監や弁護士、牧師、女流画家の6人が集まりました。6人は「火曜クラブ」を結成。火曜の夜、迷宮入り事件を語り、推理しあいます。小説家のレーモンドは、金塊をつみこんだスペインの沈没船のことを聞き、コーンウォール州の海岸の村へ訪れた話をはじめます。そこでは、ロマンチックな金塊さがしの話が現実に起こっていました…!レーモンドが巻きこまれた事件の真相は?他『火曜クラブ』『すばらしいメード』『管理人の老女』を収録。
ミステリの女王クリスティーが世を去って、四半世紀。研究者の間では、新聞や雑誌に掲載されたきり埋もれてしまった、幻の作品の存在が囁かれていた。ファンにとっては垂涎の的と言えるその作品群を発掘したのが本書である。イギリス北西部に浮かぶマン島という小さな島が観光促進を狙って企画した宝探しの懸賞小説である表題作をはじめ、ポアロやクィンの謎解きミステリ、心理サスペンスなどバラエティーに富んだ全十篇。
美と平和を愛する若き王アクナーテン、美しい王妃ネフェルティティ、暗躍する大神官メリプタハ、国家のために主君を裏切る将軍ホルエムヘブ、伝統信仰の復興を誓うツタンカーメン-古代エジプトの宗教改革とその悲劇を描き、著者自身「わたしの大好きなものだった」と述懐した波瀾万丈の歴史ロマン!考古学者の夫の発掘調査に同行して、オリエントに関する作品を次々と発表していた時期に書かれた幻のオリジナル戯曲。
冷たい霧が立ち込める真夜中。車のタイヤを溝に落とした男は、助けを求めて訪ねた屋敷で射殺死体を発見する。傍らには被害者の夫人が拳銃を手に立っていた。「気晴らしだった」と言う彼女は本当に夫を殺したのか?練りに練ったプロットとあざやかなどんでん返し。ミステリーの女王の名作戯曲を最新小説化。
オトコにお金をまかせているあなた。もう、7つの神話は捨てなさい。景気低迷の今だからこそお金について考えて、上手につきあう方法を学ぼう。
新装増補版である本書では、1990年の『メイド・イン・ミラノ』以降の作品について、スコセッシ本人の言葉が新たにまとめられている。『グッドフェローズ』に始まり、『ケープ・フィアー』『エイジ・オブ・イノセンス』『カジノ』『クンドゥン』『救命士』と続く九〇年代は、スコセッシにとってとくに意義深い10年だったように思われる。映画作家としての彼の歩みが、さらなる広がりをもって映しだされることとなった。
「ユダヤ系アメリカ人女性が夕食のためによくすることは?」「レストランの予約」-。エスニックジョークは、異文化への好奇心が描き出す「異質な隣人」のカリカチュア。吝嗇なスコットランド人、おバカなアイルランド人、学力偏重のユダヤ人など、熟成されたスクリプトの諧謔精神を読む。
厳寒の季節に似合わず国際列車オリエント急行は世界各国からの乗客でいつになく混んでいた。一癖も二癖もある乗客たちが作る異様な雰囲気のなか、雪で立往生した車内で、老富豪が何者かに刺殺された。名探偵ポアロが腰を上げたが、乗客のすべてには堅牢なアリバイがあった…大胆なトリックに注目の著者の代表作。
イラクの遺跡を発掘調査中の調査団の中で、殺人が発生し、現地に居合わせたエルキュール・ポワロが捜査にあたることとなった。だが、犯人はもとより、殺人方法さえ定かでない。さしもの名探偵をも困惑させた事件は、ポワロの悪い予感が的中して、やがて第二の殺人へと発展する…!メソポタミアのエキゾチックなムードの中で、灰色の脳細胞が導き出した意外な真相とは何か。